Official information
This restaurant is registered on Tabelog as a corporate member. Business information is released by the staff.
Restaurant name |
Kuwana Choujiya
|
---|---|
Categories | Regional Cuisine、Seafood、Unagi (Freshwater eel) |
Phone number (for reservation and inquiry) |
0594-22-6868 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
三重県桑名市寿町3-56-1 |
Transportation |
JR関西線桑名駅・近鉄桑名駅より徒歩5分から10分。 403 meters from Nishi Kuwana. |
Opening hours |
|
Budget |
¥5,000~¥5,999 ¥2,000~¥2,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥8,000~¥9,999¥2,000~¥2,999
|
Method of payment |
Credit Cards Accepted (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) Electronic money Not Accepted |
Table money/charge |
2階席は、10パーセントのサービス料がかかります。 |
Number of seats |
87 Seats |
---|---|
Private dining rooms |
OK For 2 people、For 4 people、Over 30 people 足の楽な、畳イス個室や堀ごたつ席(4名様まで)がございます。 |
Private use |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
Smoking / Non-smoking area separated ランチタイムは完全禁煙 Please check with the restaurant before visiting as the law regarding passive smoking countermeasures (revised Health Promotion Law) has been in effect since April 1, 2020 and may differ from the latest information. |
Parking lot |
OK 2台 |
Space/facilities |
Comfortable space,Counter,Tatami seats,Horigotatsu seats |
Drink |
Japanese sake (Nihonshu),Japanese spirits (Shochu) |
---|
Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
---|---|
With children |
Kids are welcome(Babies are welcome,Preschool children are welcome,Elementary school students are welcome),Baby strollers accepted
乳幼児用ハイローチェア・子供イスをご利用の際は、お申し付けください。 |
Website | |
Remarks |
無料,FREESPOTあります。個室の一部で電波が届かない場合がございます |
PR for restaurants |
江戸時代と同じように松ぼっくりを使用し焼きあげた、東海道随一の桑名名物焼き蛤を。
丁子屋では東海道随一の名物焼き蛤を江戸時代と同じように松ぼっくりを使用し、焼いております。 |
※前置きが凄く長くなります(笑)
桑名の焼きハマグリが全国的に有名になったのは『東海道中膝栗毛』の影響が大きいと思いますが、作中でヤジさんキタさんが焼き蛤を食べた場所は東海道の富田という所で、その富田が実は現在の行政区分だと桑名じゃなくて四日市にあるという事を知って(驚)
何でも富田は今でこそ四日市にありますが、江戸時代は桑名藩に属していたとか。しかも、その頃は遠く離れた新潟の柏崎も桑名藩の領地だったと知って更に(驚)
なので、ヤジさんキタさんが食べたであろう『富田の焼きハマグリ』を食べれるお店が四日市の富田の辺りに残っていないか探してみたのですが残念ながら見つからず…しかし、四日市市立博物館に江戸時代の富田の焼きハマグリ店を再現した常設展示があると知り行って参りました♪UPしている写真の後ろから4枚目あたりがそれになります。
ちなみに東海道五十三次だと『富田の焼きハマグリ店』はこんな感じで描かれています。火鉢の中に松葉を敷いて、マツボックリで火を起こして、それを囲むように貝殻の蝶番の部分から焼いて火を入れていたみたいです。
初めて『焼きハマグリ』というワードを聞いて、実際に焼きハマリグリを食べた時はこの『焼き』という言葉が何かしっくりこなかったのですが、この江戸時代の調理方法を見ると、確かに『焼き』だなと凄く腑に落ちました。そして私が子供の頃に潮干狩りで獲った蛤を叔父がガスバーナーで炙って焼きハマグリだーっ!とやったら殻が破裂して騒ぎになったこと思い出して、ハマグリの殻に直火をあてると爆発するという教訓をその時得ました(笑)
この江戸時代式の焼き方が正解だったんだなとシミジミ…
で、この江戸時代の手法を用いた、マツボックリで焼いた焼きハマグリをやっているお店が今回投稿する桑名丁子屋さんになります(マエオキ長かった…)
桑名駅から徒歩10分ほどとアクセス良好♪店内はちょっと薄暗くて、半個室の居酒屋のような雰囲気でした。
オーダーしたのは『焼きはま膳』
・焼き蛤
・蛤の茶わん蒸し
・蛤雑炊
・蛤潮汁
コースはお目当ての焼き蛤(松かさ焼き)からスタート!
まず松かさの香りがどんなものか…松ヤニの味がしたら嫌だなと、ちょっと警戒しながら食べてみたら、とても上品な燻製香♪桜のチップのような強くてクセのある香りではなく、表現するなら、冬場に遠くの畑でやってる焚火の匂いが不意に鼻に届いた時のような感じで、蛤の風味の邪魔にならない塩梅のほどよい燻製香でした♪とても美味しかったです
蛤のサイズは特大。以前投稿した魚重楼さんの蛤と同じ位でした。
ちなみに蛤の旬は抱卵する梅雨の時期と言われていて、魚重楼さんでは梅雨時の蛤を頂きました。抱卵してトロッとした食感のある蛤がとても美味しかったのを記憶していますが、今回の丁子屋さんは抱卵していない冬の時期。抱卵した蛤の独特な食感こそありませんでしたが、蛤のコハク酸的な旨味は断然冬場のほうが強くて、蛤はいつ食べても美味しいんだなと実感したました。
大満足です♪