Official information
This restaurant is registered on Tabelog as a corporate member. Business information is released by the staff.
Restaurant name |
George(George)
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Categories | Japanese Cuisine、Seafood、Izakaya (Tavern) |
Phone number (for reservation and inquiry) |
050-5596-9280 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
宮城県仙台市宮城野区榴岡4-4-1 102 |
Transportation |
7 minutes walk from JR Sendai Station East Exit 120 meters from Miyagino Dori. |
Opening hours |
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Budget |
¥6,000~¥7,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥10,000~¥14,999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (JCB、AMEX、VISA、Master) Electronic money Not Accepted |
Table money/charge |
550円/人 |
Number of seats |
22 Seats ( 14 counter seats, semi-private room for 3 to 10 people) |
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Private dining rooms |
OK For 4 people、For 6 people、For 8 people Semi-private room available: 3-10 people |
Private use |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
not allowed Coin parking available nearby |
Space/facilities |
Stylish space,Comfortable space,Wide seat,Counter |
Drink |
Japanese sake (Nihonshu),Japanese spirits (Shochu),Wine,Particular about Japanese sake (Nihonshu),Particular about Japanese spirits (Shochu),Particular about wine |
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Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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Location |
Secluded restaurant |
Website | |
The opening day |
2018.4.20 |
Phone Number |
022-299-5171 |
仙台での晩酌です
法事も終わり、娘達家族を仙台空港へと送り出し
何となくホッとひと息付くと、お酒を口にしたくなりました
ピックアップしていたお店をチェックすると
3軒中2軒が日曜定休、当日なのでダメ元で残りの店に電話を入れてみました
「George」
和食らしくない屋号ですが、仙台で高評価の和食店です
遅い時間ならって事で19時半で席を確保しました
●惜しまず、過ぎず、丁寧に
お店はJR仙台駅東口エリア
仙台駅東口から徒歩7分、市営地下鉄宮城野通駅の北出口1から徒歩2分の立地
「仙台ガーデンパレス」の南側、東八番丁りから1本東の裏通り沿いに在ります
レンガ風外壁のマンションの1階、土壁風の外装に杉玉が掛けられた和風の佇まい
入口引戸横に小さく筆文字で、”George”と表示されています
店内はスタイリッシュな和モダンな空間が広がり、落着いた雰囲気が漂い
照明が当たった、樹齢100年以上の杉のコの字のカウンターがでんと構えています
席数は14席、右手奥には個室も在る様ですが、詳細は不明です
店主は、青森県むつ市の出身、実家が寿司屋を営んでいる事で、自然と和食の調理人に
寿司と和食の研鑽を積み、仙台の人気料理店の板長を経て、2018年4月に独立開業
ソムリエ、酒ディプロマ、テキーラマエストロ、ラムコンシェルジュの資格を有する酒のプロでも在ります
屋号の”George”は店主大宮譲司氏の名前に由来しているのかな?
”惜しまず、過ぎず、丁寧に”が店主の信条の様です
●東北の美味しいものが食べられます
予約時間とほぼ同時に引戸を開けて店内へ
カウンターの左右は、先客が料理と共に、酒やワインを愉しんでいました
正面に案内され席に着くと、初めてのお店特有の緊張感と期待感が入り混じった状態
自分は、珍しく黒ビールが呑みたくて”GUINNESS”をセレクト
妻も高知旅行で気に入った、”鳳凰美田 完熟 桃"をロックで註文しました!
■お通し 湯葉餡かけ
上品な味わいの餡に生湯葉、菊の花が添えて在ります
温かいものを胃袋に収めると、動きがほどよく活発化する感じです
散らして在る、菊花と穂紫蘇の風味が口の中で広がります
■刺身
お任せで盛合せにする事も可能ですが
ボリュームが判らないので、おしながきの中から”太刀魚”と”北寄貝”を選びました
店主からは、地元で獲れた”白魚”も是非にと勧められたので三種盛りとなりました
・太刀魚(宮城)
相当な肉厚です
炙って在るので香ばしさと脂の旨み、生の食感が同時に味わえます
前日、「中国料理 松石」の前菜でも太刀魚を食べましたが
負けず劣らずの美味しさでした!
・白魚(宮城)
鮮度”命”の生の白魚です
透明度の在る白色の魚体が見事に綺麗です
張りの在る食感で、淡い甘味の後から程よい苦味が口の中に広がります
これってやっぱり日本酒に合せたいですよね
店主にお任せで、日本酒を選んでもらいました
・北寄貝(青森)
貝殻の上にテンコ盛りに盛られています
身は肉厚で適度な噛み応え、ミルキーで甘みの在る美味しさ
貝柱はかなり大粒で、コクが在ります
噛み応えで云えば、ひもの部分が1番美味しいかな?
■海鞘の磯部揚げ
仙台へ来る愉しみのひとつが”海鞘”を食べる事
でもシーズンよりもかなり前なので、諦めていましたが
おしながきには、”海鞘の塩辛”と”海鞘の磯部揚げ”が並んでいました
この時期に海鞘?って思いましたが、シーズンに質の良いものを冷凍で備蓄しているとの事
海鞘は生食一辺倒なので、食べた事がない”磯辺揚げ”を選びました
肉質は柔らかく、生食に比べる独特なクセも和らいでいます
噛むと淡く風味が口に広がり、食べ易く美味しいのですが
あのインパクト在る風味が好きなので、チョッと寂しいかな?
やっぱ生食には敵わないですね
■鴨 炭火焼
炭火焼のメニューには、牛タン、仙台牛、鹿、しゃも等が並んでいましたが
前日に、銘柄豚や牛タンは食べていたので、妻が好きな”鴨”を選びました
段差が在る櫓の様な焼場で、場所や向きを変えながら、ゆっくりと焼き上げます
火入れした、菜の花やきのこ、トマトと合わせて提供されました
鴨肉は、”仙台味噌”をベースとした合せ味噌で、1週間熟成させて在るとの事
部位はロースなので、特に脂身の美味しさが凝縮している様でコクが在って美味しんです
菜の花の淡い苦味もアクセントになります
■蛤と仙台芹の酒蒸し
仙台では、根付きのまま”芹”を食べる食習慣が在ります
特に冬場には”芹鍋”として食べる事が多い様ですが
今回は、”蛤の酒蒸し”に合せて在ります
蛤から出た旨みたっぷりのツユに芹の風味
根っこの部分は、根菜類のような甘味とほろ苦さ
肉厚の蛤も上品で味わい深い美味しさです
ツユは少し甘味が在って、胃袋に染み渡る感じです
【日本酒】
・刈穂 純米吟醸生酒 春kawasemi 刈穂酒造(秋田)
・春のるみ子 すっぴんるみ子の酒 特別純米無濾過生原酒 9号酵母 森喜酒造(三重)
●最後に
翌朝、日の出前に仙台を発つので、酒は控えめにしておきました
仙台でお邪魔したお店でハズレって無くて、全てが大当たりばかり
今回も大当たりでした!
隣席の先客ご夫婦ですが、常連さんで食通って雰囲気でした
何かの切っ掛けで、会話をする様になり、互いの食の情報を交換し合い、愉しいひと時を過ごしました
まぁ此処までは、酒の席あるあるなのですが・・・
その御主人にうっすらと見覚えが在ったんです
翌朝までは、TVや雑誌で見掛けた事が在る著名な方かなぁって思っていたのですが
自分が提供した情報の食べログの自分のレビューに”いいね”が押された事で
以前、東京門前仲町界隈の大衆酒場をご案内して戴き
今は亡き横浜野毛の「武蔵屋」での一献を約束しながらも、果たせなかったマイレビさんだったんです
こんな偶然って在るんですね