埼玉ではダントツのモダンフレンチ
浦和駅からは少し離れるが県庁の裏手、17号沿いに2019年に開店したフレンチ。
多くのレビューアーの投稿を見て予約。家族で土曜のランチで訪れた。
モノトーンなのに明るく清潔でセンスが光る店内は半分ほどがオープンキッチンになっていて自信のほどが窺える。店内に入った瞬間、脳にまで届く美味しそうな香りが充満していた。
シェフのご出身は多くの方が触れているので敢えては触れないが、モダンフレンチ、イノベーティブフレンチなどの旗手とされる井上シェフが手掛けるコースは楽しみでならない。
この日のランチコース(¥6,600税込)は
・ツナ×いんげん
・とうもろこし×フルーツトマト
・葱×鴨油
・丸茄子グリーンカレー
・太刀魚
・本日のお肉(埼玉種畜牧場のスーパーゴールデンポークを選択)
・桃×すもも
音楽好きなシェフの趣味が随所に散りばめられていて、スターターのツナ×いんげんはEPレコードが皿に。コースの始まりを告げる針を落とす。ダイヤモンドがモチーフな一品になって登場。これ、ホント美味しいです。
次はスープ。こんな濃いトマトがあるのかと思わせるガスパチョ風冷静スープ。上にコーンのアイスが浮かんでいて、併せていただくと未体験のスープに。鷲掴みされてしまう。
葱を活かす為に鴨油を利用する料理。これはれっきとした一皿。葱は深谷産で甘くて香りも高い。
次の丸茄子×グリーンカレーは、和の丸茄子とイタリアンな鴨のリゾット、そしてグリーンカレーでタイ料理。これらの融合だが全てを超えたSALT料理。
太刀魚は丁寧にした処理が施されており、オクラの仲間、「ダビデの星」が添えられて白味噌(?)をアレンジしたソースと合わせていただく。太刀魚が苦手な方はこの料理に出会えば180°変わるはず。素晴らしい。
本日のお肉は豚料理。そんなぞんざいな表現では片付けられないほどレベルの高いスーパーゴールデンポークのグリル。まだ赤味が残った状態で提供される技の高さ。脂身が美味しくて肉本体も柔らかく超絶に美味しい一皿。添えられてるポテトもインカのめざめ。
デザートは「すももも桃もモモのうち」というコンセプトのシェーブアイス的一皿。桃そのものとスモモのジュレ、スモモなどにモモ味のシェーブアイスがかかって、これだけでも来た甲斐があったと納得させられる締めだった
食後のコーヒーだって3カ国の豆を爽やかにブレンド。久しぶりに後味の良い食後にふさわしい美味しいコーヒーをいただいた。口直しの小菓子も温かく、どこまでも客を喜ばせてくれる気持ちが嬉しい。
また、寄らせていただきたくなる名店である。
店名 |
RESTAURANT SALT(RESTAURANT SALT)
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类型 | 创新高级料理、法式 |
预约・查询 |
050-5600-9668 |
预约可/不可 |
可预订
3歳以下のお子様のご入店をお断りしております。 |
地址 |
埼玉県さいたま市浦和区高砂4-4-19 TACビル1F |
交通方式 |
从JR“浦和站”西口徒步12分钟 距離浦和 937 米 |
营业时间 |
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预算 |
¥15,000~¥19,999 ¥6,000~¥7,999 |
预算(评价总数) |
¥15,000~¥19,999¥6,000~¥7,999
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付款方式 |
可使用卡 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 无使用电子钱 无使用二維码支付 |
服务费收费 |
個室料、お一人につき1,100円を頂戴いたします |
座位数 |
26 Seats ( 宴会、宴会时站席:26人就座:26人) |
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个人包厢 |
可能的 可容纳2人、可容纳4人、可容纳6人 小学生以下的孩子带您去单间。在单间用餐的客人,每人1,100日元。 |
包场 |
可能的 可接受20人以下 |
禁烟・吸烟 |
严禁吸烟 |
停车场 |
不可能 附近有投币式停车场 |
空间、设备 |
有吧台座位 |
酒水 |
有日本清酒,有葡萄酒,对葡萄酒讲究 |
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料理 |
对蔬菜菜式讲究,对鱼类料理讲究 |
此时建议 |
许多人推荐的用途。 |
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位置 |
神秘不为人知的餐厅 |
服务 |
可提供庆祝・惊喜的服务,可自带饮料 |
关于儿童 |
接待儿童(接待小学生),提供儿童菜单
谢绝3岁以下的孩子进店。小学生以下的孩子带您去单间。在单间用餐的客人,每人1,100日元。 |
服装规定 |
无 |
网站 | |
开店日 |
2019.2.14 |
电话号码 |
048-829-7205 |
前回は真夏の訪問でしたので、冬の素材での料理を堪能したく予約して訪れた。
週末のランチだからか、100%の満席。心地よいJAZZが流れている中、重厚なカトラリーの重なる音に楽しそうな会話の音など、食事以前に素敵なお店だ。
昼のコースは下記の通り。
・スターター:鴨レバー×りんご
クルトンに幸手産の鴨レバーのパテ、そしてりんご。りんごはシードルと五香などを合わせたオリエンタルな風味。
・スープ:オレンジカリフラワー×蟹
さいたまヨーロッパ野菜研究会のオレンジカリフラワー、ウイキョウ、カラマンシービネガーなどで味を整えた蟹のスープ。複雑な味付けで、一口目、二口目と口の中で変化を楽しめる。
・葱×鴨油
SALTのシグネチャーである深谷ねぎのロースト。竹炭にネギの焼き炭までもスパイスとして利用する一品。
・牛肉×卵
武州和牛のすき焼き風リゾット。温泉玉子に黒舞茸、最上級のすき焼き肉と下には春菊のリゾットが敷かれてあり、それぞれを混ぜながら頬張る。絶品。
・ひらすずき
一番出汁とミルクを合わせたソースと緑のラテン風味のソース。淡白な白身魚だが脂も乗ってるし弾力もあり、皮目の焼き加減も最高で美味であった。
・本日のお肉
武州和牛ほほ肉の赤ワイン煮込みかランプ肉のステーキ(+2,000円)から選択。
速攻で赤ワインの煮込みを選択。冬はやはり煮込んだとろとろのお肉を食べたくなる。想像を超える塊肉のフォルム。しかしナイフを入れた際の柔らかさは驚きで、口に入れて更に驚く。添えてある野菜も絶品。
・デザート:みかん
みかんをここまで洗練されたデザートにしたものは見たことがない。味も見た目も天晴れ。
・食後のコーヒーとお茶菓子(チョコレートカヌレとフィナンシェ)
ここまで一切手を抜かない料理の数々には感服である。いわゆる食レポ的な感想のボキャブラが乏しく申し訳ないと思うが、大変満足していることだけはお分かりいただければ幸甚だ。