祇園で「長く」続くキリッキリの江戸前鮨を出すお店。 : Sushi Matsumoto

大将の松本大典さんは神奈川出身。銀座久兵衛や新ばし しみづで江戸前鮨を修業されました。
店を開くにあたり、関東で物件探しをしておられましたが縁あって、特にゆかりもない、
この京都、祇園で自分のお鮨屋さんを開かれました。17年前のことです。

関西、しかも京都・祇園で江戸前鮨の店を開く。当時はほとんどなかったそうで冒険であったかもしれませんが、江戸前の手法をきちんと守り現在に至っているそうです。

因みに最近、京都駅のそばに赤坂の鮨まつもとの支店、京都鮨まつもと　が開店しましたが全然別店舗です。
紛らわしいですけど。

カウンター七席
２人がけテーブル２席
というこじんまりしたお店です。

12時開店で少し遅れていきましたが、快く迎えてくれました。

昼のおまかせ13貫を頼んでおきました。

△まずはビールでカンパーイ！

◯カレイの昆布締め　さっぱりとした締め具合です。

赤酢のシャリはやや酢が強いがこれが江戸前ですね。

◯スミイカ　塩が降ってあります。シコシコといい歯応えです。
　
◯こはだ　締め具合がとてもいいです。しっかり〆てあります。こはだが江戸前鮨職人の腕の見せ所ですね。

◯青森のマグロ　ほぐしたところ　おー、とろとろですね。とても美味しい。

◯中トロ　おー、これもよく脂が載ってます。美味しい。

◯ホッキ貝　ホワッとした食感です。煮切りもいい甘味。いい具合に煮てあります。

◯車海老　お、味噌の香りもします。美味しいです。エビも甘味があります。

△ 仙介　灘のお酒　うん。これはキリッとくる辛口。

◯煮バマグリ　柔らかいですね。煮切りもいい甘味。いい具合に煮てあります。

△坤滴（こんてき）　伏見の東山酒造　純米酒　程よい辛さながら甘味も感ます。

◯キス　ん？何というか、地魚の香りがりますね。

◯白甘鯛　塩でいただきます。軽く寝かせてあって美味しい。

◯アジ　脂の乗ったいいアジですね。

◯大間のウニ　おおー。これはいいウニ。とろけますね。絶品！大間でもいいウニとれるんですね。

◯穴子　柔らかい。甘味が少なめですね。これが正当な江戸前なのかな？

◯干瓢巻き、玉子焼き　甘味控えめの干瓢巻きと玉子焼き。江戸前はめっちゃ甘いのが多いからこのくらいがいいな。

若手の板前さんやおかみさん？の雰囲気のいいサービス。
お店も落ちついた感じでゆったり過ごさせていただきました。

ごちそうさまでした。おいしかったです。