Official information
This restaurant is registered on Tabelog as a corporate member. Business information is released by the staff.
Restaurant name |
Pino salice(Pino salice)
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Categories | Italian、Wine bar、Pasta |
Phone number (for reservation and inquiry) |
050-5597-0799 |
Reservation Availability |
Reservations available
アラカルトメニューをご希望の場合は席のみをご予約下さい。 |
Address |
東京都渋谷区鶯谷町15-10 ロイヤルパレス 102 |
Transportation |
Approximately 7 minutes' walk from JR Shibuya Station (south ticket gate) in the direction of Daikanyama, diagonally across from Sakuragaoka Post Office 468 meters from Shibuya. |
Opening hours |
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Budget |
¥8,000~¥9,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥8,000~¥9,999~¥999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) Electronic money Not Accepted QR code payment Not Accepted |
Table money/charge |
コペルト(テーブルチャージ)としておひとり様550円、サービス料なし |
Number of seats |
24 Seats ( 6 counter seats, 18 table seats) |
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Maximum party size | 18people(Seating)、35people(Standing) |
Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
OK Up to 20 people、For 20-50 people |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
not allowed Coin parking available within 5 minutes walk |
Space/facilities |
Stylish space,Comfortable space,Counter |
Drink |
Wine,Cocktails,Particular about wine |
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Food |
Particular about vegetable,Particular about fish,English menu available |
Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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Location |
Secluded restaurant |
Service |
Extended party hours (more than 2.5 hours),(Surprise) Party accommodations(Birthday plate),Sommelier,Take-out |
With children |
Only children who can sit and eat till the end can eat. |
Website | |
The opening day |
2004.9.1 |
Phone Number |
03-3496-3555 |
クリスマス企画としてピスタチオディナーを提供されていると聞き、初めてディナーで訪れました。
イタリアといえば、シチリアといえば、ピスタチオです。
イタリアのジェラテリアではピスタチオ味はトップの売れ行きではないでしょうか(確証はありません)。
しかし、本場でもピスタチオづくしのコースというのは見たことない気がします。
ブロンテ産の旬のピスタチオをふんだんに使った6皿とデザート。はじめに生ピスタチオのお味見から。
続いてバターサンドに見立てた鶏レバームースとピスタチオのサンドと小さなチキンスープの前菜。アイデアが面白いです。おいしいのですがバターサンドのクッキー生地ボリュームが多いので、レバームースがちょっと隠れている感じになるのがもったいないかな。生地を薄めにしてもらったほうがバランスよさそうです。
ピスタチオをまぶしたイカのお団子とサラダ。ピスタチオを挟み込んだじゃがいもとホタテのテリーヌと続きます。自家製ベーコンがアクセントになり、親しみやすいお味です。
パスタは、生の海老を叩いたお団子とピスタチオソースを合わせたショートパスタ。不思議な組み合わせですが、ピスタチオが生きていて海老の旨味がそれを引き立てます。
お魚のメインは愛魚女。ピスタチオと人参のソースを散りばめてクリスマスカラー。きれいにまとまっています。個人的には、お魚好きとしてはもう少しお魚ボリュームがほしいなと感じました。お肉のメインは神威豚のソテーにチーズソース。豚にピスタチオの衣を纏わせています。チーズと豚は黄金コンビです。
デザートはデリツィオーゼナポレターネと呼ばれるもので、ビスキュイでピスタチオクリームを挟んだお菓子。焼き苺が添えられています。こちらは素直においしい一品。ピスタチオが口の中いっぱいに広がります。
お茶菓子はピスタチオのクロッカンテ。これも、ピスタチオづくしの最後を飾るにふさわしいお品です。
忘れてはいけないのがパン。ピスタチオのパンが供されました。某フランス系のブーランジェリで以前ピスタチオのパンをよく買っていましたが、それを遥かに上回るピスタチオ感。これは一本買って帰りたくなります。
ワインはペアリングでお願いしました。ピスタチオの産地近くのエトナ産のワインでペアリングいただきました。オレンジワインが特においしかったです。
全体には、工夫が凝らされたピスタチオ尽くしでとても楽しいディナーでした。
特筆すべきは、温かい雰囲気とおもてなしの素晴らしいこと。初めてなのに「帰ってきた」感じがする、寛げるお店です。次はアラカルトでお邪魔したいと思います。