Official information
This restaurant is registered on Tabelog as a corporate member. Business information is released by the staff.
Online reservation
Close
Restaurant name |
Sushi Sugisawa(Sushi Sugisawa)
|
---|---|
Categories | Sushi、Seafood |
Phone number (for reservation and inquiry) |
050-5597-3629 |
Reservation availability |
Reservations available |
Address |
東京都中央区銀座6-3-15 昭和イーティングビル 2F |
Transportation |
4 minutes walk from JR Yurakucho Station 3 minutes walk from Ginza Station on the Marunouchi Subway Line 4 minutes walk from Ginza Station on the Hibiya Subway Line 298 meters from Ginza. |
Opening hours |
|
Average price |
¥20,000~¥29,999 ¥8,000~¥9,999 |
Average price(Based on reviews) |
¥20,000~¥29,999¥10,000~¥14,999
|
Method of payment |
Credit Cards Accepted (JCB、AMEX、Diners、VISA、Master) Electronic money Not Accepted QR code payment Not Accepted |
Table money/charge |
チャージ料なし |
Number of seats |
8 Seats ( counter only) |
---|---|
Private rooms |
Unavailable |
Private use |
Available |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking |
Unavailable There is a coin parking nearby. |
Space/facilities |
Relaxing space,Counter seating,Power outlets available,Free Wi-Fi available |
Drink |
Sake (Nihonshu),Shochu (Japanese spirits),Wine,Particular about Sake (Nihonshu),Particular about Shochu (Japanese spirits),Particular about wine |
---|---|
Food |
Particular about vegetable,Particular about fish,English menu available |
Occasion |
Family friendly |Solo dining friendly This occasion is recommended by many people. |
---|---|
Location |
Hideout |
Family friendly |
Children welcome
Please contact us in advance if you are bringing children. |
The opening day |
2018.4.1 |
Phone number |
03-6274-6566 |
東道(あるじ)"杉澤敬吾(すぎさはけいご)"親方(おやかた)とは、
ある宴(うたげ)にて邂逅(たまさかめぐりあひ)たるばかり。
否(いな)、
あるいは、銀座(ざぎん)の『あそこ』にて顏合(かほあ)はせてゐたやも、、。
"杉澤敬吾(すぎさはけいご)"親方(おやかた):
昭和五十三戊午歳(せうわごじふさんつちのえうまどし、=1978)生(む)まれ、
『あちら』で十七年(とゝせあまりなゝとせ)修業(うでをみがき)、
昨年(こぞ)、當地(このち)にて創業(あきなひをはじむ)。
『あそこ』からは、
『はま田』、『鈴木』、『木塲谷』、そして、當家(こちら)『杉澤』と、
×吉良上野(きらかうづけ)〇綺羅星(きらほし)のごとく、
庖丁(いたまへ)を輩出(おくりいだせ)しは周知(あまねくしらるゝところ)。
「師(おやかた)傳承(ゆづり)の割烹(きりさきにたて)が基本(もとゐ)なれど、
蔬菜(あをもの)重視(おもんず)るが小人(それがし)の流儀(やりかた)」
と、堂々宣言(むねをはる)。
傍(かたは)らには女將(おかみ)を務(つと)むる母堂(はゝ)の姿(すがた)。
當日(このひ)も、殽(さかな)として、
"白魷魚(しろいか)と葶藶(クレソン、=ヲランダがらし)の土佐醋(とさずあへ)"と、
"紅鳳菜(きんじさう、=すいぜんじな、)"の两碟(ふたさら)。
"天麩羅(てんぷら)"に續(つゞ)き"鮓葅(すし)"にも蔬菜(あをもの)歟(か)?
往古(いにしへ)、"天麩羅(てんぷら)"なる名稱(な)、
東國(ひがし)では「小魚(ちいさなうを)の炸(あげもの)」を指(さ)し、
西國(にし)では「油煠(あぶらにあげ)たる魚餠(うをのすりみ)」の意味(こと)。
東都(えど)では、蔬菜(あをもの)なら"精進揚(しやうじんあげ)"と號(よびな)す。
古來(いにしへよりこのかた)、
"鮓葅(すし)"で用(つか)ふ蔬菜(あをもの)は瓠畜(こちく、かんぺう)くらゐのもの。
瓠瓜(ゆふがほ)を絰帶(うすきあさおび)のごとく剝(む)き、
干之(これをほ)したるものに調味(あぢつけをほどこ)すが風習(ならひ)。
扨(さて)、鮓葅(すし)の根幹(ねとみき)を爲(な)す舎利(すめし):
醋(す)はそこそこなれど、鹽(しほ)は穩當(おだやか)。
隱々(かすか)なる顏色(いろ)は「"橫井(よこゐ)"の"金將(きんしやう)"」とのよし。
"與兵衞(よへゑ)"より淡色(あはきいろ)なれど酒糟(さけかす)をも用(つか)ふ。
黏(ねば)ることなく口(くち)に崩潰(ほどく)るも、
"粒立(つぶだ)ち"と"平滑(なめら)かさ"に艮(かぎ)るなら『こちら』が上(うへ)。
舎利(すめし)に一(ひと)つとして突出(きはだち)たるところ無(な)きが、
美點(よきところ)でもあり、缺點(たらざるところ)でもある。 (IMHO)
「濫用(みだりにもちゐる)」とまでは云へぬにせよ、
老舖(ひにせ)に比較(くら)べ、"柑橘類(たちばなのたぐひ)"を用(つか)ふ。
"鮪漿醬醃(しびしやうゆづけ)"に柚(ゆ)、
"馬珂蛤(ばかゞひ)"に酢橘(すだち)と云ふ工合(ぐあひ)。
精麁(よしあし)は別(べつ)にして、
"炙雞卵(にはとりのたまごやき)"は獨自(ほかになきもの)。
「貝(かひ)の紐(ひも)などに、少量(すこしばかり)の白身魚(しろみ)、
薯蕷(やまのいも)を加(くは)へて擂(す)り、炰(や)きあげたるもの」とのよし。
「これをその儘(まゝ)"加須底羅(かすていら)"に炰(や)くは六ヶ敷(むつかし)く、
如斯(かくのごと)き顏色(いろ)と成(な)る」
との説明(こと)に、うち頷(うなづ)き納得(ひざをうつ)。
半點(いさゝか)滑(なめ)らかさに缺(か)くと云へど、味惡(あぢあ)しからず。
"鞘卷唐子漬(さやまきからこづけ)"は師匠(おやかた)傳承(ゆづり)の逸品(しな)。
この廚藝(わざ)を嚴守(かたくまも)るは、
『修業先(うでをみがきしさき)』や『人形町(にんぎやうちやう)』など、
現今(いま)や稀少(きはめてまれ)。
近來(ちかごろ)、
巷(ちまた)に「御任(おま)せ」なる"套餐(きまりめし)"が跳梁跋扈(はびこる)。
鮓葅(すし)を不知(しらぬ)白面書生(わかもの)がそれを需(もと)め、
庖丁(いたまへ)もその潮流(ながれ)に掉差(さをさ)すことを不恥(はぢず)。
當家(こちら)、この風潮(かざむき)に逆(さか)らひ、
客(かく)の味覺(した)に應(あは)せ、需(もとめ)に遵(したが)ひ、
隨意(まにまに)鮓葅(すし)を醃(つ)けて厭(あ)くことなし。
銀座(ざぎん)の若手鮓職人(わかて)としては『み富』に雙璧(ならぶ)。
因(ちな)みに、當日(このひ)の菜譜(こんだて)は如下(つぎのとほり):
=======================================
【殽(さかな)】:
・"白魷魚裙(しろいかみゝ)と葶藶(ヲランダがらし)の土佐醋(とさずあへ)"
白魷魚(しろいか)の×"目黑皇帝"〇"裙(えんぺら)"を絲(せん)にし、
葶藶(クレソン、=ヲランダがらし)と土佐醋(とさず)に和(あ)へたもの。
・"紅鳳菜(きんじさう、=すいぜんじな)"
【鮓葅(すし)】:
・"橫濱擬鰈(まこがれひ、=あまてがれひ)"昆布〆(ひろめじめ)
瀬戸内(せとうち)の三百匁(≒1kg+)のもの
昆布(ゑびすめ)は日高(ひだか)
・"小鰭(こはだ)"
肥後(ひご)天草(あまくさ)
・"鮪(しび)"
伯州(はうきのくに)境港(さかひみなと、=ゲゲゲシチー)
・"鮪(しび)漿醬醃(しやうゆづけ)"
伯州(はうきのくに)境港(さかひみなと、=ゲゲゲシチー)
西洋時辰儀(せいやうどけい)十分間(じつぷん)醃(つけ)+柚(ゆ)
・"竹筴魚(まあぢ)"
・"春子鯛(かすご)"
芝蝦(しばえび)の魚鬆(おぼろ)
魚鬆(おぼろ)は器械(うちもの)にて粉碎(くだ)き、
擂盆(すりばち)にて硏(す)る 。
・"馬珂蛤(ばかゞひ)"
+酢橘(すだち)
・"鞘卷(さやまき)唐子漬(からこづけ)"+魚鬆(おぼろ)
※如件(↑くだんのごとし)。
※"鞘卷(さやまき)"とは小對蝦(ちいさなくるまえび)のこと。
・"蝦蛄(しやこ)"
防州(すわう)or長州(ながと)
・"紫菜捲(のりまき)"
下總船橋(しもつふさふなばし)の紫菜(あまのり)、
蚶(あかゞひ)の紐(ひも)、
胡瓜條(そばうりほそぎり)、
※紫菜(あまのり)は炙(あぶ)らず!
・"炙雞卵(にはとりのたまごやき)"
※如件(↑くだんのごとし)。
・"星鳗(はかりめ、=あなご)"
對馬(つしま) ※圖繪(づゑ)失念(わすれまうした)
【椀(しるもの)】:
・肥後(ひご)の蛤仔(あさり)、未醤湯(みそしる)
=======================================
---------------------------------------
【暗匣】:東京通信工業 索尼(Sony)α7 III 無反光鏡可換鏡頭照相機(みらーれす)
【鏡珠】:旭光學 S-M-C 琢磨(Takumar)1.8/55 @F2.8~F4