공식 정보
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점포명 |
Ryouriya Keshou
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장르 | 일본 요리、해물 |
예약・문의하기 |
050-5868-4971 |
예약 가능 여부 |
완전 예약제
ご予約はホームページの問い合わせより承っております。 |
주소 |
愛知県名古屋市東区泉3-14-3 ヨシコービル泉 1C |
교통수단 |
지하철 사쿠라도리선 “다카다케역” 도보 7분 다카오카 역에서 471 미터 |
영업시간 |
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예산 |
¥15,000~¥19,999 ¥10,000~¥14,999 |
예산(리뷰 집계) |
¥20,000~¥29,999¥10,000~¥14,999
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지불 방법 |
카드 가능 (VISA、Master、JCB、AMEX) 전자 화폐 불가 QR코드 결제 가능 |
서비스료 / 차치 |
サービス料 チャージ無し |
좌석 수 |
6 Seats ( 전세시에만 7명까지 가능) |
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연회 최대 접수 인원 | 6명 (착석) |
개별룸 |
불가 |
카시키리(기간을 정하여 빌려줌) |
가능 20인 이하 가능 |
금연・흡연 |
완전 금연 |
주차장 |
불가 |
공간 및 설비 |
세련된 공간,차분한 공간,카운터석 있음 |
음료 |
일본 청주(사케) 있음,소주 있음,외인이 있음,일본 청주(사케)에 고집,엄선된 와인 |
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요리 |
생선 음식을 고집함 |
이럴 때 추천 |
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위치 |
숨겨진 레스토랑 |
서비스 |
축하・서프라이즈 가능,소믈리에가 있음 |
드레스코드 |
세미 포멀로 부탁드립니다. |
홈페이지 | |
오픈일 |
2022.1.7 |
전화번호 |
052-908-2738 |
新潟の有名店の弟さんが名古屋でお店を開いたということで、新潟に縁の深い人主催の会に参加してきた。店主の渡邊さんは新潟のご実家が営む和食店で修業後各地で修業し、この1月名古屋でご自身のお店をオープンされたということであった。
泉の裏路地にあり、木の扉と看板があるだけのシンプルな門構えは隠れ家感いっぱいで入る前から期待を膨らませてくれる、そんなお店であった。
カウンターは縦長に6席のみである。ただ風防室等がなく扉を開けると外と直結しているので入口付近に座るとすきま風の影響を受けるようであった。この値段帯の高級店にはあまり見かけない造りである。道路沿いの1階に店を構えるということをあまり理解していなかったのかな??
さて全員が集まりコースのスタートとなった。この日のコースは「松」こちらのお店での一番高いものである。初めての店で一番高いコースを頼むのはあまり好ましくないことも知ってはいるが、この値段帯で名古屋で勝負に出たからにはそれだけの自信があるということなのだろう。
そうなら「材料の制限が・・・」との言い訳ができない一番上のコースをお願いするのが一番良いと考えたからである。
新潟のご出身なので日本酒は新潟の地酒をかなり取り揃えているようである。酒好きの友人はこれにはかなり高い評価をしていた。
さてこの日頂いた料理は
・名古屋コーチンの出汁の茶碗蒸し、上には対馬の煮穴子に甘めのタレ
・古伊万里の器に三河湾の蛤の酒蒸し、蛤の出汁を使ったジュレがけとホワイトアスパラ、
・1.2キロのノドグロの焼き物と酒蒸ししたかぶらと柚子の椀物
・師崎の1本釣りのカツオとアオリイカのお造り
・山口県産甘鯛の焼き物 出汁のジュレ、ライムピールの香り
・佐渡産600gの鮑和軟らかく炊いたステーキ、愛知県産の玉ねぎを添えて
・平貝の酢の物、加藤農園のフルートトマトと菜の花、ポン酢ジュレ
・真鴨の出汁で仕上げた飛騨牛と九条ねぎの椀物
・雲井窯で炊き上げたサクラマスのご飯
・デザート、文旦とネーブルオレンジのルマンドのアイス
であった。
最初の茶碗蒸しはトップバッターとしてなかなか美味しかった。甘いタレが穴子とよく合い良い食感に仕上がっていた。ただプロの作る茶碗蒸しとしてみると少々物足りなかったのも事実である。
蛤の酒蒸しも美味しかったしお造りも悪くはなかった。ただわさびは鮫皮で擦りおろしているようだが線維がかなり粗いのが気になった。わさびが太くて立派なだけに擦りおろしには十分注意しないと・・と思ってしまった。
そしてグジ(甘鯛)はうろこが全く立っておらず、単に固くて食べるたびにうろこがポロポロと取れ、歯の間に挟まり食感が悪いだけの代物であった。もっと立たせてパリパリに立たせないとグジのうろこは楽しめないものである。
また椀物はまぐろ節での出汁のようであった。これは好みの問題かもしれないが、京料理の薄味にに慣れている私にとっては少々苦手な出汁であった。
そして佐渡の大きな鮑の煮たものは素材が良いだけになかなか美味しかった。これは手間暇がかかっていて掛値なく良かった。今回一番良かったものだったかな。
また飛騨牛と九条ネギを合わせたものは悪くはなかったが、あまりにもありきたり過ぎて可もなく不可もなく、という感じであった。やはりこういう割烹では「驚き」も欲しいからね~~
総じて言えば悪いとは言わないが、外食するときの楽しみ、驚き、そして和食にとって大事な季節感をあまり感じることができなくて、何にフォーカスを当てているのかよく分からないものが多いように感じた。今回頂いたのは一番上のコース「松」なのでこれでは少々寂しいものがある・・・
まだまだオープンしたばかりのお店なので長い目で見ていきたいと思う。