Restaurant name |
Kaikatei Souan(Kaikatei Souan)
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Categories | Japanese Cuisine、Seafood |
Phone number (for reservation and inquiry) |
0776-50-1070 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
福井県福井市中央3-9-21 |
Transportation |
京福バス 片町入口(下り)・本町角下車徒歩5分 385 meters from Fukui Castle Ruins Daimyomachi. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget(Aggregate of reviews) |
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) Electronic money Accepted |
Table money/charge |
夜サービス料10% |
Number of seats |
83 Seats ( テーブル55席、カウンター10席、座敷18席) |
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Private dining rooms |
OK For 4 people |
Private use |
OK |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
OK 10台 |
Space/facilities |
Comfortable space,Counter,Tatami seats |
Drink |
Japanese sake (Nihonshu),Japanese spirits (Shochu),Wine,Particular about Japanese sake (Nihonshu) |
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Food |
Particular about fish |
Occasion |
With family/children |With friends/colleagues This occasion is recommended by many people. |
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Location |
Beautiful scenery,Secluded restaurant |
Service |
Extended party hours (more than 2.5 hours) |
With children |
Kids are welcome |
Website | |
PR for restaurants |
モダンな空間で味わう和食に日本料理の魅力と新たな可能性を見る
「日本料理の魅力、素晴らしさを多くの方と共有したい」。明治創業の老舗料亭がここ【開花亭 sou-an】を立ち上げたのには、そんな思いが根底にあります。風情溢れる本館の木造建築に対比するかのようなモダンな建物は、世界的建築家・隈研吾氏による設計で、2階まで吹き抜けになったガラス張り。昼は陽光が差し込み、夜はムーディーで解放的な空間が、ゲストの畏まった心をリラックスさせます。一方で、料理も老舗料... |
福井駅近くの繁華街「浜町(はままち)」に構える「開花亭sou-an(カイカテイソウアン)」。130年の歴史の歴史を誇る料亭「開花亭」のセカンドラインであり、ゴ・エ・ミヨにも掲載されています。店舗とインテリアの設計は隈研吾。ところで隈研吾が関与した建物って最近めっちゃ多いな。隈研吾は実は10人ぐらいいるのではなかろうか。
天井がドーンと高い贅沢なつくり。1階はカウンターとテーブル、2階にもテーブル席が沢山あって、割烹料理店としてはかなりの大箱でしょう。なのですが、ちょっと活気が無いのが気になりますね。緊張感のある静けさ、というわけではなく、ただただテンションが低い。直前に誰か偉い人にでも怒られたのかな。いっそのこと爆音でEDMでも流すと意外に合いそうな空間です。
お店の格に比してアルコールは安く、日本酒とワインのペアリングなども提案してくれます。我々はビールでのどを潤したのち、日本酒のボトルへと移行。当たり前ですが日本酒ってアルコール度数強いっすね。2人で飲むとすっかり酔っぱらってしまいました。
まずはウニしんじょう。なのですが、それほどウニの風味は強くなく、それよりも栗せんべいのサクサクとした食感が楽しかった。
マツタケとハモの土瓶蒸し。王道の味わいで文句なしの味わいです。
お造りはバイガイに迷いガツオ。バイガイの、ちょっとクセのあるテイストが日本酒に良く合います。
湯葉蒸しの内部にはたっぷりの鰻が。このお皿はべらぼうに美味しいですね。鰻のふっくらとした食感に湯葉の健康的な味わい、べっこう餡のパンチのある味わいと、鰻料理の新たな可能性を感じたひと品でした。
焼き物はノドグロ。結構な大きさで、しかもXO醤焼きのバルサミコのソースと未開拓領域。ジューシーなノドグロの美味しさは言わずもがな、XO醤のコッテリとした味覚もノドグロの脂に負けない存在感。こちらについてもノドグロ料理の新たな可能性を感じたひと品でした。
アワビの天ぷら。その名の通りシンプルな料理ですが、やはり抗えない美味しさがあります。こればっかしは重めのシャンパーニュなどで楽しんでも良かったかもしれません。
金時草のおひたしでお口の奥地を整えつつ、メインディッシュは若狭牛ロース肉のステーキ。ソースが甘く、若狭牛の品の良い脂の甘味を補完します。
〆のお食事は松茸ごはん。基本に忠実で美味しいのですが、特におかわりの提案なのは無く少ししょんぼり。
季節のフルーツと塩バニラアイスで〆。ごちそうさまでした。
食事代が1.5万円ほどにお酒を飲んで、お会計はひとりあたり2万円弱。お店の風格や素材の良さを考えれば実にリーズナブル。他方、冒頭に記した通り全体を通してテンションが低く、接客も少し冷たい感じがする(内装にリンクしてスタイリッシュな姿勢、という意見もある)ので、ちょっと独特の雰囲気に感じるかもしれません。親族での集まりや接待などで活躍しそう。
■写真付きのブログはコチラ→ https://www.takemachelin.com/2021/09/sou.html