Official information
This restaurant is registered on Tabelog as a corporate member. Business information is released by the staff.
Online booking
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Restaurant name |
TARO Azabujuban(TARO Azabujuban)
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Categories | Western Cuisine、Bistro、Italian |
Phone number (for reservation and inquiry) |
050-5592-2385 |
Reservation Availability |
Reservations available
Please let us know in advance if you have any allergies or food allergies. |
Address |
東京都港区元麻布3-10-6 ラウレア元麻布 1F |
Transportation |
5 minutes walk from Exit 7 of Azabu-Juban Station 11 minutes walk from Exit 3 of Roppongi Station 318m from Azabu-Juban Station 318 meters from Azabu Juban. |
Opening hours |
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Budget |
¥8,000~¥9,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) Electronic money Accepted (Transportation electronic money(Suica)、iD、QUICPay) QR code payment Accepted (PayPay) |
Number of seats |
19 Seats ( 15 counter seats, 1 private room for 4 people) |
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Maximum party size | 19people(Seating) |
Private dining rooms |
OK For 2 people、For 4 people A private room fee of 3000 yen/room will be charged. |
Private use |
OK Up to 20 people |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
not allowed Coin parking available nearby |
Space/facilities |
Stylish space,Comfortable space,Wide seat,Counter,Sofa seats,Free Wi-Fi available |
Drink |
Japanese sake (Nihonshu),Wine,Particular about Japanese sake (Nihonshu),Particular about wine |
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Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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Location |
Secluded restaurant |
Service |
Extended party hours (more than 2.5 hours),(Surprise) Party accommodations(Birthday plate) |
With children |
Kids are welcome
Only those who can sit and eat the same meal as adults are allowed. |
The opening day |
2023.9.8 |
Phone Number |
03-6447-0298 |
Remarks |
We do not accept cash payments. |
麻布十番にある洋食屋さん『TARO Azabu juban タロウ アザブジュウバン.』
1950年創業の洋食店『銀座キャンドル』の後継店として銀座キャンドル三代目店主の「岩本忠」氏が手掛ける新たなレストラン。
日本の食文化「洋食」をもっと知り楽しんで貰いたいと一般社団法人 日本洋食協会まで立ち上げたという店主の考えから、洋食を中心にした、大人のお子様ランチのようなコースを楽しむことができます。
“銀座キャンドル”とは、、。1950(昭和25)年創業の老舗の洋食店が銀座にありました。。
当時、銀座キャンドルには三島由紀夫、川端康成などの文化人、著名人に愛されていたようです。
銀座キャンドル三代目当主、「TARO Azabujuban」店主「岩本忠」氏。幼い頃から料理に親しみ、焼肉店での修業からプロの道へ。建築デザインや飲食店運営に携ったのち、実家の店で研鑽を積む。その後、豊富な経験をもとに海外で飲食店を立ち上げ、ご活躍。帰国後、閉店したご実家の洋食店を麻布十番のバーで間借り営業し、評判を呼びました。
他にも全国展開の寿司チェーン店のSV、都内の老舗焼肉店、シンガポールやラスベガス、カリフォルニアなど、国内外で様々な業態の開発、開店に携わり、過去に手掛けた「SALON1950」は“ Figaro-Japon”のTokyo Restaurant BEST 10にも選出されています。
同じく手掛けるラーメン業態「麻布昊」は六本木、麻布エリアでトップの高評価。
※こちらのお昼時間は、「麻布昊」という、ラーメンを主体にしたお店になります。
日本で最初に供され、三島由紀夫や川端康成にも愛され、渥美清氏の大好物、美輪明宏には「宇宙一美味しい」とまで言わしめた「元祖!世の中で一番美味しいと言われるチキンバスケット」や人気のグラタンもコースに取り入れ、懐かしのメニューを数段進化させて提供します、と。
大好きだった、銀座キャンドルさんの復活を知り、ネットで予約しました。
以前は自由が丘にもあり、4店舗ほど展開していたようです。その後、麻布十番でテイクアウトの専門店がありました。
アラカルトでも可能でしたが、
スペシャリテが、いろいろ入った、“おまかせコース”をお願いしました。
【飲み物】
「丸七製茶、やぶきた牧之原 ほうじ茶」
「山崎天然炭酸水」
ノンアルドリンクも、充実していて、飲めない私も安心。もちろん、ワインもずらりとありました。
【招き猫】
レバームースと紅白なますが入った招き猫ちゃんの形をしたパリパリの最中。
レバーが苦手な方でもお召し上がりいただけます、とあるように、レバー独特の臭みが全くないのに、濃厚でコクがあり美味しいです。
【やま幸の鮪と3年熟成の赤酢】
洋食屋さんの握る寿司!初めてかも、わくわく。。
本日のやま幸の鮪は銚子産。その鮪を厚く切り出して、3年熟成した赤酢のシャリで握り、べったら漬を忍ばせて、西洋山葵を添えた至高の握り。
えー、めちゃくちゃおいしい(๑´ڡ`๑)お世辞抜きで。
※チェーン展開のお寿司屋さんのプロデュースもされています。
【豆乳と野菜だしのワンショット】
ショットグラスに入った、香り高い豆乳のスープ。丁寧にひいたブイヨンの美味しさに、豆乳の優しい味わいが合わさります。
【帆立と蟹味噌のマカロニグラタン】
フランスのエシレバター、北海道産の小麦粉「春よ来い」で作った、滑らかなベシャメルソースに、蟹味噌を合わせて、コクを加え、
肉厚の帆立とマカロニで作る熱々のグラタン。グラタン好きにはたまらない美味しさ(⁎˃ᴗ˂⁎)
銀座キャンドルの伝統の味をさらにバージョンアップした逸品です。
【元祖!宇宙で一番美味しいと言われるチキンバスケット】
薄衣を纏わせカラッと揚げた、表面サクサクの中しっとりと柔らかなチキン。
イメージは、品の良いチキンパネソテー風。
添えられたスライスオニオンの絶妙な辛味が主役のお肉を引き立てます。
レモン、マスタードソースも、お好みで。
お客様皆、フライドチキンには、もも肉が好きなのかと思っていたけれど、実はむね肉が人気であるとわかり、今は鹿児島県産の若鶏の骨なしむね肉を使用しているそうです。
【黒毛和牛の日本酒煮】
日本酒“赤酒”、赤玉ワインを使った、さらっとしながらも、艶とコクのあるデミグラスソースをベースにした黒毛和牛すね肉のシチュー。スプーンでもほぐっとほぐれる柔らかいすね肉。
ソースのコクに肉の旨味が、加えられ美味しさが倍増します。
ソースに、炊きたてご飯を合わせて。
美味し過ぎる、このご飯も新潟県魚沼産の銘柄“月明かり”。雪の下で熟成させるそう。
シェフ曰く、やはり洋食を考える上で、ご飯に合うことが前提、と。で、ベースには、ワインではなく日本酒を使ってみたら、相性よかった!と。
ガルニには、エシレバターで煮た人参、ズッキーニの天ぷら、じゃがいものフリット。こちらも火入れが良く、ほくほくと味わい深いです。
【童心に帰るオムライス】
たまごは、ふわトロのオムレツをのせるタイプ。チキンライスは、黒米に、ケチャップではなくデミグラスソースを使って炒めているのでめちゃめちゃ美味しい。
次回は、フルサイズにします!
【ラーメン】
「鶏油塩そば」
クリアな鶏のお出汁を使ったスープに、細い中華麺を合わせた、「麻布昊」人気のラーメン。上には、スペインの生ハム用の品種、赤豚“純粋デュロック種”を使い、低温調理をした後、炭火バーナーで仕上げた焼き豚の、大判厚切りを1枚。。
やや野性味のある風味に、赤身のジューシーさ、脂身の甘さがしっかり感じられ激旨です。
【日光の洋食屋の作るマカロン from 日光】
日光にある、老舗洋菓子とレストランのバン・マリーさんのマカロン。
ショコラ、抹茶、フランボワーズ、紅茶の4種類から選んだのがフランボワーズ。
いわゆる、艶々の光沢を際立たせた、マカロンリスというよりも、しっとりとしたジェノワーズに近いケーキ風。挟んであるのは、フランボワーズのクリームとショコラ。くどくなくて、ほっぺたが落ちました。
ご常連の方から、日光にあるレストランのマカロンが美味しいと伺い、本当に美味しかったから、送っていただいているそうです。
キャンドルと同じ家族経営ならではの温かい雰囲気のお店というのが、伝わリます。
【食後の飲み物】
「アイスコーヒー」
マダムが丁寧に淹れて下さった美味しいコーヒーです。
伝統の技法を使い、より進化させた大人の洋食を食べさせてくださる洋食店。
一皿のポーションは、少なめですが、食べていくと、その量が的確ということがわかります。
選りすぐりの食材を使い、丁寧に作り込んだ一品一品を鑑みるとコストパフォーマンスは良すぎると思います。
洋食屋さんというと、人形町や池袋にあるような大衆的なお店もありますが、その範疇とは逸脱した域にあり、岩本シェフの思いが詰まった、素敵なお店です。
シェフから、ご苦労話や、料理に対する熱い思いなど、たくさんのお話しを伺いました。
勉強になりました。
地元自由が丘、尾山台界隈のお話しで盛り上がりました!(笑)
他にも、人気定番メニューの一つ、1950年、銀座キャンドル創業時のメニューに載っていた『パイ・ア・ラ・モード』。シンプルにパイ&バニラアイストッピングした『アップルパイ』だそうで、そちらもぜひ次回に食べてみたいです。