官方消息
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关闭
店名 |
Kajuaru Dainingu Yunizon(Kajuaru Dainingu Yunizon)
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类型 | 法式 |
预约・查询 |
050-5600-9319 |
预约可/不可 |
可预订
迟到的时候请联系。 |
地址 |
東京都文京区水道1-4-6 浅野屋ビル 1F |
交通方式 |
从有乐町线江户川桥站出口4徒步7分钟从JR饭田桥站徒步12分钟从神乐坂站徒步10分钟 距離江户川桥 624 米 |
营业时间 |
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预算 |
¥5,000~¥5,999 ¥1,000~¥1,999 |
预算(评价总数) |
¥3,000~¥3,999
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付款方式 |
可使用卡 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 可使用电子货币 (Suica等交通系电子货币、nanaco、WAON、iD) 可使用二維码支付 (PayPay、d付款、乐天支付、au PAY) |
服务费收费 |
无服务费 |
座位数 |
25 Seats ( 吧台3席,桌子14席,单间2间) |
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最大宴席可容纳人数 | 25人(坐位)、30人(站立) |
个人包厢 |
可能的 可容纳2人、可容纳4人、可容纳6人、可容纳8人 |
包场 |
可能的 可接受20人以下、可容纳20~50人 |
禁烟・吸烟 |
严禁吸烟 |
停车场 |
不可能 附近有投币式停车场 |
空间、设备 |
平静的空间,有吧台座位,有日式围炉座位,无障碍空间 |
酒水 |
有葡萄酒,有鸡尾酒饮料,对葡萄酒讲究 |
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料理 |
对蔬菜菜式讲究,对鱼类料理讲究,健康/美容食品菜单 |
此时建议 |
许多人推荐的用途。 |
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位置 |
神秘不为人知的餐厅 |
服务 |
可提供两个半小时以上的聚会,可提供庆祝・惊喜的服务(生日盘) |
关于儿童 |
接待儿童(接待学龄前儿童,接待小学生),提供儿童菜单 |
服装规定 |
休闲 |
开店日 |
2023.7.18 |
电话号码 |
03-5801-0144 |
昼前に飯田橋まで出向く用事があり、その後でランチを。
偶にはフレンチでもと思い、選んだの神田川沿いに数分行った所に昨年誕生したこちら。
お得なランチのコースが楽しめると言う情報から、一度寄ってみたいと思っていた。
この日は時間の算段が付くため、前日に予約を入れた上で向かう。
詳しい場所は駅では飯田橋と江戸川橋の中間辺り、神田川にかかる小桜橋の袂のビルの1階で、目立つ外観で知られたTOPPAN本社のすぐ近く。
植栽が施されたファザードは中々洒落ている。
ステップを2.3段上がったドアから入ると、左手には赤色が印象的な椅子が整然と並ぶテーブル席が14、右手にはフレンチでは珍しい畳敷きの小上がりが有り、掘りごたつ式の8席は障子で仕切れば2つの個室になる。
私は一番奥のカウンター前にゆったり目に並ぶ、3席の1つに通された。
店は40歳前後と思われるシェフであるご主人とマダム、それともう一人の女性で賄われている。
予約の際に「tonique」という2,970円のコースを頼んである。
卓上にはランチョンマットの上に、ナイフレストに置かれたカトラリーと小皿が並んでいる。
傍らに置かれたワインリストから、まずは「スパークリング」をグラスでもらう。
ブルゴーニュのリーズナブルな銘柄だが、決して悪くない。
コースはアミューズ・前菜・魚・肉・デザート・コーヒーとのことで、全くのお任せであるため大いなる期待を抱きつつグラスを傾ける。
*アミューズは「鰤のコンフィ」と「ポークのリエット」の盛り合わせ。
鰤は脂っぽさやクセが抜けて、ソフトな食感で旨味が凝縮。トマト風味のオリーブオイルのソースと、砕いたナッツの取り合わせも良い。
バゲットの上に盛られたリエットは、繊維がほどけてクリーミーな仕上がり。ピンクペッパーがアクセント。
*前菜は「特製ガレット」で、勝手に特製と呼んだのは内容が中々多彩で手が込んでいるため。
定法通りに四角に折り畳まれた中には、チーズのソースが敷かれた上にサーモンと生ハムのスライスが潜んでおり中央に温泉玉子が置かれ、周囲にはベビーリーフと香草類、さらに削ったパルメザンとエディブルフラワーの花弁が散らされてる。
少しずつカットして食べ進めるが、様々な食材の取り合わせとハーブの香りが楽しい。
ワインを合わせようと思ったが目に付いたのは「シードル」で、ガレットにはコレだろうと短絡的に頼む。
しかし実際はかなり甘口で、アルコール度数も低めのアップルサイダー的な1杯が登場。
これはメニューをよく確認しなかった私の失敗。
*魚料理は「鰆のポワレ トマトのクーリ グリル野菜添え」で、芸術的な盛り付けが印象的。
結構な厚みの鰆の切り身は塩麴に漬け込まれているとのことで、皮目はパリッと身はふっくらに仕上げられている。
ソースは炒めた玉ねぎなどにトマトを加えて煮詰めたクーリで、自然な甘みと柔らかな酸味が鰆とよく合う。
添えは野菜のグリルで、南瓜・新じゃが・蕪・丸十・ブロッコリーにそれぞれの持ち味を残した仕事が施されている。
これには白ワインを一杯もらう。
「バロンフィリップ シャルドネ」だったが、デイリーワインと言った感じだが美味しい。
*肉料理は「豚バラ肉と春キャベツのブレゼ」で、一旦塩漬けした豚バラ肉を旬の春キャベツと共に蒸し煮されている。
バラ肉はホロリと崩れるほどに煮込まれており、旨味が溶け込んだ煮汁を含ませたたっぷりのキャベツも美味しい。
これも旬もののグリンピースとの取り合わせも良く、スプーンを所望してスープまで余さず頂く。
これには赤ワインを合わせる。
これもバロンフィリップの「ラべリエールルージュ」で、果実味がありミディアムボディーで飲みやすい。
パンは温められたバゲットが出され、小皿にはオリーブオイルが垂らされた。
バターでは無くオリーブオイルを添える点に、既成のフレンチに拘らない傾向が出ている。
*デザートには「シフォンケーキ 桜のジャムとヌガーグラッセ添え」が出された。
自家製と思われるシフォンケーキは斑の無い仕上がり。
桜の花の塩漬けを使ったジャムは香り高く時期的にも粋だが、やや塩気が強く和菓子には向くであろうが、ケーキにはちょっと合わない気がした。
ナッツを混ぜ込んだヌガーを凍られたグラッセとの相性は良い。
「コーヒー」を啜りながら、起伏に富んだコースを振り返る。
充実したランチが楽しめた。
料理の出来に加え、繊細さが感じられる盛り付けも秀逸。
このコースが税込み3千円を切るのは、まことに良心的。
ワインを4杯付けても6千円ちょっとは、極めてリーズナブルである。
昼のコースはお任せであるため、シェフの創意が溢れている。
この日にコースを予約していたのは私だけだったようで、内容には遊び心も感じられた。
前菜に手の込んだガレットが出されたり、味も盛り付けもスタイリッシュな魚料理の後に、素朴で家庭的な肉料理が登場するなど、中々楽しませてもらった。
そこにはシェフの確かな技術力と抽斗の多さが垣間見える。
後客には近隣のOLや子供連れの主婦などが続々と入店し、ほぼ満席の状態。
簡便なワンプレートランチでも丁寧な仕事が施されているようだ。
ほぼワンオペで対応するシェフは忙しそうだが、卒なくこなしているのは立派。
夜はさらにシェフの多彩な技が期待できる。
リストに並ぶワインも手ごろな価格で、ビストロ的に気軽の寄るのも楽しそう。
トッパンホールにはコンサートで訪れることが有り、その折にでもまた寄りたい。