Official information
This restaurant is registered on Tabelog as a corporate member. Business information is released by the staff.
Restaurant name |
Shumpan Rou(Shumpan Rou)
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Categories | Fugu (Blowfish)、Sushi、Seafood |
03-3272-1029 |
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Reservation Availability |
Cannot be reserved |
Address |
東京都中央区日本橋2-4-1 日本橋髙島屋S.C.本館 B1F |
Transportation |
Directly connected to Nihonbashi Station on the Ginza and Tozai Lines 3-minute walk from Nihonbashi Station on the Toei Asakusa Line 8-minute walk from JR Tokyo Station 184 meters from Nihombashi. |
Opening hours |
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Budget |
¥3,000~¥3,999 ¥2,000~¥2,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥3,000~¥3,999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) |
Number of seats |
4 Seats ( counter only) |
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Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables There is a smoking area inside Takashimaya. |
Parking lot |
OK There is a Takashimaya contracted parking lot nearby |
Space/facilities |
Counter |
Drink |
Japanese sake (Nihonshu) |
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Food |
Particular about fish |
Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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Website | |
Remarks |
Tiger puffer fish season has arrived! We offer take takeaway out items such as "Tiger puffer fish sashimi," "Tiger puffer fish chiri," "Fried tiger puffer fish," and "Tiger puffer Sushi," as well as delivery of "Puffer fish dish set" and "Bottled sea bream guts and sea urchin." The 29th of every month (except December) is "Puffer fish day," and we offer puffer fish products at bargain prices! |
PR for restaurants |
We are currently selling soft-shelled turtle! Feel free to come and have lunch here! (Nihonbashi Takashimaya SC Main Building B1)
We are currently accepting orders for the "Tiger Fugu Dish Set (Tiger Fugu Sashimi, Chiri, and a set of condiments such as ponzu sauce)" at the counter and takeaway on the first basement floor of the |
フグは一時期、年に何度も食べた事がある。ただ赤坂にあった「めうが」というえらく高い店。それにその父親の営む「司」(青山)。知り合いの大金持ちにご馳走になった。めうがは4月~9月は店を閉じて欧州にワインを買いに出かけてしまう。要は天然物しか扱わない。だから恐ろしく高い店だった。しかも夜遅くは芸能人で埋まってしまう。しかし最近はご無沙汰。
実は、今年はまだフグを食べていない。特に大好きな魚とは思っていないが。魚としては玄界灘のアラや西日本のハタのほうを好む。フグは、あの「めうが」のように厚切りの刺身が好きだが、どこも薄く切るので。噛めば甘みが出るが、もともと味は淡白。だから雑炊にするとかすれば良い出汁が出る。欲を言えば養殖ではなくて天然物。味が断然美味しい。
さて、うかうかするとフグの季節も終わってしまう。それで手軽にこの名店の味を楽しめるこちらを訪問。日本橋高島屋地下にあるこじんまりとした店。おそらく買い物客が気軽に利用するのだろう。しかしランチとしてはお手頃な値段ではない。フグだからか、春帆楼だからか。やはりフグと言えば第一に名前が挙がるのが春帆楼。
1867年創業の下関のフグの超名店。その店の名前は伊藤博文の命名による。1888年には伊藤により解禁となった、ふぐ料理公許第一号店となった。さらに1895年4月締結された日清講和条約(下関条約)の締結会場としても有名。敷地内に日清講和記念館がある。また昭和天皇・香淳皇后が2度宿泊した非常に由緒ある店(旅館を兼ねる)。
フグ雑炊のセットを。刺身、吸い物、雑炊、煮凝り、漬物で構成されている。
3450円。
〇刺身
小さめの皿に薄造りのフグが整然と並んでいる。この値段のセットでは、もちろん天然物ではないだろう。淡白なので紅葉おろしをつけて。残念ながらこちらの刺身も薄造り。従って味を噛みしめることは出来ない。どうしても紅葉おろしの味が出過ぎてしまう。ポン酢、浅葱で頂いたが、もちろんあのめうがの味とは異なる。仕方ないだろう。
〇雑炊
これも1人前なので小ぶりの鍋に入れられて。しかし少し深い器なので1人分としては十分な量。しっかりと出汁が出てフグ雑炊の旨みは味わえる。しかし春帆楼にしてはお手軽なセット。全体としてはやや雑な調理に思える。卵が均等に混ざっていないとか。フグの身はそれなりに入っているが。
〇他に
煮凝りや漬物、吸い物なども付いてくる。従って春帆楼で食事したという満足感程度は味わえる。
最近ではフグチェーンが闊歩しているが。養殖フグならば味はどこも同じだろう。春帆楼で天然のトラフグは手が出ない。しかしそこで食べてみたい。味はそれなりだったが、名店で食べたという意味での満足感は残った。それにしてもこのセットは春帆楼値段だろう。おススメできるかどうか。
なお、経営は今やオリックス不動産だという。その前は地産で、今は株式会社春帆楼という法人形態となっている。名店の維持も難しいものだ。