一線を画す、茹で焼き餃子 : Chuuoutei

久々に沼津へ、お目当ては「中央亭」さんの餃子です。テレビや雑誌なんかの取材も数多く受けている有名店ですが、有名になるにはそれなりの訳があります。

やはりこちらの餃子は一味も二味も違います。美味しい餃子はいろんなところに沢山ありますが、同じ土俵ではありませんね。
そもそも作り方が違う。焼きながら茹でる。だからフニャフニャ。餃子の羽根？なんですか？それ。
パリパリサクサクの対極にいる孤高の餃子。
「そんなフニャフニャ餃子、美味いの？」
これが美味いから困っちゃうんです。

具はギッシリと重い。特性タレに一味唐辛子をひと振り。このタレをたっぷりつけて一口。口一杯に具の旨みと甘みが溢れ出ます。
そしてご飯、そして餃子、そしてご飯…。無限ループの始まりです。

私は専門的なウンチクは持ち合わせていませんので、これが餃子なのか？と問われると正直答えられません。
でも美味いんだから、まぁいいじゃないですか。
美味しいもの食べて、幸せになりましょ

久しぶりに沼津の「中央亭」さんで餃子を頂きます。
移転してからは初めて。

まだ11:30なのに、看板よりも行列を先に見つける始末。相変わらず人気ですね。
待ってる間にお姉様が注文と名前を聞きに来てくれますが、
メニューは餃子しかありませんから迷いません。
私は餃子 8個、奥さんは 6個。共にライスは普通盛りで。

いろんなところで餃子を食べてますが、沼津以外でこの見た目はありません。
パリパリやサクサクではなくフニャフニャ。たっぷりとおつゆを吸った餃子はもはや天心。皮は既に溶けかけていて、「焼き」というより「茹で」の方がしっくりきます。
おつゆをしっかり吸った肉メインのタネ。ガツンと旨みを感じますが、くどさは無し。
私はタレに少々一味を振るのがオススメ。味がピリッと締まり、食欲が一層増します。

お会計の際も「しゅんしゅんパパさん、ありがとうございました〜」とわざわざ名前を呼んでくれます。ちょっとした事だけどなんか嬉しい。お姉様達のホスピタリティに感激です。

「パリパリじゃなきゃダメ」という方にははっきり言って不向き。こればかりは好みの問題ですからね〜。
でも『餃子』の概念を壊したい方には、絶対オススメ。
餃子の定義とかそんな小難しい事抜きにして「結果旨けりゃイイじゃん」という事に気付かされる一品でした。