【★3.7】始まりは15種類のアミューズ終わりは12種類のデセール【2600】 : 6

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3.7

¥30,000~¥39,999per head
  • Cuisine/Taste3.7
  • Service3.3
  • Atmosphere4.5
  • Cost performance3.5
  • Liquor/Drinks3.5
2023/11Visitation1th

3.7

  • Cuisine/Taste3.7
  • Service3.3
  • Atmosphere4.5
  • Cost performance3.5
  • Liquor/Drinks3.5
JPY 30,000~JPY 39,999per head

【★3.7】始まりは15種類のアミューズ終わりは12種類のデセール【2600】

4,220文字★

おまかせコース(24,200円、税サ込)滞在時間:約3時間30分

東京から沖縄県に来ております。

三重県出身の小杉浩之オーナーシェフ(1962年生まれ)が腕を奮う同店(3.77)。
シェフは名古屋でイレテテュヌフワ(3.78)を経営していたのですが(2016年~2017年)、
奥さまの故郷である沖縄に移住して2018年4月より同店をオープン。
ネット予約サイトOMAKASEで空き枠を見つけてお邪魔しました。

お店は古宇利島という小さな離島に在ります。
沖縄本島と橋で繋がっており那覇空港からレンタカーを利用してアクセス。
ワインを飲みたかったので古宇利島に宿を取ってのディナータイム利用。

2023年11月は札幌にも那覇にも訪れているのですが、
同じ日なのに新千歳空港は3℃で那覇空港は28℃という、
同じ日本とは思えないぐらいの温度差(25℃の差)となっていました。
ホテルで部屋を閉め切ると室内がサウナのような蒸し暑さに。

ホテルから歩いてお店に向かうも登山かと思うぐらい勾配の急な場所もある古宇利島。
地図上の表示は近くても余裕を持って出発するほうが良いと思います。
帰りはシェフが車でホテルまで送ってくれるサービスがありました。

ガラス張りの店内から古宇利大橋を見下ろせて眺望が抜群に良いお洒落レストラン。
尤も日が落ちると真っ暗に(ネオンで夜景を楽しめる東京とは違うのです)。
ランチタイムのほうがお店の本領発揮という気がしました。

シェフ以外に男性料理人が複数いらっしゃるのですがホールの女性は1人だけ。
16席というキャパシティに対して人手不足という印象。
(実際にサービス面でキャパオーバーを感じる部分も。)

シェフ曰く東京からのお客さんが7割、使用している食材の8割ぐらいが沖縄県産。
テロワールにこだわっているイノベーティブフレンチ。
女性客のほうが多かったですがチョコチョコと色々な料理を楽しめる少量多種志向。
脂っ濃い料理なんて皆無で確かに女子ウケしそうなコース内容でした。

ナイフ、フォーク、スプーン、卓上に「チンアナゴ」みたく立ててあるのでお好きなように。
立てていませんが箸も用意されていたので箸をメインに使っていました。
ヴィアンドの島豚もお店側で一口大にカットしておりナイフやフォークの出番なく、
結局この日は箸とスプーンだけで終わりました。

ドリンクはペアリングをお願いしたのですが1杯1,600円(税サ込1,936円)とのご説明。
料理に合わせるというよりも飲むペースに合わせての提供方針。
ペアリングは泡が対象外なので1杯目にシャンパーニュかビールを勧められました。
下記の通り飲み食いして、お支払い総額30,976円。

オリオン 75BEER 小瓶(334ml 968円)
・ペアリング(Glass 1,936円)
1.ミューレ ピノ ブラン レ ジリス 2021 白 フランス アルザス
2.クロー ド ネル IGP デュ ヴァル ドゥ ロワール シュナン ブラン 2018 白 フランス ロワール
3.ブルゴーニュ ルージュ オリヴィエ ジュアン 2021 赤 フランス ブルゴーニュ

・おまかせコース(24,200円)

01.アミューズ
01-01.うずらのたまご燻製
01-02.イカと紅くるり大根のカップ
01-03.島豆腐の燻製
01-04.ラフテーおにぎり
01-05.キャッサバのチーズフォンデュ
01-06.マクブと骨クッキー
01-07.そうめんチャンプルーとキャヴィア
01-08.ねぎとろカリカリ巻き
01-09.タコス 野菜とチーズのソースを掛けて
01-10.パニプリ グリーンカレーソースを注いで
01-11.蕎麦粉の黒いガレット(干したイワシ入り)
01-12.生ハムのムース
01-13.蓬(よもぎ)のエアーパン
01-14.チーズ入りコンビケーションドーナツ
01-15.車海老の揚げパン
02.大根
03.パン
04.海ぶどう
05.蓬麺
06.蛤(はまぐり)出汁の冷製ロワイヤル
07.カリフラワー
08.10種類の野菜サラダ
09.島豚の炭火焼き
10.デセール盛り合わせ
10-01.ガス入りフレッシュハーブティー
10-02.島バナナのムース入りチョコバナナ
10-03.モリンガ茶とココナッツのブランマンジェ
10-04.マンゴーのアイスクリーム
10-05.ちんすこう
10-06.黒糖フィナンシェ
10-07.シークヮーサーのクレープ
10-08.紅芋のあんこ玉
10-09.グァバとマンゴーのパート・ド・フリュイ
10-10.パッションフルーツのマカロン
10-11.パイナップルのミニタルト
10-12.ナンバリングクッキー
11.食後のお飲み物(コーヒー or 紅茶)

食べた料理の寸評は以下の通り、【】内は個別の採点、表示価格は税サ込です

【4.0】アミューズ

15種類のアミューズブーシュ(一口大のおつまみ)がチョコチョコ出てきます。
揃ってから写真を撮って食べる人もいればすぐに食べる人もいるそう。
フレンチ、沖縄料理、メキシコ料理やインド料理までジャンルレスに幅広く。

美味しさという点では沖縄料理のそうめんチャンプルーにキャヴィアを合わせたタルト、
イカと紅くるり大根を合わせたカップといったフレンチ要素の強そうな料理が好印象。
と言っても単体で4.0評価には届かず15種類も楽しめることへの総合評価。

沖縄三大高級魚と謳われるマクブ(シロクラベラ)には少し癖を感じてしまいました。
パニプリも都内のエスニック百名店で食べるほうが美味しいと思います。
このあたりは日本人向け女子ウケを狙う以上は仕方ない面もあるのでしょう。

【3.4】大根

カラフルな香味パウダーで色付けした大根。
その下に、真鯵、茗荷、オリーブのタルタルを忍ばせています。
青い皿との組み合わせで「沖縄の美ら(ちゅら)海」を表現しているような1皿。

タルタルの塩分がやや強くて、水分の多い大根に負けないようにとの意図でしょうか。
美味しさという点では全く合理性に欠ける組み合わせとなっており、
絶対にヴィジュアルのほうを重視していると思います。

【3.8】パン

1.バゲットと発酵バター
2.南の香り
3.大地のカンパーニュ

バゲットなど計3種類のパンが出てきます。
南の香りは冷製ロワイヤルのあと、大地のカンパーニュはヴィアンドに合わせて。
自家製ではなくて取り寄せとのご説明でしたが、
フカフカ蕩ける独自食感のバゲットが特に美味しくてバゲットに関しては4.0級。
お店の手柄ではないかも知れませんが沖縄でパンがこんなに美味しいとは驚きました。

南の香りはサクサク感の強い口当たりでバゲットとは対照的。
大地のカンパーニュは全粒粉を使用しているのか風味が独特で、
こちらもカリカリ系の食感でした。

【4.0】海ぶどう

あさり出汁の冷製クラムチャウダー仕立てになっており、
海ぶどう、沖縄産ヤコウガイ(夜光貝)、もずく、あさり入り。
濃厚な口当たりのクラムチャウダーに適度な酸味を加えておりバランス良し。
11月に他県で冷製スープなんて出てきたら身体が冷えると怒り狂うところですが、
前述の通りサウナのように暑い沖縄では何とも身体が喜ぶスープに。

【3.8】蓬麺

シークヮーサーのソース、クーブイリチー(昆布炒め)、あおさパウダー、自家製麺。
麺に蓬(よもぎ)を練り込んでおり香りも口当たりも良いです。
高級レストランならでは穏やかに酸味を効かせており、
クーブイリチー(昆布)で旨味も補完され全体のバランス感覚に優れていました。

【3.6】蛤(はまぐり)出汁の冷製ロワイヤル

冷製ロワイヤルとは冷たい洋風の茶碗蒸し(フラン)のこと。
キャヴィアをトッピングしており、黒キャベツと焼き茄子のソースで。
スペックだけ見ると美味しそうなフラン。

残念なのは貝出汁もキャヴィアも二番煎じとなってしまったこと。
4.0と評したあさり出汁の冷製クラムチャウダーの後では印象が薄くなりますし、
キャヴィアが活きていたのもアミューズのそうめんチャンプルーとの組み合わせのほう。

【3.3】カリフラワー

横に手斧が添えられており客側で好きなようにカット。
1時間ローストしたという丸ごとカリフラワー。
シンプルに沖縄のマース塩で。

甘みを引き立てるような火入れとなっており歯応えは失っていますがホクホク食感。
表面のコゲの苦味と内側の甘みとのコントラストを楽しめます。
インド料理店で食べた丸ごとカリフラワーのタンドール焼きのほうが好きですが、
日本人はスパイス嫌いな人も多いので、万人ウケするのはこちらでしょう。

【3.7】10種類の野菜サラダ

ゴーヤ、スターフルーツ、うりずん豆(四角豆)、ジューシー(炊き込みご飯)など。
沖縄ならではの食材を色々と盛り合わせてサラダ仕立てに。
優しさを感じるような火入れで、食材ごとに使い分ける味付けも良いです。

こういう野菜盛りを都心のフレンチでもよく見ますが、
地物アドバンテージのおかげか都心で食べるよりも美味しかったです。
ヴィジュアルの良さと沖縄らしさも両立させておりハイレベル。

【3.2】島豚の炭火焼き

ヴィアンド(主菜)は県産島豚の炭火焼き。
荏胡麻(えごま)、秋桜(こすもす)、クワンソウの花をトッピング。
トッピングで肉が見えなくなっているぐらいです。

部位はロースでしょうか、シットリ感を残す火入れですが脂身が見当たりません。
どうも淡麗に過ぎるように思ってしまって濃厚コッテリ嗜好の筆者と合わず。
豚は牛やジビエより原価が安いと思うのですが少量な点も気になります。

尤も同店に油脂やボリュームを求める客なんていないのでしょう。
チョコチョコ少量多種で楽しめることこそが同店の特長。
脂っ濃いオヤヂとは方向性の不一致が発生してしまうのも致し方なし。

【3.7】デセール盛り合わせ

15種類のアミューズからスタートして12種類のデセール盛り合わせでフィニッシュ。
突き抜けて美味しいスイーツがあるわけではないのですが、
手数の多さは凄まじかったです(アミューズとデセールだけで計27種類)。

  • 6 - 2023.11 うずらのたまご燻製

    2023.11 うずらのたまご燻製

  • 6 - 2023.11 イカと紅くるり大根のカップ

    2023.11 イカと紅くるり大根のカップ

  • 6 - 2023.11 島豆腐の燻製

    2023.11 島豆腐の燻製

  • 6 - 2023.11 ラフテーおにぎり

    2023.11 ラフテーおにぎり

  • 6 - 2023.11 キャッサバのチーズフォンデュ

    2023.11 キャッサバのチーズフォンデュ

  • 6 - 2023.11 マクブと骨クッキー

    2023.11 マクブと骨クッキー

  • 6 - 2023.11 そうめんチャンプルーとキャヴィア

    2023.11 そうめんチャンプルーとキャヴィア

  • 6 - 2023.11 ねぎとろカリカリ巻き

    2023.11 ねぎとろカリカリ巻き

  • 6 - 2023.11 タコス 野菜とチーズのソースを掛けて

    2023.11 タコス 野菜とチーズのソースを掛けて

  • 6 - 2023.11 パニプリ グリーンカレーソースを注いで

    2023.11 パニプリ グリーンカレーソースを注いで

  • 6 - 2023.11 蕎麦粉の黒いガレット(干したイワシ入り)

    2023.11 蕎麦粉の黒いガレット(干したイワシ入り)

  • 6 - 2023.11 生ハムのムース

    2023.11 生ハムのムース

  • 6 - 2023.11 蓬(よもぎ)のエアーパン

    2023.11 蓬(よもぎ)のエアーパン

  • 6 - 2023.11 チーズ入りコンビケーションドーナツ

    2023.11 チーズ入りコンビケーションドーナツ

  • 6 - 2023.11 車海老の揚げパン

    2023.11 車海老の揚げパン

  • 6 - 2023.11 大根

    2023.11 大根

  • 6 - 2023.11 バゲットと発酵バター

    2023.11 バゲットと発酵バター

  • 6 - 2023.11 海ぶどう

    2023.11 海ぶどう

  • 6 - 2023.11 蓬麺

    2023.11 蓬麺

  • 6 - 2023.11 蛤(はまぐり)出汁の冷製ロワイヤル

    2023.11 蛤(はまぐり)出汁の冷製ロワイヤル

  • 6 - 2023.11 カリフラワー

    2023.11 カリフラワー

  • 6 - 2023.11 10種類の野菜サラダ

    2023.11 10種類の野菜サラダ

  • 6 - 2023.11 大地のカンパーニュ

    2023.11 大地のカンパーニュ

  • 6 - 2023.11 島豚の炭火焼き

    2023.11 島豚の炭火焼き

  • 6 - 2023.11 デセール盛り合わせ

    2023.11 デセール盛り合わせ

Restaurant information

Details

Restaurant name
6(6)
Categories Innovative cuisine、French
Phone number (for reservation and inquiry)

0980-56-3733

Reservation Availability

Reservations Only

予約はOMAKASEより承ります

Address

沖縄県国頭郡今帰仁村古宇利499-1

Opening hours
  • Mon

    • 16:00 - 23:00
  • Tue

    • 16:00 - 23:00
  • Wed

    • 16:00 - 23:00
  • Thu

    • 16:00 - 23:00
  • Fri

    • 16:00 - 23:00
  • Sat

    • 16:00 - 23:00
  • Sun

    • 16:00 - 23:00
  • ■ 営業時間
    スタートを16:00及び19:00に合わせていただきます。


    ■ 定休日
    不定休

Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting.

Budget

¥20,000~¥29,999

¥10,000~¥14,999

Budget(Aggregate of reviews)
¥30,000~¥39,999

Check the distribution of amounts spent

Method of payment

Credit Cards Accepted

(JCB、AMEX、Diners、VISA、Master)

Electronic money Not Accepted

Seats/facilities

Number of seats

16 Seats

Private dining rooms

not allowed

Private use

not allowed

Non-smoking/smoking

No smoking at all tables

Parking lot

OK

10台

Space/facilities

Stylish space,Comfortable space,Wide seat,Outdoor/terrace seating

Menu

Drink

Japanese sake (Nihonshu),Wine

Feature - Related information

Occasion

Location

Beautiful scenery,Ocean view

With children

10歳以上、コースを召し上がれる方のみ

Dress code

過度な軽装での来店はご遠慮ください。

Website

https://six-kouri.com/

The opening day

2018.4.15

Remarks

移転前の店舗情報
https://tabelog.com/aichi/A2301/A230107/23060011/