クラシックフレンチの真髄。オマールエビのサラダとブレス鳥のヴェシー包みを頂きました。 : Ashiya Jiro

前回は普通コースでしたが、今回はなんとかなり気合が入った特別コース。能登牛プレミアムのビーフコンソメ。素晴らしいスタートでした。コンソメだけでも美味しいのに、牛肉がコロコロ入ってるのが最高すぎる。ここが天国ですか?

箸休めの3品の前菜を食べて、一つ目の目玉のオマールエビのサラダに。ここの名物料理らしく、臭くなりやすいオマールエビを生きてる状態から調理してサラダ風に。食べやすいのも最高ですし、変なエビ臭さが全くなく、食感も最高。これは丁寧な処理と絶妙な火入の結果でしょうね。素晴らしすぎです。オマールエビ料理で印象に残るのは珍しい。今までのベストはオマールエビのエビチリとかでした笑笑

2番目の目玉はブレス鳥のヴェシー！ なんと由来は豚の膀胱に入れて包み蒸しした料理からだと。実際の豚の膀胱ではありませんでしたが、その調理法のエッセンスは味わえました。本物の豚の膀胱使ったヴェシーも食べてみたいですね。ブレス鳥に肝を添えてさらにフォワグラのクリームソースとかぜいたく過ぎでした。

2回目にして真髄を味わえました。これは素晴らしい。また伺いたいです。


ビーフコンソメ A5の能登牛プレミアム

渡蟹とアボカドのサラダ
雲丹のフラン
ほうずき

オマール海老のサラダ

富山県産鮃のロール焼き 浅利のジュソース

ブレス鳥のヴェッシー包み 野菜とフォワグラ入りクリームソース

デザート フロマージュフランのムースに桃のコンフォート

アイスティー

焼き菓子

久々にクラシックフレンチを食べに。芦屋駅から少し歩いたところに入り口のわかりにくいレストランがあります。
元アランシャペル神戸の総料理長をしていた次郎さんは2012年本店の閉店に伴い神戸の支店も閉店になったため、東京の店を経て2年前に芦屋で店を開いたらしい。ご年齢はなんと75歳。

恥ずかしながらアランシャペルの名は知りませんでしたが、素晴らしい料理でした。

クラシックフレンチのカウンターは初めてかも。シェフとの距離感が近いのが嬉しいですね。

料理もすべて美味しかったです。鯛の身を棒状に丸めた料理が特に印象に残りました。あまりクラシックフレンチを食べない物だから逆に新鮮に感じる 笑笑

メインは牛の胸腺、リードボー。
柔らかい鳥みたいな食感。これはこれで美味しいがせっかくなので定番の鴨肉とか牛肉とか食べたいかも。

ワインもリズナブルで合わせて2万くらい。
ご馳走様でした。