イリュージョン担々麺 : Chuuka furumen

メンにちはー！普段はお米に合う食べ物が好きですが、炭水化物仲間の麺も大好きです。
ラーメンも食べ歩いている中で、驚いてしまったのが、六本木の「ふるめん」。
同じく六本木にある和食屋「ふるけん」が営業するラーメン店で、場所は六本木駅から溜池山王方面に坂をくだったところ。
駅としては六本木一丁目のほうが近いです。

【メニュー（クリックで拡大）】
和食屋がやっているラーメン店なので、やはり和食ならではのアプローチをしていて…
味はもちろんホスピタリティも良く、おしぼりや陶器のグラスが出てくるのは嬉しいところ。

【担々麺（950円）】
以前に醤油ラーメンや塩ラーメンも食べたところ、もちろんそれも美味しかったものの…
今回、驚いてしまったのが、こちらの担々麺で、なんと食べ進めるたびに顔つきが変わる！

言うなれば、イリュージョン担々麺と名付けたいほどで、最初の真っ白いスープは…
ゴマの風味がただようクリーミー＆マイルドなテイストで、豆乳のような優しい味わい。
芯のあるムチっとした麺は、ゆるやかなウェーブがかかり、スープを持ち上げてくれます。

しかし！それだけでは担々麺としてのパンチに欠けるところ、スープの中央に添えられた味噌を溶かしてみると、、
甜麺醤のような甘味と旨味、そして山椒のピリッとした刺激が加わって、デブリシャス！

ザクザクとした食感が心地よい根菜や、ムニっと柔らかい鶏チャーシューに加え…
担々麺と一緒に提供される高菜ラー油を、終盤になってからスープにぶっかけてみると…
今度はビリリとした直線的な辛さがプラスされ、さいごのさいごに担々麺として完成！
いきなり完成形が出てくるのではなく、食べ進めながら調味料を重ね合わせ、一緒にゴールを迎える食べ方が画期的です。

それはベースが和食だからこそ、無化調で旨味を重ね合わせる手法ができたのかも？

【煮穴子丼（500円）】
そして、和食ならではの煮穴子丼も攻めてみたら、こちらはいわゆる王道の丼になっていて…
ふっくら柔らかく煮つけられた穴子が、甘いタレ、シャキシャキな水菜、山椒とひとつに。

まぁ、穴子丼も美味しかったけど、ここはイリュージョン担々麺のみを推したいところ！
一般的な担々麺とは違う、新しいイケメン（イケてる麺）に出会って恋しちゃいそうでした☆


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