西麻布で広東料理 : SHANGU

六本木駅から10分ほど、繁華街からは少し離れていて、西麻布で隠れ家のよう佇んでいます。

休日ランチに8800円コースを予約してお邪魔しました。

メニューは海鮮を中心としたこのような広東料理。

・アミューズ
　ホッキ貝とセリのシンプルなアミューズです。
　さっぱりとした味わい、アミューズらしい1品です。

・極上クラゲの冷菜入り前菜盛り合わせ
　（チャーシュー・豚バラ・クラゲ・シマアジ）
　チャーシュー、クラゲは中華の定番ですが、やはり味付けなど上品さが漂う美味しさです。
　そして豚バラは皮の部分だけ揚げてあり、この食感がとてもよいアクセントですね。
　それから、シマアジは中華風醤油で刺身としていただくなど、日本食とコラボの広東料理、とても美味しいです。
　前菜からこの味わいはすごいですね。

・北京ダック
　わざわざ盛り付け前の北京ダックを見せていただくサービスもあり、その後、盛り付けの料理を頂きました。
　北京ダックのしっかりとした味わい・風味は最高ですね。
　さすが定番の高級メニューだけあります。

・干し貝柱入りフカヒレの姿煮込み
　気仙沼フカヒレを使用した姿煮込みです。
　ある意味前半のメインディッシュです。
　やはりフカヒレの姿煮サイズで食べる食感は最高ですね。
　干し貝柱の風味、もやしの食感もよいアクセントとなっています。

・海鮮入り季節の野菜料理
　北海道アオリイカ、台湾エーサイの料理です。
　中華の野菜炒めは、香り良い油の風味と野菜の食感が決め手ですが、どちらも完璧です。

・厳選鮮魚の香港風香り蒸し（金目鯛）
　まずは、調理後の金目鯛をわざわざ見せていただき、その後、食べるサイズに盛り付けを頂きます。
　和食とは違う中華の香味が効いた金目鯛の煮付け、これは美味しいです。

・ズワイ蟹入りチャーハン 金銀仕立て
　北海道ズワイガニを使用したチャーハン、カラスミを金色のアクセントとして使用しています。
　蟹とカラスミの味わいがチャーハンによく絡んでいますね。
　チャーハンのパラパラ感も好みです。
　それから、店員さんのお薦めで金目鯛の煮付けのタレをチャーハンにかけると美味しいとのこと、最後にかけてみましたが、これがかなりの相性！
　やはり、店員さんのお薦めは絶対ですね。

・香宮特製 季節のデザート
　マンゴーメインです。
　マンゴー・マンゴーアイス・タピオカを組み合わせたパフェ。
　ちょっと贅沢なデザートです。

・クリームブリュレ
　最後にリンゴと紅茶ジュレがかかったクリームブリュレです。
　ラストを〆にはちょうど良い感じです。

全体的にどれも日本人に合った、とても美味しい広東料理です。

それから中国茶も食事に合いますね。
ちゃんと目の前で茶葉が開くのを確認して頂くお茶は風味も良いです。

場所からして、この価格は非常に良いコスパだと思いますし、非常に良い隠れ家店でした。