Restaurant name |
Mitsuki
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Categories | Japanese Cuisine、Seafood |
Phone number (for reservation and inquiry) |
0857-23-2637 |
Reservation Availability |
Reservations Only
営業中のお電話はつながりにくい事がありますので、ご了承ください。 |
Address |
鳥取県鳥取市末広温泉町110 110ビル 2F |
Transportation |
457 meters from Tottori. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget |
¥15,000~¥19,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥20,000~¥29,999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (JCB、AMEX、Diners、VISA、Master) Electronic money Not Accepted QR code payment Not Accepted |
Private dining rooms |
OK |
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Private use |
OK |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
not allowed |
Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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鳥取旅行した際の2日目の夕食として、日曜日に利用させて頂きました。予約は1か月ほど前に電話で。その際にだいたいの予算感と、コースをご説明頂き、2種類のうち今回は「松葉蟹を含むコース」を選択。時価ではありますが、おおよそ35,000円~で、もう一つの松葉蟹づくしコースは55,000円~とのこと。
鳥取駅から徒歩8分程度、飲食店ビル2階のお店です。店内は檜のカウンター6席と個室、この日は偶然か私たち以外は鳥取県の常連さんと思われる2組。
《松葉蟹を含むコース 35,000円》
・親蟹(セコ蟹)の茶碗蒸し
まずは温かい茶碗蒸し。最初の1品目から蟹の身がたっぷり入り、優しく香るお出汁が美味しい。
・松葉蟹 お刺身
・蟹しんじょ
・焼き蟹、爪酒
横に添えられているのは柚子のように見えますが、完熟状態のすだち。完熟させることで、酸味がまろやかで柔らか。蟹の旨味をさらに感じることが出来ます。
・セコ蟹蒸し、りんご
これまたびっくりな創作的な一品。たっぷりの外子と身の下には小さく角切りにしたリンゴ。蟹の自然な甘さとりんごの爽やかな酸味が合わさり、大将いわくアップルパイ!
・爪蒸し(揚げ物NGなため、特別対応。通常は爪のフライ)
・爪しゃぶ、蟹味噌掛け
・蟹味噌酒
・蟹味噌リゾット、からすみ掛け
・蟹の殻出汁の汁物、白菜・ネギ、胴の身
・海老芋
8時間炊きなのに、全く煮崩れせず、このシルエットの美しさ。。。見て分かるように究極にシンプルで、これぞ引き算な技光る逸品。
・蟹の炊き込みご飯、小ねぎ、大根 香の物、みそ汁
蟹の身だけでなく、卵もたっぷり入った炊き込みご飯。鳥取県の蟹汁はあまり具を入れずに、大根のみが主流。この炊き込みご飯も具材はシンプルですが、それ故に蟹の旨味がぎゅーっと凝縮され、唸る美味しさ。この時点でお腹いっぱいでしたが、美味しすぎて手が止まらなかったです。2人で土鍋一合分と量もたっぷりで、残りはおむすびにして頂きました。
・北条ワインの炭酸ゼリー、ラフランス・紅まどんな、柿入り
最後はシュワっと炭酸の効いたさっぱりゼリー。中に入っている3種の果物はどれも濃厚な甘み。
松葉蟹を含むコースという題目でしたが、もはやほぼ松葉蟹でこの時期しか味わうことの出来ない貴重な松葉蟹をお腹いっぱいに堪能することが出来ました。鳥取県内や東京都内にも高級蟹料理店は多くありますが、こちらは松葉蟹そのものももちろん楽しむことが出来るのですが、それプラスアルファがあるなという印象。例えば、バターを使わず蟹味噌の濃厚さを活かしたリゾットや海老芋炊き、炊き込みご飯。今回は松葉蟹を最大限に活かしつつ、でも、ただそれをバーンと出すだけでないひと工夫。長年、京料理を学ばれた大将ならではの創作も加わり、コース全体の流れも素晴らしいと感じました。ここまで松葉蟹を堪能し、ボリューム満点で、お料理だけだと3万円代はかなり良心的。
他の方のレビューを見てみると、コース構成も毎年変わっているようなのでまたお伺いしたいと思います。ごちそうさまでした!