Official information
This restaurant is registered on Tabelog as a corporate member. Business information is released by the staff.
Online booking
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Restaurant name |
Sushi En(Sushi En)
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Categories | Sushi、Japanese Cuisine、Seafood |
Phone number (for reservation and inquiry) |
050-5590-1788 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
東京都中央区銀座7-3-13 ニューギンザビル1号館 B1 |
Transportation |
3 minutes walk from Ginza Station on the Subway Marunouchi Line 3 minutes walk from Ginza Station on the Subway Hibiya Line 3 minutes walk from Ginza Station on the JR Yurakucho Line 3 minutes walk from JR Shimbashi Station 394 meters from Uchisaiwaicho. |
Opening hours |
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Budget |
¥15,000~¥19,999 ¥10,000~¥14,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥20,000~¥29,999¥10,000~¥14,999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (VISA、Master、AMEX、Diners、JCB) Electronic money Not Accepted QR code payment Not Accepted |
Table money/charge |
A 10% service charge will be added. (A 10% service charge will be added to all lunch orders.) |
Number of seats |
28 Seats |
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Private dining rooms |
OK For 2 people、For 4 people、For 6 people、For 8 people |
Private use |
OK |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
not allowed There is a parking area nearby |
Space/facilities |
Stylish space,Comfortable space,Wide seat,Couples seats,Counter |
Drink |
Japanese sake (Nihonshu),Japanese spirits (Shochu),Wine,Cocktails,Particular about Japanese spirits (Shochu),Particular about wine,Particular about cocktails |
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Food |
Particular about vegetable,Particular about fish,Healthy/beauty food menu |
Occasion |
With family/children |Business This occasion is recommended by many people. |
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Location |
Secluded restaurant |
Service |
Extended party hours (more than 2.5 hours) |
With children |
Kids are welcome
Possible |
Dress code |
None. |
The opening day |
2015.12.21 |
Phone Number |
03-6274-6176 |
大将は長年、清水の名店などで修行された本格派である。堅物そうなのだが結構面白いところのある人だった。銀座の超一等地に気兼ねなく来れる、行きつけの寿司屋が出来た思いがして今日は気分が良い。あなたも私も薄々は気付いているだろうが、カウンターの寿司屋なんて、握り手で"ほぼほぼ"決まるんだろうよ。魚より腕より人柄でねえ。
特上の握りコースの始まりだ。先ずは"クロマグロ"から。お手なみ拝見ですなあ。今日は島根だとか。
春は石垣か宮古荷川取か。冬は下北大間か函館戸井か。いや山陰の夏マグロも良い。島根隠岐の東側の海域では200kg越えのオオモノも上がる。対馬とリマンの潮境、この海域は栄養素が豊富なプランクトンが多く生息し豊かな魚場だ。
春より脂は乗ってきて、肌理も細かく発色は良い。赤身も瑞々しく麗しく。鮮度落ちは早いが酸味が効いた身質。濃厚な味わいと香りがある。身の美しさは最早申し分なしか。打ち身の個体も良く見るから、さぞ荒波の中での漁獲なんだろう。
初夏は境、浜田に想い馳せマグロを愛でるのが"ツウ"ぽいでしょ笑。この時期勿論カツオも良くなってくるし、合底曳網でアンコウ、アナゴ、カレイ、ノドグロちゃんが、まき網で獲れるアジ、サバ、ブリ、サワラ、イカも良いでしょ。
小伊津、大社からグジや"のどぐろ"が来る。関西では本マより粋で北新地の京料理屋、寿司屋でも花形である。甘鯛の肉の味わいは風雅、"のどぐろ"は旨味と脂が渾然とした力強さ。汽水の宍道湖をも擁する。愛する大シジミ、麗しく透ける大シラウオ、アマサギ、スズキ、コイ、エビ、ウナギ。数え上げれば、まさに魚介王国と言っても過言ではなく、さらに出雲大社にお詣りできるとは。羨まし過ぎるのである。
関西では良く喰われるヨコワ(関東ではメジ)も好きなんだなあ。今日のマグロは山陰境港の延縄である。八重山、奄美から北上し対馬と壱岐の間を通り、見島から北西の海域で漁師さんと格闘したのだろうか。
そんな事を想像しながら、先ずは中トロを頂く。前歯に当たるシャキッとした食感、サクッと噛み進めれば酸を感じ、そして脂が来る。重くない、やはりこの時期は良い。年々、オヤジの好みは変わるのかも知れないが、今はこれくらいの中トロが良いのかも知れない。昨日は高知沖を頂いたが、これよりも脂が凄かった気がする。個体差はあるだろうが山陰と太平洋では何故か有り難みも違う。日本人のイケナイ所か。
ご挨拶は続きキンメ、次は生トリとは嬉しいねえ。初夏である。七尾あたりから来たのかな。彼方アチラの様子が気がかりではあるが、能登を変わらず美味しく頂くのが良い。そして前菜セットである。鱈子のカラスミ、こいつもニクイ、さあ麦酒から本酒ポンシュの口にさせられた。
大将、日本酒どうしましょう?
万寿どうです?一周二周回って美味いですよ。面白い口上だな、クラっときた。他にもメニュー外の超有名どころを並べたが、大将の思い入れは"初亀"明らかに!!いやいや良いんです。そういう熱い思い入れあるやつが。それ以上に、握り手と好きな酒、これは大切な気がします。その職人さんの目指す鮨の違いというか、今日のお料理の方向性というか、これは好きな日本酒からも伺い知れるそんな気がするんです。
私ももちろん"磯自慢"好きですよ。バランス良いですよね美味いですよね。寿司の食中は本醸造を人肌くらいで良いんです。わかるわかる。喜久酔、おんな泣かせの大村屋さんも好きなんです。最近は何とか梅が人気でしょ?そうそう臥龍!!三和さん合併したところね。メニューに波瀬正吉とはまた洒落てますねえ、笑
静岡酒談義を挟みつつ、じゃー亀いってみよー!!えー大吟醸なんですか!?えー!!大丈夫です。これがキリッとしてますから。そうなの!?
あら不思議、荒波に浮かぶ太陽のレトロなジャケのやつとは全然違う。冷で頂いています。香り穏やか柔らかな吟醸香です。甘味・酸味も控えめで円やかでソフトな口当たり、面白味ないのかなあ??いや、そのまま行かない、奥からしっかりしたキレのある後味、酸がジュジュときて、それから梨の様な嫌味のない甘み。そんな印象でした。決して食中、鮨でも嫌じゃないですねえ。美味いです。
大将の今日一嬉しそうな"はにかみ"が脳裏に残っているww
イクラ味噌合え毛蟹caviarの小丼!!
小川濱中蝦夷馬糞、気仙沼塩水馬糞、積丹?襟裳?雄武だったっけ?ムラサキ、この食べ比べ、こりゃ盛り上がる。
個人的にはカツオのサラダ巻の様な、ぱっかーん、あれは良かった。茗荷が大人っぽく、ココで一旦口がリセット。こいつは嬉しい。
それから赤身を軽くヅケて、極ほんの柚子胡椒か、良い酸だねえ、大将、赤身お代わりしたいわあ。
"トロたく"ばっかーん!!インバウンドの方なんか喜んで下さるんですよ!!意外かも知れないんですけど、私、そういうのが嬉しくて。なかなか"ちゃめっ気"のある人なんだなあ笑。嬉しいですよ!!でも良く崩れないんですね。皮目の脂が美味い、やはり脂っこ過ぎない、たっぷりのトロなんだが、海苔とシャリで十分受け止めている。
大トロこりゃダメだすげえ脂だろうよ、思いきや、細工を施す、細かく包丁を入れ炙る、ほほう、厚み食感を残しつつ、深めに包丁して中の脂も少し落としてやろうという魂胆か。こいつも良い、咬み切れ無いほどではない、ガリっというくらい食感のある部分にも当たり、私は非常に好き。
帆立、干瓢手渡しで、そして玉がミルキーで。こりゃ再訪するぜ。銀座のトップレベルのインフレ寿司では無い、お手頃なコースもあり、あたしの事務所もめちゃ近くふらり使える寿司屋が増えたのが嬉しい。
季節のクロマグロが良いし、何より大将の人柄かな。カウンターは良い空気だったよ。
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この様な文章を最後まで読んで頂いて心より感謝していますm(_ _)m
喰って呑むだけが取り柄で、それが生き甲斐の"うざいオヤジ"の食べ歩きの記録です。ルポというより、自身の記録、纏め、自己満足です。お店には其々に強い想いやストーリーがある。それが愛おしくて、敬い愉しませて頂いております。主観的で誤りや失礼な事もあるかもしれません。冗長で無駄だらけ、お見苦しく申し訳ありません。
いつも、いいね!頂く方本当に嬉しく思ってます。この場を借りてお礼をm(_ _)m
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