店名 |
Mitani(Mitani)
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类型 | 寿司 |
预约・查询 |
03-5366-0132 |
预约可/不可 |
仅限预订
完全予約制(予約には紹介者が必要) |
地址 |
東京都新宿区四谷1-22-1 |
交通方式 |
距离JR中央线 【四谷站】 步行4分钟东京地铁丸之内线,南北线 【四谷站】 步行5分钟 距離四谷 333 米 |
营业时间 |
营业时间和节假日可能会发生变化,因此请在参观前与餐厅联系。 |
预算 |
¥40,000~¥49,999 |
预算(评价总数) |
¥80,000~¥99,999¥40,000~¥49,999
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付款方式 |
可使用卡 (VISA、JCB、AMEX、Master、Diners) 无使用电子钱 无使用二維码支付 |
座位数 |
6 Seats ( 只有吧台座位) |
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个人包厢 |
不可能 |
包场 |
可能的 可接受20人以下 |
禁烟・吸烟 |
严禁吸烟 |
停车场 |
不可能 |
空间、设备 |
时尚的空间,平静的空间,座位宽敞,有吧台座位 |
酒水 |
有日本清酒,有烧酒,有葡萄酒,对日本酒讲究,对烧酒讲究,对葡萄酒讲究 |
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料理 |
对鱼类料理讲究 |
此时建议 |
许多人推荐的用途。 |
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位置 |
神秘不为人知的餐厅 |
备注 |
包场最多6人。 |
ポイント
◯三谷さんの接客は自信に溢れつつもこなれていて、しかも腰が低くて丁寧で、とても気持ちが良い
◯ソムリエさんのサービスも素晴らしい
◯高価なワインと日本酒のオンパレード
◯そしてお値段も(絶対値として)とても高い(85,000円であった)
◯とはいえワイン・日本酒の凄さに比すれば妥当なお値段
◯ペアリングの妙を楽しむというコンセプトではない
◯自分にとっては、凄まじいワイン・日本酒をお寿司をツマミに飲むお店として位置付けたい
このお店に初めて伺ったのは10年ほど前だったと思う。その頃に2回訪問させていただき、3回目の訪問を友人に譲り、それ以来伺っていなかった。飲食店の訪問記録を2015年から保存しているのだが、その記録の中には三谷さんの名がないので、最後の訪問は2014年以前ということになる。そのころでも次の予約は1年先とかになっていて、既に予約困難店であった。
ということで、実に久しぶりの訪問である。上述の友人を含むグループがその後も席の確保を細々と繋いでいたようで、今回その席にご招待いただいた次第。
木曜日の午後7時に4名で訪問。以前とは内装が異なっていて、客数も6名に絞り込まれていた。
ワインや日本酒とのペアリングで有名なこちらのお店。とはいえ、以前訪問した際にはなんとも中途半端だった(はっきり申し上げるとつまらないワインだった)のだが、今回ご提供いただいたワインと日本酒のラインナップには驚かされた。いきなりジャック・セロスから始まる。何はともあれ、いただいお酒を下記しよう。
◯ジャック・セロス VOデゴルジュマン2022年5月
◯コント・ラフォン ムルソー・ジュヌヴリエール2001年
◯ルフレーヴ シュヴァリエ・モンラッシェ2004年
◯アルマン・ルソー ジュヴレ・シャンベルタン1999年
◯アンジェリュス1993年
◯ルフレーヴ ピュリニー・モンラッシェ2000年
◯十四代 EXTRA
◯十四代 秘蔵1991年
◯十四代 龍月
という次第である。飲み慣れた方ならラインナップの強烈さをお分かりいただけると思う。しかもケチ臭さがない。1杯あたりの量は10〜12杯取り程度だが、「もう少しお注ぎしましょうか?」と何度かお聞きくださったので、常識的な範囲であればたくさん飲めるようだし。女性のソムリエさんが二人もいらっしゃって、ワインのサービス面でも抜かりはない。なお、それぞれのペアリングがなぜ良いのかというご説明はない。たとえば、コント・ラフォンは2品目のアカムツとペアリングされたのだが、そこでのコメントは「アカムツのような魚にはジュヌヴリエールが合います。同じコント・ラフォンでも、シャルムでもペリエールでもありません、ジュヌヴリエールなんです」と仰るだけであるから、お分かりいただける方にはお分かりいただけると思う。また、日本酒は十四代しか置かないと決めていると仰っておられた(この点も、ペアリングに対する三谷さんのご姿勢を表すものだと思う)。
頂いたお料理は下記の通り。お摘みについては1品につきお酒が1杯ペアリングされ、お寿司については2〜3貫につき1杯ペアリングされるという感じで、お酒の充実度は申し分ない。
お摘みは以下
◯カワハギの肝和え
◯アカムツを軽く焼いたもの
◯羅臼のバフンウニ、魚醤で漬けにしたもの
◯大間のマグロ(他の方には蟹)
◯穴子の焼物
◯キャビアと筋子のフライ
ここから握り。以前は手渡しであったが、今回の訪問ではとても綺麗なガラスの付け台を使っておられた。
◯スミイカとゲソ。ゲソは軽く湯掻いて
◯タイ
◯マグロ(細かくサシを入れたトロ、ヅケのタタキ、巻き物、大トロ)
◯コハダ(コハダにはお茶をペアリング)
◯ぶり
◯羅臼のバフンウニ
◯穴子(ツメで味付けしたものを焼いたような感じでツメを後から塗らずに提供)
◯干瓢の巻物(半分は稲荷巻きにして)
「三谷ワールド」と表現するのには躊躇を覚える。たとえば、自分の中では、茶禅華は「茶禅華」というジャンルの料理を確立したと思うし、その先輩である龍吟の山本さんもそうだったと思うのだが、こちらのお店はそうではない。ワインにもお寿司にも三谷さんオンリーという要素はない。とはいえ、飲食業がどうあるべきかという点についての三谷さん独自の考え方というか、アプローチはもちろん感じられる(というか、明確な気がする)。そこがブレないからこそ、同じ価値観を共有できる常連さんが数年待ってでも通い続けるのだと想像する。
友人が次回の予約を取っていたのだが、なんと2年先であった。今後は席数を4名にまで減らすそうだから、ますます予約困難店となるのでしょう。