Iri Fune
(入舟)- Nearest station：
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生ダコ、メバルの黄味焼き、スッポンと蕪らの吸い物、桜マスと白身魚のテリーヌ
横浜発で弘前と五稜郭に桜と花見を求めて北上中ですが、震災復興の邪魔者になりたくないので日本海側を走ってます。 口コミの評判が良さげでしたので予約しました。でも夜は1人当り1万円を越えちゃいそうなので私の財布には無理～♪。昼の会席料理を予約しての訪問です。
昼とは言っても予約は\2,500～。貧乏性の私は「\2,500の会席が1人前と\3,500の会席が1人前の合計2人前でお願いしたいです。なるべく料理が重複しないように工夫してくださいネ」とケチ臭いリクエスト。
にも関わらず、気持ちよく承諾いただきました。有り難うございます。＞女将さん
でもね。。。入舟の昼会席料理ってWeb情報が少なくて、どんなコースなのか全く不明なのです。若干不安な気持ちで、お店に到着しました。ハズレだったらどうしよう…
ところが全くの杞憂でした。杞憂どころか凄すぎます。\2,500の昼会席で9皿19品。\3,500の昼会席で11皿23品の立派なコース仕立てです。安過ぎです。おまけに完全個室だし… 料理詳細は文末を参照して下さい。
それに品数だけじゃないんです。どれも美味い。特に私が美味しいと思ったのは「生ダコ」「メバルの黄味焼き」「スッポンと蕪らの吸い物」「桜マスと白身魚のテリーヌ海老味噌ソース掛け」の4品です。
まさかこの歳になって生ダコの新鮮さに感動するとは……今まで食べてきた蛸は何だったのでしょうか？…<絶句>。メバルは黄味の甘みとダシの調和に脱帽だし、スッポンと蕪らの吸い物は高級正月雑煮仕立てだし、桜マスと白身魚のテリーヌは和食を飛び出してお仏蘭西料理への挑戦だし、昼飯が楽し過ぎます。
あまりの美味しさとCPの高さに、女将に「昼会席でこんなに充実していると、夜の料理はどうなるのですか？もっと凄いの？」とたずねると「昼はサービスですから…」と女将は微笑むだけ……深いですなぁ。
再訪必須です。夜に行くべきか、昼会席で\2,500と\5,000を食べ比べるべきか、だけが悩みです。嬉しい悩みです。
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昼会席料理(\2,500)：
先付：飯ダコとワラビの煮物
前菜：アイコの白和え,海老のクリーム煮,タニシの味噌煮
蒸物：竹筒のお椀蒸し<海鮮茶碗蒸し>
造り：鮪,◎生ダコ
焼物：◎メバルの黄味焼き,サワラの西京焼き-アイコ田楽,バッケ味噌,スナップエンドウ,空豆
煮物：桜マスのツミレみぞれ餡かけ
揚物：天麩羅5品<こごみ/タラの芽/ふきのとう/海老/梅林見立て素麺>
食事：稲庭うどん,燻りがっこ
デザート：マンゴーアイス,珈琲
昼会席料理(\3,500)：\2,500コースをベースに下記6品の追加＆変更
前菜：2品追加<生湯葉とホンナのお浸し/筍とゼンマイの煮物>
椀物が1品追加<◎スッポンと蕪らの吸い物>
造り：1品追加<ソイ>
焼物：1品変更<メバルの黄味焼き>→<真鯛の椎茸はさみ焼き>
煮物：1品変更<桜マスのツミレみぞれ餡かけ>→<◎桜マスと白身魚のテリーヌ海老味噌ソース掛け>
Restaurant information
Details
| Restaurant name |
Iri Fune（Iri Fune）
|
|---|---|
| Categories | Japanese Cuisine、Seafood、Regional Cuisine |
| Phone number (for reservation and inquiry) |
018-863-6060 |
| Reservation Availability |
Reservations available
予約は電話のみ受付 |
| Address |
秋田県秋田市山王2-10-10 |
| Transportation |
1,909 meters from Izumisoto Asahikawa. |
| Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
| Budget |
￥10,000～￥14,999 ￥6,000～￥7,999 |
| Budget（Aggregate of reviews） |
￥10,000～￥14,999
|
| Method of payment |
Credit Cards Accepted （JCB、AMEX、Diners） |
Seats/facilities
| Private dining rooms |
OK For 2 people、For 4 people All seats private room |
|---|---|
| Non-smoking/smoking |
Smoking / Non-smoking area separated Please check with the restaurant before visiting as the law regarding passive smoking countermeasures (revised Health Promotion Law) has been in effect since April 1, 2020 and may differ from the latest information. |
| Parking lot |
OK |
| Space/facilities |
Comfortable space,Counter |
Menu
| Drink |
Japanese sake (Nihonshu),Japanese spirits (Shochu),Wine |
|---|---|
| Food |
Particular about vegetable,Particular about fish |
Feature - Related information
| Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
|---|---|
| Location |
House restaurant |
| Website |
初回訪問は2011年。5年ぶりの再訪です。今回は\5,400/\7,560の2種類の昼会席を予約しました。今回も「色々な料理を食べたいので、なるべく重複がないようにして欲しいです」の無理を快諾いただき有難うございました。＞女将さん
店に到着すると四畳半の個室に案内されます。ゆったり落ち着く個室なんだけど、そもそも他の部屋にも客は居らず、要はお店貸切。お昼は予約のみの営業らしく、わざわざ店を開けてくれた事に感謝です。料理の品数は2コースとも11皿20品で同じですが、材料のグレードを変える事で様々な春の味覚を楽しませてくれます。
今回美味しかったのは"生ダコ"、"サワラの塩焼き"、"あん肝の茶碗蒸し"、"鮑の網焼き"の4品でそれぞれ紹介します。
生ダコは、5年前同様の瑞々しさでプルプルしてます。美味いっ！ 毎回思うけど思うけど蛸で差別化するのって難易度高いと知っているだけに、大将の技に舌を巻く次第です。
サワラの塩焼きは、今回は木の芽味噌ソースで頂きます。コレおいちぃ。2011年がサワラの西京焼きだったので訪問の度に工夫が増しています。
あん肝の茶碗蒸しは、酢橘を効かせて中華風の酸味にアレンジしていますが、中身のあん肝はどっしり重厚感のある味わい。茶碗蒸しの基本を"竹蒸し"で確かめつつ、一手間加えた品揃えは少量多品種好みの私がまさに望むスタイルです。
そして鮑の網焼きが凄かったです。まず鮑の身が異様に柔らかいです。歯で挟むとスッと切れます。鮑を刺身で食べる時のコリコリ感とは別次元の柔らかさが炭焼きの香ばしさと同時に入ってきます。う～む。お見事。「鮑を柔らかくする為に事前に蒸したりしているのですか？」と女将に問うと「いいえ。軽く炙るくらいですよ」との淡白な回答。う～む。素材が違うという事なんでしょうネ。
でもなぁ。鮑を1個まるまる使ってるし、これってもしかして格安じゃないのけ？ 例えば横浜うかい亭は鮑1個が\9,000/130gで高くて旨いは当たり前だし、伊勢志摩の黒潮ダイニングは頑張ってるけど鮑1個が\1,600/120gだしなぁ。入舟はお得だなぁ。鮑の肝も超デカイし、美味しさとCPの両方を兼ね備えた逸品です。
他にも東北の春の山菜尽くしや甘みの強いウニ等々。あっという間の2時間でした。今回もご馳走様でした。次回もよろしくお願いします。
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お昼の会席料理<11皿20品>(\5,400)：
先付：胡麻豆腐の豆乳掛け
前菜：○アイコの黒胡麻和え,フグの煮凝り,筍の土佐煮,○帆立の肝和え,シドケと山ワサビのお浸し
蒸物：竹蒸し<茶碗蒸し>
造り：ホタルイカ,いしなぎ,◎生ダコ,かつお
焼物：◎サワラの塩焼き-木の芽味噌ソース
煮物：茄子と海老の二味揚げ
揚物：天麩羅4品<こごみ/タラの芽/アイコの葉/シドケ>
食事：稲庭うどん<冷>,漬物<燻りがっこ/胡瓜>
デザート：抹茶のアイス
お昼の会席料理<11皿20品>(\7,560)：
先付：ワラビとホタルイカの酢味噌
前菜：○こごみの白胡麻和え,フグの煮凝り,筍の土佐煮,○帆立の肝和え,シドケと山ワサビのお浸し
蒸物：◎あん肝の茶碗蒸し
造り：○ウニ,おこぜ,◎生ダコ,かつお
焼物1：桜マスの塩焼き-アイコ巻き
焼物2：◎鮑の網焼き-肝付き
揚物：天麩羅4品<こごみ/タラの芽/アイコの葉/シドケ>
食事：稲庭うどん<温>,漬物<燻りがっこ/胡瓜>
デザート：抹茶のアイス