唯一無二 : CHIUnE

2022SILVER受賞

天才と称される古田シェフの『CHIUnE』に初訪店しました。

入口から店内への動線はモダンなホテルのようで、期待値が上がっていきます。

オープンキッチンのアールがかかった巨大なダクトに目がいきます。

やらしくない高級感がある店内はスタイリッシュです。

キッチンでの様子はヨーロッパのトップレストランさながらの風景、これも古田シェフの演出なんでしょう。

コース内容は下記の通りです。(⭐︎は特に旨いのマーク)

＊＊＊コース＊＊＊

香箱蟹ロワイヤル(茶碗蒸し)

⭐︎百合根とゆめぴりかのリゾット
絶妙の塩加減、優しいリゾット。百合根の甘さを再認識させられました。

⭐︎天然ほたてのカッペリーニ

•源助大根　
左側から右側にかけて味が変化していく、右側の方が塩味が増していく。

•チョリソー マッシュルームと茄子のソース

•白トリュフのコンソメスープ
香りがハンパない。

•平鱸 明石産 酢橘と蛤ソース

•原木椎茸 卵黄とソースを絡めて
よくレビューで見る一皿、潰した卵黄ソースを椎茸に乗せて一口で。

⭐︎真鴨炭火焼き 10年熟成の赤酢と鴨となめこのソース
側をパリッと焼いており、じわっと火が通った真鴨は絶品です。なめこをソースにする発想力に脱帽です。

•天城黒豚 2週間マリネ
スペシャリテの一皿、ワインもいいですがごはんが欲しくなる。

•フグの雑炊

⭐︎紹興酒アイスクリーム
紹興酒の風合いがしっかり残っているデザート、これも初体験の一品でした。
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一皿に中華•フレンチのテイストが見られますが、どちらかに偏ってはいない特別な世界観でした。

口に入った時のパンチ力は感じませんが調和させる、素材の持ち味が上品にまとまっている印象です。

レビューに書かれている食材と値段のバランスは確かに感じましたが、それを上回る技術が一皿毎に集約されていると受けました。

古田ファミリーのベースである中華が根底にあるのでしょう、唯一無二の料理を頂きました。

嫁も絶賛してくれていて、早めのクリスマスディナーを楽しみました。

次回が楽しみです。

写真撮影の縛りは無くなりましたがSNSに載せる料理は一皿までとの事です。

ごちそうさまでした♪