Official information
This restaurant is registered on Tabelog as a corporate member. Business information is released by the staff.
Restaurant name |
移転L'appartamento di NAOKI(L'appartamento di NAOKI)
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Categories | Italian、Innovative cuisine |
Address |
東京都港区麻布十番3-3-9 VORT麻布十番Ⅱ 4F |
Transportation |
3 minutes walk from Azabu-Juban Station, Exit 1 328 meters from Azabu Juban. |
Opening hours |
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Budget |
¥20,000~¥29,999 ¥10,000~¥14,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) Electronic money Accepted |
Table money/charge |
個室(テーブル席)ご利用の場合のみサービス料10%頂戴しております。 |
Number of seats |
14 Seats ( 8 seats at the counter, 6 seats in private rooms. Reservations are limited to 10 people.) |
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Private dining rooms |
OK For 4 people、For 6 people Private rooms are generally required for parties of 4 or more. Up to 6 people can be accommodated in a completely private room. |
Private use |
OK Up to 20 people |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables Smoking is prohibited in all common areas of the building. |
Parking lot |
not allowed There is paid parking nearby, next to the building. |
Space/facilities |
Stylish space,Comfortable space,Counter |
Drink |
Wine,Particular about wine |
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Food |
Particular about vegetable,Particular about fish |
Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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Location |
Secluded restaurant |
Service |
Extended party hours (more than 2.5 hours),(Surprise) Party accommodations |
With children |
Only children who can sit down and eat one course meal are allowed. |
Dress code |
Please dress appropriately. In order to enjoy the aroma of the food and wine, please refrain from wearing perfume or cologne. We apologize for the inconvenience, but we appreciate your cooperation. |
Website | |
The opening day |
2010.12.18 |
Remarks |
Dinner ◆ Chef's choice course 15,400 yen (tax included) Lunch (Sunday only / Reservation required by the day before) ◆ Chef's choice course 8,800 yen (tax included) This is a chef's choice course using the ingredients of the day, so we cannot accommodate ingredients that you do not like. We also cannot accept those who cannot eat game meat. Wine by the glass 1,500 yen and up Bottled wine 8,000 yen and up There is a course of pairing wine that matches the food. Dinner reservations are accepted at 18:00, 19:00, 20:00, 21:00, and 22:00. Also, if you do not arrive at the reserved time, we may not be able to serve all the dishes. Reservations are accepted through the reservation site "OMAKSE". We cannot answer the phone during business hours, so please make reservations through this site. Please note that the restaurant opens its doors at 18:00 for dinner. The elevator is set not to stop on the 4th floor until 18:00. The course usually takes about two and a half hours, but we try to serve the food according to the pace of the meal as much as possible. If you cancel within 2 days of your reservation, a 100% cancellation fee will be charged. |
(1ヶ月ほど遡っての投稿です。)
1月にやった飯田商店とのコラボでは予約を取れずに悔しい思いをしましたが、2月に今度はテレビの料理番組などでもお馴染みの「賛否両論」の笠原将弘さんとコラボをするというので、麻布十番のL'appartamento di NAOKIに伺って来ました。
なんでもL'appartamento di NAOKIの横江直紀さんと賛否両論の笠原将弘さん、それにこの日のスペシャルゲストとしてソムリエを務めたシャルパルテ代表の藤森真さんは全員昭和47年生まれで、同じ昭和47年生まれの料理人仲間と昭和47年会というのを結成して度々活動(飲み会とも言うw)してる仲なんだそうです。他には鳥しきの池川義輝さんやくすのきの楠忠師さんもメンバーなんだそう。蒼々たる顔ぶれですね。
一夜限りのコラボディナー おまかせコースをワインペアリング付きでお願いしました。お二人はこれで3回目のコラボって言ってたかな。でも、久々なようです。
席に着くと、上にシールが貼られたトマトが目に留まりますが、これは前菜などではなくヨーロッパにトマトが齎された当時と同じく観賞用でw 上のQRコードからその日のメニュー画面に飛ぶようになってます。
先付で出て来たのは牛タンと海老芋の時雨煮を詰めた特製パイの実。和食の中身を洋風の側で包むというまさに和食とイタリアンのコラボ。これからも、お互いの料理を交互とかではなく、両者の料理を活かして一つのお皿にまとめたコラボメニューが続きます。
芹と唐墨の冷製パスタ、蒸し鮑添え。パスタはイカ墨の練り込んだパスタ。芹の麺類というと饗くろ㐂の芹そばを思い出すけど、味わいがちょっと薄かったかなぁ。器の大きさに対して具材のカットが大きめで食べ難く、普通の深皿のが良かったような。
河豚のカルパッチョ、ハラペーニョドレッシングに河豚皮と白菜、キャビアを添えた皿は、こうして河豚を戴くのは初めてだけど、ハラペーニョドレッシングが意外と合ってて美味しかった。
続けても河豚で、河豚の白子のオニオングラタンスープ。スープも河豚の出汁からオニオングラタンに仕上げてますが、河豚の焼き白子のお椀って定番だけど、オニオンスープもありですねw 因みに和の食器は笠原さんが自分のお店から運んで来たものです。
河豚三連荘。河豚のオリーブ唐揚げ、フォンドゥータソース。フォンドゥータというのは、イタリアのフォンティーナというセミハードチーズを黄身と溶かしたイタリア版チーズ・フォンデュですが、今回は河豚の唐揚げに添えるということで、より風味の強い同じイタリアのウォッシュチーズであるタレッジョを溶かしてます。正直、ソースはなくても良かったかも…。上にかかってるのはペーストにしたオリーブを揚げてカリカリにしたもの。口直しに河豚皮の煮凝りを追加で。
続くお皿はマナガツオのトマト味噌漬け、車海老と蛤と共に。マナガツオの西京焼きは、味噌は少なめでトマトを際立てたため、トマトの綺麗な赤い色がよく出てますね。添えられてるのは酢橘と、賛否両論特製のビックリ大根おろし。中に半熟の鶉卵が入ってて、ビックリ~!w 車海老もシャリの代わりに山葵菜入りのポテトサラダが土台となってます。こちらも賛否両論譲りとか。そして、蛤は蛤の出汁のジュレを纏わせて。
ロンバルディア州のパスタ、ピッツオケリを日本蕎麦で。ピッツオケリというのは、イタリア北部山岳地帯で造られてる蕎麦粉のパスタで、本来はフェットチーネを短くしたような短冊状のロングとショートの中間のパスタなんですが、今回は笠原さんが打った日本蕎麦と合わせます。合わせるのも本格的にジャガイモとカーボネロ(黒キャベツ)。最近は日本でも栽培する農家さんが出て来ましたよね。そして、ソースも本格的にビットとセージのソース。ビットチーズなんてよく手に入りましたね!?って聞いたら、この日のために相当前からチーズの輸入業者にこの日に必ず入れてくれと念押ししてたそう。やはりイタリア北部山岳地帯のハードチーズですが、自分もフェルミエさんで数回購入したことがありますが、年に1回売ってるのを見ればいい方で、何年も見かけないことがある日本では幻のチーズなのです。
そしてメインの肉料理は、鹿肉のミラノ風カツレツ、新筍添えと鹿肉のたたき。宮崎の鹿のモモ肉を使用。カツレツには柚子胡椒の赤ワインソース、たたきには辛子酢味噌を合わせます。ミディアムレアに焼かれた鹿肉は柔らかく、癖もなく、それだけにソースの旨さがよく分かる。美味しかった。
笠原さんによる聖護院大根と菜の花の土鍋炊き込みご飯には、NAOKIさん自家製の生ハムの削り節が振り撒かれます。奄美大島の島豚で作った生ハムだそう。笠原さん曰く、お米は夢しずくで、リゾット風に柔らかめに炊いたそう。
デザートは二品。まずは、あんこシュークリーム。シュー生地にあんこが詰まってるんですが、これ売れるんじゃね?スゲー美味しい。これ、冷したら小倉シューアイスだねw
続いては、イチゴ豆腐のミルフィーユ仕立ての上にカカオと黒七味のジェラート。イチゴ豆腐とピスタチオを練り込んだ生地で作ったミルフィーユとアイスはアマゾンカカオに黒七味を混ぜたんだそうです。こちらも甲乙付けがたく美味しかった。
お二人との距離も近く、料理中にもお客さんと会話が弾んで、楽しいコラボイベントでした。
L'appartamento di NAOKIは、今年中に人形町の新しいビルに移るそうで、かえすがえすもシャワー付きのピンクのトイレの写真を撮り忘れたのが悔しいwwwww
料理の名や食材などうろ覚えです。