官方消息
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知らない幸福、知る不幸
2023.7.
知らない幸福、知る不幸/北島亭
胡瓜とミントの冷製スープ
シャリシャリとした胡瓜の食感の中、ミントの香りが仄かにして、実に爽やか。
新玉葱のタルトフランベ
千切りされた新玉葱の甘味とクミンのスパイシーな風味が口の中に広がります。
北海道産 生ウニのコンソメゼリー寄せ カリフラワーのムース♡
生ウニは北海道根室産、上には秋田県産のじゅんさいと穂紫蘇が彩ります。
久しぶりに味わうスペシャリテは確りとしたコンソメのコクの中、ウニの旨味とカリフラワーの濃厚さが混ざり合うことで一体化して完全なる旨味へと昇華します。さすがは不動のスペシャリテ。素晴らしい美味しさと存在感があります。
ハンガリー産 フォワグラのポワレ シェリーヴィネガーのクリームソース♡
ドーン!とトウモロコシのガレットの上に鎮座するフォワグラの圧倒的なボリューム感が素晴らしく、まさにちょうど火が通ったという絶妙さが凄い。フォワグラの旨味と甘味、そしてそれを上回るトウモロコシの甘味が折り重なり、シェリーヴィネガーの酸味がより甘味のハーモニーを口の中で強調させます。
青森県産 あいなめのポワレ クリームソース仕立て♡
皮目にはセロリとクミンを乗せて焼き上げ、添えてあるのばビーツとインゲン。ソースは魚の出汁とクリームとドライトマト。
ふわりとした身に対して、パリッとした皮がとても印象的で、セロリとクミンの風味がより食欲を掻き立てます。ソースを絡めていただくと、旨味の累乗が感じられて美味しい。
オーストラリア産 仔羊背肉の香草パン粉焼き 仔羊の煮込み添え♡♡
カットされた仔羊の背肉の何とも艶やかで惚れそうです。撫でるように切って、口に入れると、羊らしさもありつつも肉汁がドッパーンッと溢れ出します。凄いとしか言いようのない美味しさ。
そして、別皿の『仔羊の煮込み』もまた絶品。確りと煮込まれた仔羊はプルプルと震えるような柔らかさで、トロトロな夏野菜と共に食べれば至福の味わい。
クレーム・ブリュレ♡
迷いましたが、定番のデセールを。ひと匙掬うだけで、たっぷりと入れられたヴァニラビーンズの甘い香りが立ち上ります。
ミニャルディーズ
トドメのミニャルディーズは、サブレ・ドフィノワ・クロカンオザマンド・ノワドココ、どれも手抜きなく作られていて、美味しい。
久しぶりにやってきた四谷の老舗フレンチ「北島亭」。言わずと知れたオーナーシェフの北島 素幸さんが1990年にこの場所にオープンしてから30年以上、この地で移転も改装もせずに今も尚、多くの人の心と胃袋を掴んでいるフレンチレストランです。大石さんが独立されてメニューは減ったものの、その味わいは不変たる王道フレンチであり、圧倒的なボリュームであり、料理の1つ1つがまるで日本刀のような鋭さと美しさがあり、何よりも美味しい。食べ終えた客は皆、笑顔になるのは必然ですが、見送って下さる北島シェフの満面の笑みはまたここに来たいという思いに繋がります。
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知らない幸福、知る不幸
2022.1.
力強くも繊細に
真冬は非常に好きな食材が多くなって、お店選びも悩んでしまいます。今回はガッツリとフレンチを食べたくなってやってきたのは、四ツ谷にある「北島亭」。日本のフランス料理界のレジェンドの1人である北島 素幸さんのお店です。最近、皿を埋め尽くすほどのボリューム感はそのままに、より素材の旨味を活かす味わいで、更に美味しくなったと密かに話題になっていたので非常に楽しみ。今回もランチ利用で、基本的に3品にしようと思いましたが…
Le menu du jour
下仁田葱のキッシュ♡
サクサクなパイの中で、トロトロのアパレイユとジューシーな下仁田葱の甘味と香りが広がります。
ホワイトマッシュルームのクリームスープ♡
口を近づけると香るマッシュルーム、ファーストアタックはガツンとくるマッシュルームの味わいで、その後にクリームの優しさが広がります。
天草産 ホロホロ鳥のパテアンクルート♡
外側のパイ生地はサクサク、ギュッと旨味が濃縮したホロホロ鳥の味わいの中で、パテ生地には黒トリュフとフォワグラも入っているので、ひと口毎に変わる味わいが魅力的。
北海道産 まだらの白子のパイ包み焼き トリュフ入り♡
「北島亭」の白子と言えば、『白子のムニエルトマトソース』が定番と思っていましたが、見たことのないメニューだったので注文。
供された料理は、なんとパイ包みのスープ仕立て。バター香るパイをサクサクと突き崩すと、ふわりと黒トリュフとスープのいい香りが漂います。フュメドポワソンのクリームスープの中にあるのは、白子・鴨のつくね・百合根・黒トリュフ・三つ葉。鴨のつくねは旨味がたっぷりで、ゴロゴロと入っている白子はとてもクリーミーで、実に美味しい。新しい魅力的な料理です。
ヒゲダラのポワレ 柚子香るブールブランソース♡
供されると柚子の香りが華やぐ皿には、ベーコンと共に焼き上げたヒゲダラを白菜の煮汁を使ったブールブランソースでいただきます。
カトラリーを跳ね返すようなヒゲダラは口の中でもプリプリとした食感で、仄かな塩味と甘味のある白菜、そして苦味のある菜の花でより際立つヒゲダラの旨味が映えます。ブールブランソースですが、全く重くなくて素材本来の味わいを楽しめるような仕立てで、「北島亭」のイメージがガラリと変わるひと皿。
丸ごと一羽 伊達鶏のドゥミドゥイユ風♡
冬の名物料理と知りながらも、初となる伊達鶏を丸ごと一羽味わう『ドゥミドゥイユ』。「半喪服」という意味を持つこの料理は、真っ白に仕上げた素材に黒のトリュフを合わせることから名付けられたそうで、黒トリュフシーズンには食べたい冬のご馳走の1つです。
供された皿の上には、スライスされた黒トリュフと多くの野菜の中に隠れているかのような胸肉があります。口にすると、皮のプルプルとした食感の中で胸肉は超絶にしっっっとり!そして、何よりも驚いたのがソース。超絶濃厚なクリームソースを想像していたのですが、鶏の旨味を全面に出したブイヨンのような感じ。鶏本来の旨味も活かしており、鶏が美味しすぎます!
柚子のグラニテ
口直しのグラニテは、爽やかな柚子。一気にリフレッシュできます。
洋なしの赤ワインのコンポート シナモンアイス添え
真っ赤に染まった洋なしの大人の甘さとシナモン香るアイスが個別に食べても、一緒に食べても美味しい。
ミニャルディーズ
サブレ・ドフィノワ・クロカンオザマンド・ノワドココと定番のミニャルディーズ。店内は勿論、食べきれなかったら持ち帰って自宅でも余韻に浸れます。
久しぶりの「北島亭」。以前に比べると、メニュー数は減りましたが、それでも「どうしよ?アレもコレも食べたい!」と思える悩ましい料理ばかりで選ぶ楽しみがあります。そして想像しえるドッシリとした重厚なフレンチではなく、素材の旨味を研ぎ澄ますような味わいで、実に軽やかで美味しい。クラシック=古めかしいと思われがちですが、歴史に名を残すようなクラシックフレンチの料理はやはり美味しい。それを現代に合うように体現される北島シェフの料理は心打つ美味しさがあり、元気をくれる感じがします。今回もご馳走様でした!
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知らない幸福、知る不幸
2021.8.
SNSのTLに流れる料理の写真。「そういえば、最近は行けてないな」と思い、ダメ元で予約電話をしてみると空いていたので、早速やってきたのは四ツ谷にある老舗フレンチレストラン「北島亭」です。さほど頻繁にフレンチは食べないので、たまに食べる時は「これぞフレンチ!」という料理が食べたくなり、今も尚この業界を牽引してらっしゃる北島 素幸シェフが作り出す力強く骨太な味わいを求めてしまいます。
今回のメニュー
赤座海老のビスク
まずはアミューズのスープ。舌の上で濃厚な赤座海老の旨味が広がり、後味はクリーミーで驚くほどに軽いです。
仔羊と豚肉のピザ
仔羊と豚肉のミンチを茄子と合わせて、ピザ仕立てにしたもの。トロトロな挽肉が旨味たっぷりで実に美味しく、トマトが爽やかに味を締めています。
アワビと松茸のサラダ仕立て~クミン風味~♡
この時期に食べてみたいと思っていたひと皿。クミンの香りを纏うアワビは柔らかく、対して松茸はギッチリと詰まってモキュモキュと心地よい音を立ててくれます。トレビスを食べると苦味で口の中をリセットでき、無限に食べれてしまうほどに美味しい。食べられて良かったです。
蛤・車海老・帆立・アサリのナージュ仕立て♡
極旨スープの中で泳ぐような蛤と車海老が特に印象的。大きな蛤はとてもぷっくりとして柔らかく、絶妙な火入れが素晴らしい。全体的に甘めの食材をトマトの酸味でグッと締めていて、最後の一滴まで美味しい。
茨城県産あいなめのポワレ 大きなラタトゥイユ添え♡
あいなめの皮目はカリッと心地よい歯応えがあり、身は極上のフワフワ感で咀嚼の度に旨味が溢れます。たっぷりと盛られたラタトゥイユも美味しく、トマトの酸味の中で食べ進める度に旨味の輪郭がハッキリとしてきます。味変でアイオリアソースも添えられており、大ボリュームでもペロリと食べれてしまいます。
A5松坂牛 ランプ肉のステーキ ロッシーニ風♡
今回の肉料理は、久しぶりにロッシーニにしました。A5ランクとはいえ、適度な脂があるランプ肉なので、濃厚なフォワグラと合わせてもさほどクドくなりません。綺麗にロゼ色に焼き上げられたランプ肉はシルキーな口当たりながらも確りと咀嚼できる肉質で、口の中はその肉の旨味で溢れかえります。更に黒トリュフの香り、フォワグラの濃密さが加わることで食べる度に至福の時間が流れ、実に素晴らしい!最近はなかなかロッシーニという仕立ては見ることが少なくなってきましたが、食材×食材が織りなすクラシックで重厚な味わいは実にフレンチらしい。古めかしいかもしれませんが、私は大好きです。
メロン
口直しはスイカではなく、メロンでした。コレも香りが立って、甘くて美味しい。
桃のコンポート 紅茶のジュレ バニラアイス添え
丸ごと1個の桃を想像していましたが、さすがに違いましたwデセールも確りと甘くて美味しい。
ミニャルディーズ
サブレ・ドフィノワ・クロカンザマンド・ノアドココ。いつもながらに最後まで楽しめる「北島亭」らしさが詰まったミニャルディーズだと思います。
久しぶりの「北島亭」を食べ終えて感じることは、「フランス料理をお腹いっぱい食べてもらいたい」という北島シェフの思いは、この大変な時期でも一切変わらないということ。このボリュームだからこその味わいの料理は心掴む美味しさが宿っており、食材が身体に溶け込んで活力になることを実感できます。
元気をくれる
そんな料理たちがこの「北島亭」にはあります。
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知らない幸福、知る不幸
2020.3.
最近、何故かフレンチが食べたい。これと言って食べたい料理があるわけでもないのですが、フレンチが食べたくなります。その中で気になるお店が一軒あり、2週間前くらいに電話してみると空いているそうなので、やってきました。そのお店は四谷にある「北島亭」。
去年の6月でスーシェフの大石さんが卒業されて約1年の時間が経ち、どうなったのかな?と気になっていたお店です。ホールには今までキッチンにいらした杉村さんと新しく若い女性がいて、キッチンには新しい方がいらっしゃるようです。特に料理のリクエストなどをしていないので、いつものアラカルトメニューから決めます。で、今回は…
今回の献立
牛タンのサラダ仕立て
アミューズは牛タンと根セロリを粒マスタードで和えてサラダ仕立てにしたもの。根セロリの苦味がいいアクセントになっています。
赤座海老のビスク
スープ。舌と喉でも感じられるくらいに素晴らしく濃厚。
根セロリ・フォワグラ・トリュフのマルブレ仕立て♡
名残りの黒トリュフ・根セロリ・フォワグラをコンソメで固めたテリーヌのマルブレ。マルブレ自体は濃厚ですが、添えてある黒トリュフソースとサラダメランジェにかなりの酸味を与えていて、意外にもするりと食べることができます。
ホワイトアスパラガスと生ハムのサラダ
ホワイトアスパラガスを中心に生ハム・甘海老・かき菜を添えた温サラダ。ホワイトアスパラガスの甘味をかき菜の苦味で際立たせたり、甘海老の濃厚な甘味で上乗せしたりして、1皿で色々な味わいを楽しめます。
ヴォロヴァン♡
何故かオンメニューしていた『ヴォロヴァン』。おそらくは今期最後と思われる料理ですが、量が…しかしながら、あの美味しさを今一度!結構悩んだ末に、やはり注文。
赤座海老・帆立・リードヴォー・椎茸・モリーユ茸・マッシュルームが濃厚なクリームソースの中に溺れるように入っており、サクサクのパイがこのクリームソースをたっぷりと吸い込んで、実に美味しい。私がいただいた時に比べてパイの高さはないものの、本当はバターライスが一緒に供されるらしい。間違いなく美味しいですが、コレで終わってしまうのでやめました。
伊賀牛 骨付きリブロースステーキ 赤ワインソース♡
本当はロッシーニを食べようかと思っていたのですがメニューになく、奥から生のリブロースを見せに持ってきてくれたので、「まあ、食べられなかったら持ち帰ろう」という考えで注文です。
「フレンチじゃないみたいですよね」と供されたリブロースステーキは、圧巻のボリュームで笑いすら出てしまう。ナイフで切っても肉汁の一滴も出ずにフワフワとした食感あり、さすがという火入れ。赤ワインベースのソースをかけても、肉の甘味や旨味を確り味わえる仕立てで、後悔のない美味しさ。
西瓜
定番の口直し。
ミックスベリークリームチーズタルト
デセールは数種類あった中から、オススメと書かれたミックスベリークリームチーズタルトを。
ミックスベリーとあったので、もっとてんこ盛りなのかと思いましたが…意外と普通でした。ラズベリーとブルーベリーがタルトに上に乗せられ、フランボワーズのソルベが添えてあります。
プティフール
トドメのプティフール。
最近の「北島亭」は薄味になったと耳にしていましたが、確かにそうかも。酸味や塩気を使って、メインの食材の旨味をより際立たせてような感じでしょうか。メニューの数は2/3くらいになっていますが、それでも「迷う」というアラカルトの醍醐味は堪能できるので素晴らしい。
まさか食べられると思ってなかった『ヴォロヴァン』と無理を承知で注文した『リブロースステーキ』。普通だったら、止められるような注文を受けて下さってありがとうございました。真っ向勝負でガツンとくる料理は私好みで、やはり「北島亭」は好きです。また季節を変えて、伺わせていただきます。
ご馳走さまでした。41760
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知らない幸福、知る不幸
2019.6.
初夏で卒業される大石 義一シェフに逢う為、四谷の老舗フレンチ「北島亭」へ。勿論、骨太なクラシックフレンチが好みということもありますが、突き詰めるとその料理を作って下さる料理人が好きで通うというお店が増えてきます。このお店もそのうちの一軒です。
最近はどのお店もコース料理が殆どなので、さほど悩むことはないのですが、「北島亭」ではかなり悩みます。数あるメニューの中から自分だけのコースを作るというちょっと嬉しい悩みの時間は、レストランの楽しみの1つだと思います。
実食
アミューズ
熱々のグジェール。チーズのパイです。山積みされたら、バクバクと食べてしまいそうな後引く味わい。
赤肉メロンのスープ
濃密なメロンの甘さが素晴らしく、ふわりとミントとアニスの香りが鼻から抜けます。
北海道産 生ウニのコンソメゼリー寄せ カリフラワーのクリーム添え♡
久しぶりにいただく「北島亭」のスペシャリテ。涼やかなコンソメゼリーのコク、濃厚な海胆の甘さ、カリフラワー、クリームの甘みの三重奏が口の中で広がります。相変わらず、てんこ盛りの海胆の量に驚く逸品です。
千葉県産 あわびのムニエル 肝バターソース♡♡
「北島亭」で、夏の定番化している鮑を丸ごと1個使った料理。鮑の上には海苔が盛られて香り高く、表面はカリッとしながら中心部はモチモチとした食感のコントラストも楽しい。ソースには肝とバターの他にニンニクも使っているそうで、かなりパンチがあって実に美味しい。鮑が好きな方には、絶対オススメの食べるべき料理です。
ブイヤベース 北島亭風♡
ブイヤベースとは、何なのか?この「北島亭」でいただくといつも思います。世界三大スープ料理と言われていますが、「北島亭」では海鮮が山盛りのサフラン香る魚料理です。具は車海老・太刀魚・甘鯛・子持ち槍烏賊・帆立・蛤・浅蜊とかなり豪華で、それぞれの食材は旨味をスープに抜き取られた抜け殻ではなく、確りと旨味が残っている味わい。添えられている旨味が凝縮したようなスープも勿論、絶品。別皿で供される豆板醤が隠し味のアイオリソースを付ければ、味変も出来て濃厚な旨味に昇天の美味しさ。
三重県 三重牛 A5ランクランプ肉のステーキ フォワグラ添え トリュフソース♡
毎回、豚肉か鶏肉を食べようと思ってはいるものの、大抵は食べちゃうこのロッシーニ。比較的にあっさりとしたランプ肉なので、フォワグラの濃厚さがクドくなくて、よく合います。「北島亭」らしくガツンとくる確りとしたボリュームと味わいで、美味しい。
口直し
今回は、マンゴーにしました。
マンゴープリン
デセール①。「どんだけ、マンゴー好きなの?」と言われそうですが、メニューにあるとは思ってなくて…。「北島亭」のデザートも確りとしたボリュームと甘さがあって、好きです。この『マンゴープリン』の味わいも、かなり濃厚。
パイナップルとクリームチーズのタルト
デセール②。季節の果実として勧められたので、注文。アイスはココナッツのアイスです。
プティフール
トドメの『プティフール』。でも今回は意外と楽勝。
夏の「北島亭」、堪能させていただきました。このお店で食べさせていただけることは、私の人生の宝の1つであることは間違いなく、このお店を通して知り合った方も大切な方ばかりです。お店を卒業される大石さんや藤田さんの今後の活躍も楽しみであると同時に、この「北島亭」がどんな風になって行くのかも実に楽しみでなりません。
大石さん、藤田さん。多くの時間、美味しい料理を食べさせていただき、ありがとうございました。新天地でのご活躍を楽しみにしています!22774
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知らない幸福、知る不幸
2019.1.
四季を通して提供している料理は、どれも選んでも間違えなく美味しいお店、四谷にあるフレンチの名店「北島亭」へ再訪。今回はどうしても食べたい料理があったので事前にリクエストをして、今までのこのお店での戦歴を踏まえた上で受けていただきました。ハッキリ言って、無謀としか言いようがないw
本日の献立
アミューズ
白魚のフリット。山盛りで食べたいくらいに、軽やか。
スープ
赤座海老のビスク。濃厚で、海老の旨味がぎゅっと凝縮している極旨スープ。
千葉県房州 特大サザエのつぼ焼き ♡
パンで隠したサザエの中には、サザエ・帆立・海老をガーリックバターで焼き上げたものが詰められています。その1つ1つのボリュームも素晴らしく、このガーリックソースが実に魚介によくあって食欲も掻き立てます。またサザエの1番奥にはパンの耳が詰めてあり、これがソースを全て味わうことが出来る名脇役。実に美味しい!
北海道産 真鱈の白子のムニエル トマトソース添え ♡
濃厚な白子のクリーミーな甘味に、トマトソースの爽やかな酸味が絶妙にマッチします。白子は表面をカリッと焼き上げられ、中身は真白で無垢な感じ。トマトソースもその白子の旨味を邪魔するとことなく、軽やかな酸味のアクセントを与えているのみ。
魚介のヴォロヴァン ♡♡
「風で舞う」という意味の『ヴォロヴァン』はその名前の通り、風で舞うような軽いパイのことです。中には海老・帆立・白身のクネルをホワイトクリームソースで仕上げたものが入っています。気温が高いと、このパイが確りと膨らまないので寒い今の時期しか提供しておらず、この料理の存在を知ってから冬には絶対に食べようと決めていた念願の料理です。
パイの側面を崩すと、中から魚介と共にホワイトクリームソースが溢れ出す様はまさしく圧巻。豪華な具材に目がいきますが、特筆すべきはパイ生地です。確りとバターも感じるパイで、今まで味わった中でも最高のサクサク感。濃厚なホワイトクリームソースの中でもこのサクサク感は楽しめ、ソースに負けない力強い味わいです。寒い中で、一生懸命にパイを折って下さった大石シェフに感謝。最高に美味しい!
新潟産 真鴨のロースト ♡♡
「脂がたっぷりの鴨が好きならば、中旬までにおいで」と言われたので、期待していた真鴨。本当に凄かった!脂身は分厚くて、モチモチとして弾力もあり、ルビー色に火入れされた身はシルキーな舌触り。しっとりと舌に吸い付くような感じもあり、素晴らしい味わいです。
一皿目はシンプルな鴨ジュで、二皿目は王道の血を使ったサルミソースで仕上げていただきました。サルミソースも濃厚でありながら、鴨肉自体の味を消し去るような感じでなくて、味わいを累乗させるようなソースです。抜群に美味しい鴨でした。
口直し
いつもの西瓜。最近はシャーベットでいただいています。
苺のタルト ♡
栗とレーズンのタルトが焼き上がったそうなのですが、私はコレが食べたかった!さすがにお腹がいっぱいなので、小さめで。
プティフール
いつものトドメ。殆どの方がお持ち帰りです。
念願の料理は想像を超えるボリュームとそれ以上の美味しさがありました。でもこの『魚介のヴォロヴァン』は、ここ数年作ることがなかったらしい。確かにメニューには載っておらず、知る人ぞ知る冬のスペシャリテな料理みたいなので、これを機に食べてみたいという方が増えればいいなぁ。「コレもいつか食べて欲しい」と大石シェフが勧めて下さった料理は、次の課題料理かな。食べてみたい料理やまた食べたい料理が多すぎて、本当に困る「北島亭」。
今年もまたお世話になります。ご馳走さまでした。34456
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知らない幸福、知る不幸
2018.11.
最近は予約の際に「〜が食べたい」と言っているのですが、今回は特に思いつかなかったので、ふらりとランチでおひとりさまの四谷「北島亭」。フレンチで通っているお店の1つで、北島 素幸シェフと大石 義一シェフが作り出す「骨太なフレンチ」は、完全にどストライクな料理ばかりで、どれを選んでもハズレなどありません。私的には「行けば、美味しいものがある」という感覚です。
いつもの4品フルポーションのコースで、好きな料理を選ぶプリフィックススタイルは実に楽しいし、そして迷う。で、今回はこんな感じにしてみました。
今回の献立
メヒカリのフリット
アミューズ。メヒカリはフワフワとして、軽い食感で実に美味しい。どのお店でも出されると、とても嬉しいお魚。
赤座海老のビスク
赤座海老の旨味をギュッと濃縮したスープ。料理の始まりとしては、いつも心躍るスープです。
海の幸の宝石箱 ♡♡
まさに宝石箱。鮑の殻に海苔のムースを敷き、鮑・帆立・海老・海胆をてんこ盛りにして、上からコンソメジュレをかけた冷製。なんて罪深き料理なんでしょう。シンプルながらも、素晴らしく美味しい!
仏・ボルドー産セップのソテー ♡
夏に訪れた時に見かけたメニューですが、それはたまたまだったらしく、今年はとても入荷が少なかったらしい。今回もメニュー上では品切れだったのですが、出していただきました。
供されると、その香りがヤバイ!キノコらしい食感もあり、とろけるような食感もあり、パンチのあるニンニクの味わいがとても力強い。
長崎・五島列島産ひげだらのムニエル 春菊のピューレと秋の味覚の添え
ひげだらはムチムチプリプリとして、実に美味しい。ほのかに爽やかな苦味のある春菊のピューレをつけることで、味が引き締まります。肉料理に定評があり有名ではありますが、魚料理も勿論レベルが高いです。実に美味しい。
三重産 三重牛A5ランクランプ肉のステーキ フォワグラトリュフソース ロッシーニ風 ♡♡
前々から「北島亭」で食べてみたかった!今回メニューを見た時から、メインディッシュはコレと決めていました。
想像通りのボリューム、想像通りいや想像を超える美味しさがあり、実に素晴らしい!ナイフを入れると、肉が蘇るようなロゼ色が艶めき、肉・フォワグラ・トリュフが奏でる三重奏は思い出しただけでも喉がなります。見て、食べて、思い出しても素晴らしい料理。
西瓜のソルベ
「北島亭」定番の西瓜。最近はこんな形で出していただいています。
美〜ナスのエクレア
某グルメ雑誌の特集で、大石シェフが徳島県阿波市を訪れた際に出逢った食材の「美〜ナス」という翡翠ナスを使ったデザート。「美〜ナス」はコンポートしてありますが、「ナスなの?」と驚くようなトロトロ感。デセール以外でも食べてみたい食材です。
洋梨のタルト
添えてあるのは、フランスのブランデーの1つであるアルマニャックのアイス。キャラメルのような甘さがあり、美味しい。
アルマニャックのクレームブリュレ
クレームブリュレ好きとしては、「北島亭」のも侮れない美味しさ。
プティフール
今回はメインディッシュにとんでもない量のガルニが付いて来なかったので、比較的に余裕と思って、「何個でもいいよ」という言葉に甘えて、デセールを楽しんだのですが、コレを忘れていた!「コレもどうぞ」と「茹で栗」も!…(笑)
今回のメニューを見て、メインディッシュは即決だったのですが、オードブルに初物の「セイコガニ」や「ズワイガニ」「白子」もあったりと食べたいものが多すぎて、迷いに迷いました。どれを選んでも間違いのない美味しさなのでしょうが、私の選択に間違いはなかったです。素晴らしい料理の数々をありがとうございました。
次回は来年早々。食べたい料理があるので、リクエストをして伺いたいと思います。また宜しくお願いします。ご馳走さまでした。18644
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知らない幸福、知る不幸
2018.7.
夏になったら、絶対に食べようと思って料理をリクエストしてやってきたのは、四ツ谷にある老舗フレンチの「北島亭」。グランメゾンのような至れり尽くせりのサービスを期待する方には向かないのかも?だけど、このお店にあるのは約束された最高の料理。今回も1人ランチで、4皿フルポーションのコースでお願いしました。
実食
磯つぶ貝のドレッシング和え
この料理を味わうと、「北島亭」にやってきたという気分になります。プルっとした食感がたまらない。本当は山盛りで欲しいくらい…。
胡瓜の冷製スープ
口にすると、一陣の風のようなミントの爽やかな香りと胡瓜の味わいが駆け抜けていきます。夏らしいスープですね。
和歌山県産 あゆのコンフィ きゅうりのソース ♡
表面はカリッと、中心部はふわりとした鮎は独特の苦味も生きていて美味しい。添えられた岩海苔と胡瓜のソースが、非常に爽やかで香り高い。直球で美味しいと思えるフレンチです。
房州産 あわびのムニエル 肝バターソース ♡♡♡
予約時に「丸ごと食べたい!」と伝えておいたので、まずは『鮑』を選ぶという贅沢なひと時が。3つある中で、真ん中の大きさの鮑を選びました。
供されたお皿を見ると、さすがに圧巻のボリューム!火を通しても、このボリュームとこの厚さは凄い!鮑の中心部はナイフを跳ね返すようなむっちりとした食感で、たっぷりとニンニク香る濃厚な肝バターソースをつけて食べれば、昇天しそうな美味しさです。しかも、ほぼ原価という価格は他店ではまずあり得ません。近年、私の中で夏には絶対食べたい料理となっています。
ブイヤベース 北島亭風 ♡
夏のスペシャリテという魚介類の内容は、鯛・太刀魚・ホウボウ・ムール貝・帆立・車海老。上に盛られたトマトやパセリなどでかなり爽やかなてんこ盛りの魚料理となっています。別のカップには魚介類の旨味を凝縮したスープがあり、これが素晴らしく美味しい。魚介類は別々に火入れしているのでしょうか。旨味が抜き取られ、パサパサとした抜け殻のようなものは一切なく、それぞれが確りと生きています。
別皿でアイオリソースとクルトンが供され、魚介類につけて味の変化をつけるもよし。クルトンにつけて、スープと共に食べるもよし。どう食べても間違いのない美味しさです。
おまけで『ホウボウの尻尾のフリット』を貰いました。これも美味しい。
大葉のグラニテ
口直し。爽やか、爽やか。
三重県産 三重牛A5ランク イチボのロースト ♡♡
実は鮑と同様に食べたいと思っていた『牛肉』。「イチボの他にも、赤身のランプ肉もあるよ」と大石シェフから言われたのですが、サシアリアリの『イチボ』にしました。
料理が供される。肉の断面はうっとりとしそうな見るからに、素晴らしい火入れ。噛みしめる度に牛肉の旨味と甘さが広がっていき、肉汁が口の中でほとばしります。一種の美味しさの暴力です。実に素晴らしい!
ですが。これで終わらないのがこの「北島亭」。ガルニで出されたのが、『ウイキョウのグラタン』『ジャガイモのペースト』『ブラックライス』。色々な意味で、悶絶です(笑)
フルーツ
西瓜が定番ですが、マンゴーもあるよとの言葉で、マンゴーに。
デザート
去年から食べたいと思っていた『桃のコンポート』。期待通りに、桃丸ごと一個のボリュームです。下にも桃のシャーベットが敷かれていて、まさに桃尽くし。
ミニャルディーズ
本当にトドメのミニャルディーズ。早めに食べてねと言われたバターサンドが美味しかった〜。
決して抗う事のできない美味しさの激流は食べ手を飲み込み、そして幸福へと誘う。そんなことがこの「北島亭」のフレンチに感じられます。圧倒的な美味とボリューム、そして夢かと思うほどのCP。感動の要素が全て詰まっている素晴らしいお店です。
今冬に食べたい料理を既にリクエスト。でも、まずは秋の食材が私を待っています。
今回もご馳走さまでした。また宜しくお願いします♡24426
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知らない幸福、知る不幸
2018.1.
まだ雪の名残り、爪痕を残す四谷。1カ月前から予約していた東京フレンチの名店「北島亭」に再訪。さほどフレンチを食べ慣れていないので、モダンフレンチよりも王道のクラシックフレンチの方が好みの為、堅苦しくない雰囲気のこの「北島亭」はお気に入りのお店の1つです。
今回もランチ利用で、10000円の4品フルポーションコースを選択です。予約の際に「ベカスがあったら、食べたいな」とお願いしていたら、取り置きしてくれていたようで、今シーズン2羽目のベカスとなりました。『大山鶏のドゥミドゥイユ』も食べたかったのですが、さすがに止めらました(笑)
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実食
メヒカリのフリット
アミューズは、あの『つぶ貝』じゃなかった。フワフワのメヒカリはまずそのままで、2口目はレモンを絞っていただきます。添えてあるパセリもちゃんと揚げてあって、美味しい。
マッシュルームのクリームスープ
1口目はマッシュルームの強烈な味わい、そしてクリームの円やかさが続きます。なかなか攻撃的なスープで、美味しい。
仏 ペリゴール産 黒トリュフとフォワグラのテリーヌ 根セロリのマルブレ
名前の通り、マルブレ=大理石のごとく美しいテリーヌ。濃厚であり、ビロードのように滑らかな口当たりで、口の中に入れると瞬時に溶けます。これだけでもパン2、3個は軽くイケちゃいます。
北海道産 真鱈の白子のムニエル トマトソース添え
「北島亭」の冬のスペシャリテ。濃厚で甘みのある白子の表面をカリッと仕上げ、中はトロトロのクリーミー。酸味のあるトマトソースに玉葱の甘みが加わり、この白子にとても良く合います。しかし「北島亭」にしては、普通の量ですね。
北海道産 帆立貝柱のポワレ にんにくバターソース
ボリュームがある料理を出す「北島亭」なので、帆立貝柱もどのくらいの量が出てくるのかと思いましたが、意外と普通?。表面をカリッと焼かれ、濃厚なにんにくバターソースが絶妙に美味しい。帆立も美味しかったですが、添えられているアスパラや椎茸のガルニが印象的に美味しかったです。
スコットランド産 ベガスのロースト サルミソース
ジビエの中でもコレはアラカルトメニュー(+11000円)扱いで、事前に予約が必要らしい。1人なので、丸々一羽をいただきます。ベカスはそんなに大きな鳥ではないので食べられそうですが、食べようと思っていた『ドゥミドゥイユ』は大山鶏を丸々1羽焼くそうなので、「鶏1羽を1人で食べられるのか?」という疑問も湧きます。残したら、お土産に出来るそうですが。
で、ベカス。これぞ「北島亭」という圧巻のボリューム。そして、王道のサルミソースは脳天を揺らすような極濃厚で、あの内臓の風味も活きており、ジビエらしい野生的な味わい。ベカス自体も肉厚で食べ応えもあり、ベカスの醍醐味である内臓はバケットに盛られており、これが素晴らしく美味しかったです。ガルニは、林檎のソテー・栗のピューレ・万願寺とうがらしと口直しにはちょうどいい味わいたち。
口直し
今回は西瓜のシャーベット。上には角切りの西瓜、中には種に見立てたチョコチップ入り。
カルヴァドスのクレーム・ブリュレ りんごのコンポート乗せ
狙っていた『イチゴのタルト』がまだ出来ていないらしく、『みきゃんのプリン』と悩みましたが、コレに。「北島亭」のデセールもクオリティが高くて、なかなか侮れません。ここまで是非辿り着いてほしいです。
ミニャルディーズ
トドメのミニャルディーズ。これぞ「北島亭」!
メイン前までは余裕と思っていましたが、やはりメインはボリュームがありました。他の席では『黒トリュフとフォワグラのパイ包み焼き』を食べておられる方も多く、来年は狙ってみようかと思っています。
来年の黒トリュフの時期までに何回か再訪すると思うので、その際には牛肉や豚肉の料理を食べてみたいです。できたら『ロッシーニ』などがいいかなーっと。
帰り際に外まで見送って下さった北島シェフ、ありがとうございました。また宜しくお願い致します。
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知らない幸福、知る不幸
2017.7.
夏が旬の貝である『鮑』が食べたくて、鮨店に行こうと考えていた時、「いや、待て。あのお店の方ががっつりと食べられる」と思いついて予約したのは、四谷にある「北島亭」です。
まあ、先月も行ったので2カ月連続の訪問となります。大石シェフも私のことを覚えていらして、本日の食材の紹介と共にご挨拶。今回も『4品好きなものフルコース』でオーダーです。
実食
つぶ貝のドレッシング和え
定番のアミューズ。元々、貝が好きなので嬉しいアミューズ。
海老のビスク
ちゃんと海老の味がするビスク。じんわりと美味しい。
イタリア ヴェネト産 うさぎのパテ・アンクルート
大石シェフのオススメ。しっかりとした肉質の部分やねっとりとしたパテの部分が渾然一体となり、美味しい。時間かけて食べることで、パテの温度が上がり、より一体化されます。存在は肉々しいけど、味わいはさらりとしています。
千葉房州産 鮑のムニエル 肝ソース
これが、再訪させた料理です。今回は400グラムくらいのものだそう。変わらずに、美味しい。濃厚な肝ソースに表面はカリッと、中心部はムッチリとした鮑は病みつきになります。
大分豊後水道産 マナガツオのポワレ ういきょうとあさり添え
こちらも大石シェフのオススメ。マナガツオにもしっかりとしたスパイシーな味付けがしてあり、単体でも美味しい。あさりの出汁とういきょうの香りが華やぐ一品。
カナダ ケバック産 鴨胸肉のロースト 青こしょうマスタードディアヴル風
フレンチでこんな量の鴨は、初めて食べました。写真が下手で見えないですが、この奥にも鴨があって、丸々1本なんです。鴨も焼かれているのが分からないんじゃないかな?と思うほどに綺麗なロゼ色で、どこかエロチック。ソースは鴨のフォンにグリーンペッパー、肉と共に食べれば鴨が蘇るようなみずみずしさがあります。ガル二は別皿で、椎茸を食べた瞬間にそれ以上の大きさの茄子が(笑)
マンゴープリン
デザートは、季節のマンゴープリン。このマンゴープリンのはパッションフルーツの酸味が加えられていて、甘味とのバランスが絶妙に美味しい。
他のお客さんが食べていた『桃のコンポート』が丸ごと1個だったのを見て、さすが「北島亭」と思ったのと同時に、あっちにすれば良かったと思ったのは、ナイショです。
ミニャルディーズ
トドメのミニャルディーズの量も変わらずに(笑)
これだけの量を食べて、2万を切る素晴らしいCPは他店ではなかなかありませんね。雰囲気や接客もいい意味でざっくばらんだし、予約も取りやすい。秋から冬にかけてのジビエシーズンが非常に楽しみなお店です。
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知らない幸福、知る不幸
2017.6.
さほど食べ歩いていませんが、フレンチに興味を持ってから、行きたいと思っていた四谷にある老舗フレンチ「北島亭」へやっと訪問です。日本においてのフレンチの先駆者の1人である北島 素幸さんが1990年に開き、近年の少量多皿のオシャレなフレンチとは一線を画す骨太フレンチを提供しており、味は勿論ですがその量からも話題になるお店です。
メニューは主にプリフィクススタイルなので、1番皿数の多い『5皿好きなものフルコース』にしようかと思ったのですが、友人の「4皿にした方がいい」というアドバイスを受け、今回は『4皿好きなものフルコース』でオーダーです。ワインは、料理に合わせてのデギュスタシオンスタイルです。
実食
ツブ貝のマリネ
このアミューズは、定番なのかな?よく目にしていたので嬉しい。
メロンのスープ
メロン果汁たっぷりのホントにメロン。後味でミントがフワリと香り、爽やかなスープです。
北海道産 生うにのコンソメゼリー寄せ カリフラワーのクリーム添え
やはりスペシャリティは食べておかないってことで、オーダー。見た目もとてもボリューミーで、他店では見ないほどにたっぷりと生うにが中央に盛られています。口に入れるとスッと溶けるコンソメゼリーは生うにを殺さないような味わいで、一緒に食べて口の中で完成する感じ。
仏ボルドー産 ホワイトアスパラ オレンジ風味 鳥貝 木の芽酢マリネ
極太のホワイトアスパラガスが、なんと2本。1本が女性の指3本分くらいはあろうかという太さ。なるほど、これが「北島亭」かと思った料理。
柔らかい先端部分はアスパラそのものを味わえる味付けで、根元の部分は木の芽酢の味付けで食べられる一つで二度美味しい料理。アスパラはこの時期でもかなり良質だそうで、みずみずしくジューシー。今年は食べ逃していたので、思わぬ収穫。ワインは、アルザスの『ピノ ブラン 2015/ピエール フリック』。
千葉産 鮑のムニエル 肝ソース
私のリクエストの鮑料理。火を入れてこの大きさなので、元は相当な大きさだったと想像できます。それを1人半分(笑)厚みもあり、むっちりとした食感で柔らかい。肝ソースはかなりのインパクトがある味わいで、ニンニクを使っているのかな?さすがは「北島亭」、魚料理も期待を裏切らない。ワインは、フランスブルゴーニュの『ブルゴーニュ ブラン レラヴリー 2011/ピエール ダモワ』。
三重産 A5 リブロースステーキ
大石シェフが取り置きしておいてくれたリブロース。調理前と後を持ってきて下さり、その芯の部分をシェア。ガルニさえも別皿で供され、これだけでも相当な量ですが、名物と化している「おまけね」とその周りの部分も持ってきてくれました(笑)友人は「食べ切れることを前提に出してないよね?」と言うと、「従業員にそれを聞きますか?」と苦笑い。
見た目は生だけど、生じゃない絶妙な火入れで、脂の甘さも感じるシンプルな味付けの中、フワフワとした食感が楽しい。さすがはA5ランクの肉といったところでしょうか。人によっては重いと思うかもしれませんが、私は意外とすんなり(笑)ワインは、アメリカの『ソノマ ジンファンデル オールドヴァイン 2013/レーヴェンスウッド』
イチゴのタルト
選べるデザートは数種類あり、その中から『イチゴのタルト』を。これもこれでもか、盛られたベリー系の果実がたまらない。そして、激甘っ(笑)お店であったら、ビジュアルから絶対に注文するようなタルトです。
ミニャルディーズ
トドメか?トドメなのか?と思わせるほどの量。たいていの方はお持ち帰りなんだそうです。
フランス料理というと「オシャレ」「敷居が高い」などというイメージが湧いてくるかもしれませんが、このお店に関してはいい意味でそういうのがありません。高級な調度品に囲まれ、手を挙げればすぐに対応してくれる洗練されたサービスのお店も素敵ですが、美味しいものを120%お腹いっぱい食べられるフレンチとしては、味的にもCP的にもこのお店は最良。
唯一、不幸なことがあるとすれば、これからフレンチでよほど美味しい料理に出逢わないと、「これだったら、北島亭に行けば良かったなぁ」と、きっと思うことかな。
食べたい料理もまだまだあるので、また伺います。ご馳走様でした。
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店名 |
Kitajimatei(Kitajimatei)
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类型 | 法式 |
预约・查询 |
03-3355-6667 |
预约可/不可 |
可预订 |
地址 |
東京都新宿区四谷三栄町15-2 JHCビル 1F |
交通方式 |
JR中央线、东京Metro地铁南北线 【四谷站】 步行5分钟东京Metro地铁丸之内线 【四谷站】 步行6分钟 距離四谷 413 米 |
营业时间 |
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预算(评价总数) |
¥20,000~¥29,999¥15,000~¥19,999
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付款方式 |
可使用卡 (VISA、Master、JCB、AMEX) |
服务费收费 |
サービス料10% |
座位数 |
18 Seats |
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个人包厢 |
不可能 |
禁烟・吸烟 |
抽烟与禁烟分区 自2020年4月1日起,有关被动吸烟对策的法律(修订后的《健康促进法》)已生效,因此请在访问前与餐厅联系,并且可能与最新信息有所不同 |
停车场 |
不可能 三荣街有收费停车带 |
空间、设备 |
平静的空间 |
酒水 |
有葡萄酒,对葡萄酒讲究 |
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此时建议 |
许多人推荐的用途。 |
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位置 |
神秘不为人知的餐厅 |
备注 |
FAX:03-3355-6667 |
2024.1.
知らない幸福、知る不幸/北島亭
「北島亭」を知らないことは、ある意味幸せなのかもしれない。知ってしまえば、その味の虜になってしまうのだから。
下仁田葱のキッシュ♡
ザクザクのパイにトロトロなアパレイユの食感の中で、下仁田葱の香りと甘味が映えます。
牡丹海老のビスク♡
スープに近づくと、香草の香りが鼻を擽り、牡丹海老の香りと旨味が凝縮したスープが実に美味しい。
黒毛和牛のタルタルステーキ♡
口の中で存在感を示す牛肉が体温でゆっくりと溶けていき、旨味が溢れてきます。タルタルステーキにケッパーが入っているので、全くしつこいことはないですが、添えてあるサラダの酸味と苦味で口の中をリフレッシュできるのもポイント。最後の最後まで実に美味しい。
北海道産 真鱈の白子ソテー トマトソース♡
とろりとした真鱈の白子のクリーミーさを軽やかなトマトの酸味とケッパーの確りとした酸味が受け止めており、より白子の甘味が際立ちます。ただ甘いだけはなく、トマトの旨味が加わることで、白子の旨味に奥行きが生まれているかのよう。
ブルガリア産 フォワグラのポワレ シェリービネガーのクリームソース♡
まったりとしたフォワグラの甘味と下に敷かれたトウモロコシのガレットの濃厚な甘味の異なる2種の甘味がシェリービネガーの酸味でより楽しむことができます。ここでも添えてあるサラダの酸味と苦味がいい仕事をしており、光る脇役。
新潟県産 真鴨まるごと1羽のロースト サルミソース♡♡
胸肉とササミ、ハツ・砂肝・レバーの内臓はサルミソースでいただき、手羽や腿肉はカリッと焼いたグリルで。
サルミソースは軽くかけられているくらいで、真鴨の美味しさをどストレートに味わうひと皿。薄い脂の下には深紅の身があり、それがビロードのような滑らかさで実に美味しい。丸々1羽というボリュームですが、するすると口に入っていきます。添えられたりんごの甘味と酸味もよりこの真鴨の美味しさを高めており、このメインを選んで一片の後悔のない味わい。
クレーム・ブリュレ♡
デザートメニューから悩んだ末にいつものやつを。
横には『黒トリュフアイスクリーム』を添えて。このアイスの黒トリュフの香りが凄くて、コレだけでもメインを張れる美味しさ。定番の『クレーム・ブリュレ』は私好みの甘さで好き。
ミニャルディーズ
サブレ・チョコレートクッキー・ドフィノワ・クロカンオザマンド・ノワドココ・あんぽ柿。
四谷にある老舗フレンチレストラン「北島亭」に再訪。店主・北島 素幸さんはフランス料理界の先駆者であり、今も尚、最前線で駆け続けるレジェンドシェフのお一人。数年前よりもメニュー数は随分と減りましたが、供される料理にはひと皿ひと皿に研ぎ澄まされたような美味しさを感じられます。
「質実剛健」そんな言葉が「北島亭」のイメージかもしれませんが、今は「胆大心小」という言葉がピッタリだと思います。大胆でありつつ、繊細な料理はこれからもきっと多くの人の心を掴んでいくでしょう。
今回も素晴らしい時間をありがとうございました。