Official information
This restaurant is registered on Tabelog as a corporate member. Business information is released by the staff.
Restaurant name |
RIKKA(RIKKA)
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Categories | Innovative cuisine |
Phone number (for reservation and inquiry) |
050-5872-5639 |
Reservation Availability |
Reservations Only |
Address |
東京都港区六本木6-1-12 21六本木ビル 2F |
Transportation |
1 minute walk from Exit 3 of Roppongi Station on the Hibiya Line. 1 minute walk from Exit 3 of Roppongi Station on the Oedo Line. Right behind the station building "Lapiros Roppongi". 49m from Roppongi Station 55 meters from Roppongi. |
Opening hours |
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Budget |
¥20,000~¥29,999 ¥10,000~¥14,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥20,000~¥29,999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) Electronic money Accepted (Transportation electronic money(Suica)、Rakuten-Edy、nanaco、WAON、iD、QUICPay) QR code payment Accepted |
Table money/charge |
サービス料10% |
Number of seats |
36 Seats |
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Maximum party size | 36people(Seating) |
Private dining rooms |
OK For 2 people、For 4 people、For 6 people、For 8 people、For 10-20 people、For 20-30 people |
Private use |
OK Up to 20 people |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
not allowed *Coin parking available nearby |
Space/facilities |
Stylish space,Comfortable space,Wide seat,Sofa seats |
Drink |
Japanese sake (Nihonshu),Wine,Particular about wine |
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Occasion |
With family/children |Business This occasion is recommended by many people. |
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Location |
Beautiful night view,Secluded restaurant |
Service |
(Surprise) Party accommodations(Birthday plate),Sommelier |
With children |
Kids are welcome |
Website | |
The opening day |
2021.3.8 |
Phone Number |
03-3401-2929 |
Remarks |
We recommend making reservations from the Rikka official website ♪ https://rikka-roppongi.com/ *For lunch hours, we accept reservations by phone or from the website. |
六本木駅から徒歩1分というロケーション なのにお忍び感たっぷり。
重厚なドアを開けると店に続く階段が。このエントランスだけですでに気持ちが盛り上がるというのに、個室に案内されると贅沢な広さの個室が。照明や空調もこちらのリクエストに合わせて調整してくれます。
今回のディナーは「本日の厳選極み和牛石窯焼き フィレコース」。ほかのコースとの違いはメインのステーキで、今回は一度オーダーした人はかならず次も同じものを頼むという「田村牛」をいただくことにしました。全11品のコースに合わせてワインペアリングも楽しめるので、最初にビールで乾杯の後はソムリエにお任せしました。
焼く前の状態のお肉やコースで使用する野菜なども、個室まで運びこんで丁寧に説明してくれます。
最初は「長崎 五島列島放血神経締め熟成魚 紫蘇」。見た目も味もいきなり頂点のレベルで、気持ちも盛り上がります。
「秋田 日本短角種かづの牛 キャビア」と「高知 褐毛種土佐あか牛 雲丹」はふたつ並んでテーブルへ。金と銀の器を開いたときのときめきと、口にしたときの喜びといったら。牛肉とキャビアの塩味は絶妙で、くさみなどとは無縁の雲丹は土佐あか牛となめらかに絡みます。
「宮城 気仙沼神経抜穴子 奥出雲椎茸」のペアリングに獺祭が登場したのには驚きました。そして実に素晴らしいペアリング。穴子の繊細な味付けと合わせて、違和感なく和食の世界が広がりました。ソムリエさすがです。シェフはフレンチ出身とのことですが、和の食材を巧みに生かす見た目も美しい料理は懐石をほうふつさせる面もあり、もはやジャンルを超えた料理人だと感じました。
「鳥取 但馬種田村牛 月光百合根 西京味噌」は、ステーキでいただくのと同じ田村牛。西京味噌のやさしい甘さがたまりません。素人ゆえ、この厚みだとローストビーフやすき焼き用というイメージがありましたが、こんないただきかたもあるのですね。
「山形 黒毛種米沢牛牛心臓 柚子」は、食べず嫌いの人がいたら「人生損しているよ!」と教えてあげたくなる味わい。焼き鳥のハツを食べる機会はあっても、米沢牛の心臓を柚子胡椒でいただく機会はそうないはず。ちょっと忘れられないおいしさでした。
「新潟 餅粉 デュパン種 海藻」は高加水率と低温長時間発酵の生地がもちもちのパン。手にしたときの重みでもしっとり感がわかります。
そしていよいよ但馬種田村牛のフィレステーキ。シェフが目の前で切り分けてくれましたが、現れた断面の美しいことといったら。肉汁があふれるということもありません。うまみは一切逃げ出さず、肉の中に閉じ込められたままです。東京市場では「田村牛」、神戸市場では「但馬牛」「神戸牛」としていずれも高い評価を受けているそう。
まるで赤身のように見えるけれど、口の中ではとろけるような柔らかさです。焼く前に見たときはきめ細かな霜降りだったのに、しつこさは皆無。「田村牛」素晴らしかった。
〆のカレーをいただいたら、最後はデザート。テーブルで盛り付けしてくれるのですが、なんと、国産のトリュフがこれでもかというくらいアイスの上に降り注がれました。
いろいろな驚きだけでなく、1品ごとに丁寧な仕事ぶりが感じられ、サービスもとても気持ちのよいものでした。完全個室ということもあって、「非日常の空間で本当においしいお肉が食べたい」というときに、間違いなくここを思い浮かべると思います。