味良し、素材良し、サービス良しで欠点の見当たらない福島県が誇る素晴らしい名店です。。。 : HAGI

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The Tabelog Award 2021 Bronze 受賞店の『Hagiフランス料理店』へ伺いました。

場所は、常磐線のいわき駅よりタクシーで10分程の所にあります。

ここでシェフの経歴を少し。。。

Chef 萩  春朋 氏

福島県いわき市生まれ、辻調理専門学校フランス校料理学科卒

1996年 フランスで修業

2013年9月 フランス・パリのマンダリンオリエンタル・ホテルにてHAGIフェアーを開催

2013年10月 フランス共和国大統領府官邸・エリゼ宮の厨房に日本人として初めて入り、福島の食材を用いオランド大統領に食事を提供

2013年10月 モナコ公国宮殿にて福島の食材を用い、アルベール大公に食事を提供

2014年11月 農林水産省より料理人顕彰制度「料理マスターズ2014」の顕彰を受ける

2016年1月 いわき市農業貢献賞 受賞

2018年5月 第8回太平洋島サミットにて内堀福島県知事主催の昼食会の食事を各首脳に提供

2020年11月 農林水産省より料理人顕彰制度「料理マスターズ シルバー賞」の顕彰を受ける

と、素晴らしい経歴の持ち主です。

なお『Hagiフランス料理店』は、もう今年で20年になるそうです。

奥様とお二人でやられてるのですが、ご夫婦共々とても人当たりが良く朴訥で素晴らしい接客サービスです。よってとても居心地の良い空間です。

さて、料理の方ですが、素材はどれも近場のもので福島県産が殆どです。食材には相当な拘りを持たれてます。

この日は初っ端の『三陸の鮑とカリフラワー』から美味し過ぎました。これは鮑の口、頭、身の部分とカリフラーの料理でカリフラーソースと鮑の煮汁のソースが絶妙で堪りません。

『福島のぶどう海老とウド』は、ウドとべルガモットでマリネした獲れたてのブドウ海老を塩で頂くのですが、海水塩、ゲランド塩、会津の山塩を、身を三等分にした所にそれぞれに別々にかけて3種の味で楽しめるものです。

スペシャリテのメヒカリのフリットと野菜の自家製発酵豆乳ソースの相性もバッチリでした。

三陸の帆立貝のローストとオーガニック蕪のペーストにキャビア、黄人参の千切りとそのペーストも絶妙なバランスでした。

焼き立てパンとジャージー牛のバターもこの上ないコクで美味し過ぎですWWW

いや～～噂には聞いてましたが凄いレストランだと思います。近くにあったら毎月通ってますねWWW

ご馳走様でした。また季節を変えて是非伺いたいとおもいます。大満足の一夜でした。


なお、この日頂いたものは下記の通りです。

常磐の鮑とカリフラワー
『鮑は口、頭、身の部分とカリフラワー、カリフラワーソースと鮑の煮汁ソースで

コンソメスープ
『魚介類の出汁、魚を食べてる鶏の卵で作ったフラン、あおさ海苔』

福島のぶどう海老とウド
『ウド、べルガモットでマリネした獲れたてのブドウ海老は、海水塩、ゲランド塩、会津の山塩を別々にかけて3種の味で』

福島県産の香箱蟹
『1月～3月が旬の福島県産香箱蟹とオーガニックハーブ、菜の花、エディブルフラワー、セロリ、蟹コンソメのゼリーで』

いわきの鯖
『獲れたてのいわきの鯖、芹、芹のピューレ、根セロリのムース、福島産のりんごは小さく角切り』

福島県産メヒカリ
『メヒカリのフリット、野菜の自家製発酵豆乳ソースで』

三陸の帆立貝
『帆立貝のロースト、オーガニック蕪のペーストにキャビア、黄人参の千切りとそのペースト』

いわき産なめこ
『なめこのソテーと発酵大根』

フォアグラとあんぽ柿
『フォアグラとあんぽ柿、福島県産糀ソースと糀パウダー』

『福島県産ジャージー牛のバター』
100リットルから4キロしか作れないバター

焼きたてパン
『福島県産小麦粉の焼きたてパン』

福島県産エム牧場の短角牛
『短角牛、かぼちゃのペースト、芽キャベツ』

『ハーブティー』

小沢農園のとちおとめ(いちご)
『小沢農園のとちおとめを岩手の湧き水で作ったゼリーと』

小菓子
『ガレットブルドンヌとオランジェット、カヌレ、フィナンシェ』