Official information
This restaurant is registered on Tabelog as a corporate member. Business information is released by the staff.
Online booking
Close
Restaurant name |
Sushidou Tomiza
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Categories | Sushi、Seafood、Japanese Cuisine |
Phone number (for reservation and inquiry) |
050-5600-7876 |
Reservation Availability |
Reservations available
※ご予約確定後のお席タイプの変更(カウンター又は個室)は出来かねますのでご注意ください。 |
Address |
東京都渋谷区恵比寿南2-2-4 山燃2ビル 3F |
Transportation |
2 minutes walk from Ebisu Station 110m from Ebisu Station 275 meters from Ebisu. |
Opening hours |
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Budget |
¥10,000~¥14,999 ¥10,000~¥14,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥20,000~¥29,999¥10,000~¥14,999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) Electronic money Not Accepted QR code payment Not Accepted |
Table money/charge |
サービス料10%あり |
Number of seats |
30 Seats |
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Private dining rooms |
OK For 2 people、For 4 people、For 6 people、For 8 people |
Private use |
OK |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
not allowed |
Space/facilities |
Stylish space,Comfortable space,Wide seat,Counter |
Set menu |
All you can eat |
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Drink |
Japanese sake (Nihonshu),Japanese spirits (Shochu),Wine,Particular about Japanese sake (Nihonshu),Particular about Japanese spirits (Shochu),Particular about wine |
Food |
Particular about fish |
Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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Location |
Secluded restaurant |
Service |
(Surprise) Party accommodations |
With children |
Only children can enjoy the same course as adults. |
Dress code |
Please refrain from wearing perfume. |
Phone Number |
03-6303-2728 |
Remarks |
We may not be able to answer the phone during busy hours or during breaks. We apologize for the inconvenience, and thank you for your understanding. |
やんごとなきシリーズ最新作。ハイソこの上ない恵比寿の町にて鮨を喰らう段。
本年8月に開店したばかりの新進気鋭。職人さん曰く、名だたる町に系列の鮨店が複数存在するが、各々でコンセプトが異なるので…とのこと。
何処ぞの社殿を彷彿させるかのような広々空間に真新しい白木のカウンターが映える。加えてモダンジャズがムーディーな空気を演出っていう。
職人さんは無駄口をきかない系でありながら、都度細やかに気を配ってくださり感謝。
ホールのご担当もお酒にお詳しく、存分に頼らせていただく。(レアな日本酒を次々お願いしてしまう大豪遊)
そしておかわりの度に江戸切子の酒器を選べる小粋なサービス。管理がさぞ大変だろうに…そんなモ並感。
旬のおまかせを存分に楽しめるコースは、お値段税込18000円となかなかにリーズナブル。例のごとく、つまみとにぎりが交互に提供される構成。
※食べログ上のご説明では「品数、内容は仕入れ状況によって異なります」とだけあるストロングスタイル。
ちなシャリにはほの甘い米酢を採用。小ぶりかつ空気含有量多めのやわらかほわっと。煮切りも薄口寄り上品で好感。総じてタネの立派なカッティングを最大限に引き立てる感じ。
◇松茸と太刀魚のお吸い物
上品なお出汁の中に酢橘の酸味がとても爽やか。
◇カツオとハタのお造り
漬け仕様のカツオはねっとりかつサックリ。
ハタは粗塩でいただく。旨みもさることながら、歯切れの良さが良き。傍らの本わさびもすりおろしなめらかで口当たり良好。
◇赤酢のガリと芽生姜の酢漬け
前者は赤酢ならでは。一般的なガリとだいぶニュアンスが異なる。(これはこれで深みがあって好き)
後者は口直しというより、もはや立派なおつまみである。
◇本マグロ中トロ にぎり
この日の本マグロはマグロは宮城県塩釜産。単にトロけるだけでなく、きめ細やかな身質が官能的。
◇アジ にぎり
一本釣りのソレ。かなり肉厚。わりといかっているのか、相当にサクサク食感。
◇白イカ にぎり
歯応えしっかりタイプ。竹炭塩も効いている。
◇金目鯛 にぎり
皮目を炙って。香ばしさと皮下の脂を存分に味わう。
◇イクラの小丼
かなりプチプチ新鮮さが際立つ。すりおろした柑橘(柚子?)の皮の香りが爽やか。残暑にぴったり。
◇焼き物 カマスの幽庵焼きとキンキの一夜干し
ともに旨味抜群。あわせてチョイスしていただいた農口尚彦研究所の純米(最近話題のヤツ)がまた合う合う。
◇カワハギとアンキモのポン酢和え
禁断の組み合わせ。じゅんさいが脇を固める。ポン酢部分はゼリー寄せちっくな。
◇ノドグロ にぎり
これまた軽く炙って。香りの華やかさとトロける以外の何物でもない。(たまーに感じられる特有のクセも皆無)
◇イシガキガイ にぎり
たぶん初体験。シャキコリなのにやわらかミルキー。こんなに美味しい貝があったとは!大袈裟でなく。
◇バフンウニ 軍艦
二種のバフンを贅沢に。ツメは控えめ。ひたすらウニの甘露を楽しむ。海苔(上等!)の磯々しさの後押しも◯
◇クルマエビ にぎり
塩とカボスにて。ここまでレアーな火入れは珍しいような。生とボイルの良いとこ取り。聳り立つビジュアルがまた良き。
◇本マグロ 漬け にぎり
殊の外お出汁が効いている印象。赤身の重厚さに柚子胡椒がほんのりアクセント。
◇穴子 にぎり
白眉。ホワホワなのに身質はしっかり残っている素晴らしき二律背反。炙りの香ばしさを付与。ツメは最低限。根底の穴子そのものの味わいを最大限に。モビ男の浅い穴子観的には、限りなく理想に近い。
◇フグの白子ごはん
まさかのキャビアとカラスミ添え。勢の極み。珍味と珍味と珍味を掛け合わせても全く喧嘩せず。旨味スカウターを振り切りつつも、絶妙に調和しているのだから摩訶不思議。
◇干瓢巻き
干瓢のみずみずしさが特筆。わさびを入れていただけば良かった、なんて後悔。
◇玉子焼き
表面をキャラメリゼ。密度高くなめらか。蜜が染み込んでいるかのように甘ひ。
◇赤出汁
具材なし汁のみの潔さ。魚介のお出汁をしみじみと。
トータル内容と立地を鑑みてもかなりお値打ちなコースだったんじゃないかと。何の捻りもない感想になってしまったが、突き詰めれば結局それが真。それこそがやんごとなきお店の所以なのである。
日本酒好きも是非。江戸切子を使い倒してどうぞ。