Official information
This restaurant is registered on Tabelog as a corporate member. Business information is released by the staff.
Restaurant name |
Washoku Tsubone
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Categories | Japanese Cuisine、Nihonshu (Japanese sake)、Seafood |
Phone number (for reservation and inquiry) |
050-5590-7478 |
Reservation Availability |
Reservations available
コースでのご予約のみお選びいただいてます。 |
Address |
神奈川県平塚市紅谷町16-3 おでん横丁 |
Transportation |
30 seconds walk from JR Hiratsuka Station 181 meters from Hiratsuka. |
Opening hours |
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Budget |
¥8,000~¥9,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥10,000~¥14,999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) Electronic money Accepted (Transportation electronic money(Suica)) QR code payment Not Accepted |
Number of seats |
10 Seats |
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Maximum party size | 6people(Seating) |
Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
OK Up to 20 people |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
not allowed |
Space/facilities |
Comfortable space,Counter,Free Wi-Fi available |
Drink |
Japanese sake (Nihonshu),Japanese spirits (Shochu),Wine,Particular about Japanese sake (Nihonshu) |
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Food |
Particular about vegetable,Particular about fish |
Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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Location |
Secluded restaurant |
Service |
(Surprise) Party accommodations |
With children |
Kids are welcome(Babies are welcome,Preschool children are welcome,Elementary school students are welcome) |
Website | |
Phone Number |
0463-71-5248 |
この日は湘南ウォーキング。
やって来たのがこちらの和食店。
場所は、平塚市紅谷町というエリアにあるおでん横丁の一角。
なか卯 平塚西口店の左手にある路地がおでん横丁入口になり、その一番奥。
ちなみにおでん横丁にはおでん屋がありません。
かつてはおでん屋が軒を連ねてたんでしょうかね?
そんなちょっと目立たない場所に、2019年5月13日にオープンしたんです。
この手の和食店は大好きなジャンルなのですが、
普段は夜のみの営業でしたのでなかなか伺うチャンスも無く。
しかしながらコロナ禍の影響でランチ・テイクアウト営業も始めていたんです。
お店としては大変でしょうけど、この機会を逃す手も無くランチでの訪問。
公式インスタグラムを拝見すると、ランチでも準備の都合がありますので、
念のため事前に電話予約をしての訪問になります。
開店時間は11:30なのですが、その5分前にはお客様をお迎えする準備が出来ていました。
このようなお店は信頼に値しますね(^^)
まずは手指消毒をしてから暖簾をくぐって店内へ。
入ると正面にカウンター3席。左手に4名掛けテーブル1卓。左奥に2名掛けテーブル1卓。
開店直後ですのでもちろん先客は居ません。
私はカウンターの右手に案内されました。
お店は、ご主人と女性の板さんのお二人で切り盛りしています。
建屋自体は歴史を感じる古さがありますが、
店内は3年前にフルリノベーションを施したと思われる、
割烹料理店らしいスッキリとした清潔感のある雰囲気。
BGMはジャズです。最近は和食店でもジャズやクラシックが人気。
ランチは、
・天婦羅御膳 2500円
のみになり、既に電話予約時にオーダーは通っていますので、
その準備にすぐに取り掛かります。
熱いお茶と冷たいお茶を聞かれましたので、
たまには冷たいのでもいいかと思い、冷たいお茶をお願いすると、
薄はりグラスで冷たい緑茶がサーブされました。
薄はりグラスを使っている部分もいいですし、そもそもお茶も美味しい。
この時点で期待は高まってきますぜ(^^)
この日に頂いた天婦羅御膳の内容は以下になります。
・先付3点セット
まさかの先付が3皿も同時に登場。
その内容たるや、出汁巻き玉子、小芋の煮物、つるむらさきのお浸し。
出汁巻き玉子は甘さ控えめの出汁をたっぷりと含んだドストライクのもの。
そこにこれまたほのかに醤油で湿らせた大根おろしを添えて。
熱々の巻き立ての出汁巻き玉子からはジュースのような出汁がほとばしって。
いやあ、参ったわ。これは旨い。
小芋もあっさりとした出汁で炊いてねぎを添えて。
つるむらさきはポン酢と白ごまを振りかけて。繊維質たっぷり。
くふうっ・・・
なんで神奈川は禁酒なんだっけ (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!
これだけで軽く2合は飲めるわ・・・
メインの天婦羅とご飯の準備が整い、天つゆと塩がセッティング。
・土鍋ご飯
まさかの炊き立ての土鍋ご飯での登場(驚)
土鍋の蓋を取ると湯気がバーンと!
まじっすか?
軽く茶碗によそってもらって。
一合炊きだそうなのですが、それでもこれだけふっくらと炊けるんだ?
やや固めで私の好みのジャストな炊き加減。炊き立ての熱々で瑞々しくて。
これは旨いわ。不味い訳無かろう。
土鍋に入っているご飯は私専用ですのでお代わりも出来ます。
最後にほんの少しだけお代わりをして、残ったご飯はなんとおにぎりにして
お土産にしてくれました(驚) これって本格的な懐石料理店並みの待遇ですぜ。
おにぎりは海苔で巻いてくれて梅も忍ばせて、大事に晩酌時に頂きましたよ(^^)
・味噌汁
麩とわかめの味噌汁です。
こちらも熱々で出汁が効いていて美味しい。
・香の物
胡瓜の漬物と昆布の佃煮です。
胡瓜の漬かり具合が好みでしたね(^^)
さて、揚げ立ての天婦羅が目の前に用意された織部の皿に順次サーブされて来ます。
・車海老と甘唐辛子の天婦羅
天つゆと塩が用意され、皿にはすだち。
車海老は塩だけで、甘唐辛子は塩と天つゆの両方で頂きました。
車海老は小型ですが、このくらいでも旨味の濃さを感じるんですよねえ(^^)
なんといっても高級な車海老。このお値段では普通は食えんですよ。
・椎茸と茄子の天婦羅
椎茸は基本は塩で、茄子は基本は天つゆで。
特に茄子は舌が火傷しそうなくらいの熱々。
猫舌の真逆の私ですら気を付けながら食べましたぜ。
椎茸と茄子から出てくるジュースがたまらんよね。
・蓮根の天婦羅
シャクシャク食感。これは塩で食べました。
・かき揚げ、南瓜と薩摩芋の天婦羅
かき揚げは三つ葉と玉ねぎだったかな?
南瓜はボリューム満点。ねっとりとスイーツのような甘さが出ていました。
薩摩芋はホクホク食感で。天つゆ、塩、両方を活用しながら。
・車海老と甘鯛の天婦羅
まさかの車海老が2尾目!さらには高級魚の甘鯛まで!
これらは塩メインで頂きました。甘鯛の鱗がカリカリでたまらんよね。
この内容で2500円。タッチレスのPayPayでお支払い。
いやあ、満足でしょう・・・ これだけの内容で2500円なんて(^^;
間違いなく、100%サービス以外の何物でも無いですよ。
食べ終わってからは、追加で注がれた冷たい緑茶を飲みながら
ご主人としばし談笑です。
どの料理も私の好みでしたが話していて分かりました。
ご主人は都内の和食店で働いていて、生まれ育った平塚でお店を開きたいと思い、
こちらの地で独立してオープンをしたのですが、特に京都で修行をしたことは無くても、
ご主人自体が京都が好きで、そのような傾向の料理を目指しているそうです。
だから京都好きの私の嗜好にも当てはまったんだなあと納得。
京都は好きでもご主人自身はそれほど京都に伺った経験はなく、
いつも想像をして憧れているそうです。
なので私の京都情報にも前のめりになるくらいに興味津々のようでした。
これだけの実力を持つお店が、3年以上も営業していれば、
都内であれば軽く3.5ポイント以上付くはずなのですが、まさかの3.09ポイント。
それでもたったの3名の口コミでそこまで行っているので、
悪くはない評価を得ているとは思いますよ(^^)
コロナ禍の影響でこちらのお店もまともな営業が1年も出来ていないのに、
それに対してなんら不満を述べることも無く、前向きに頑張るご主人の姿。
京都の話を聞いているときのご主人の眼は少年のようで(^^)
まだまだお若いご主人。
間違いなく平塚を代表する和食店に登り詰めていくものと思います。
私が知らないだけで既にそうなっているのかも知れませんが?
ご馳走様です!(2021/9現在、3.09ポイント)