季節のおつまみも充実のお蕎麦屋さん : Taguriya Genji

西武新宿線久米川駅から4分程の「手操りや 玄治」さん。

公式には11時30分オープンですが、実際は11時過ぎから営業されているようです。土曜日の11時半前には入店することができ、店内21席は丁度満席となりました。

お蕎麦はもちろんのこと、お酒のアテの季節のおつまみも充実しているのも、このお店の魅力です。
今日は「稚鮎の天ぷら」や「鱧の一本揚げ」など約30種類の中から「そら豆のお豆腐」（500円）と「馬刺しの昆布じめ」（1000円）をチョイス。
「そら豆のお豆腐」は、そら豆の特有のコクと青っぽさがあって美味しい。さりげなく飾られている人参や大根の酢漬けも存在感がありました。
「馬刺しの昆布じめ」は、昆布の風味がしっかりで柔らかい。玉子につけて新感覚の馬刺しでした。

お昼から日本酒を少々。「儀助の飲み比べ」（700円）と「無風」（一合800円）をいただきました。

メインのお蕎麦は、冷たいものと温かいもので20種類ほど。
女将さんのアドバイスを受け、野菜天せいろを手挽き蕎麦（十割田舎蕎麦）とせいろのハーフサイズの二色にしていただきました。

手挽き蕎麦は限定20食です。蕎麦殻が含まれており、色合いと風味が豊かでした。何もつけなくても蕎麦本来の味がしっかりして美味しい。
色白のせいろは、濃いめのつゆを少しだけつけて喉越しを楽しみました。
残ったつゆは、とろみのある蕎麦湯で割ると格別でした。

野菜天は、大葉・茄子・人参・ヤングコーン・ピーマン・ししとう・しめじと種類豊富。
衣がサクッとした天ぷらは、天つゆにつけて食べても美味しかったですが、軽くレモンをかけて岩塩を振って食べるとまた旨い。

食事とお酒が楽しめる貴重なお店です。美味しいものをいただけことに感謝です。