Official information
This restaurant is registered on Tabelog as a corporate member. Business information is released by the staff.
Restaurant name |
Miyasu
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Categories | Steak、Hamburger steak、Yoshoku (Japanese style western cuisine) |
Phone number (for reservation and inquiry) |
078-391-3088 |
Reservation availability |
Reservations available |
Address |
兵庫県神戸市中央区下山手通3-2-19 淡路交通ビル 2F |
Transportation |
5-minute walk from JR Motomachi Station East Exit 7-minute walk from JR Sannomiya Station West Exit 5-minute walk from Hankyu Kobe Line Sannomiya Station West Exit 5-minute walk from Hanshin Main Line Motomachi Station 336 meters from Motomachi. |
Opening hours |
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Average price |
¥15,000~¥19,999 |
Average price(Based on reviews) |
¥15,000~¥19,999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) Electronic money Not Accepted |
Table money/charge |
サービス料 10% |
Number of seats |
35 Seats |
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Private rooms |
Available For 8 people Reservations for private rooms are available upon request for parties of 8 to 12 people. |
Private use |
Available For 20-50 people |
Non-smoking/smoking |
Smoking allowed The revised Health Promotion Act for passive smoking prevention has been in effect since April 1, 2020. Please check with the restaurant for the most up-to-date information. |
Parking |
Unavailable There is paid parking nearby |
Space/facilities |
Relaxing space,Counter seating |
Drink |
Wine,Cocktails available,Particular about wine |
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Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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Location |
Hideout |
Service |
Celebrations and surprises,Take-out |
Website | |
Remarks |
Books to be featured: ・Still a legitimate restaurant by Yasuo Tanaka ・Continuation of the mastery of taste: The masters who create and cultivate the taste of Kansai by Mamoru Shigemori ・Taste stories of the delicious food detective: Kobe's gourmet food of the past and present by Mitsuo Shimada, Yoshihiro Tsunoda, Food Research Institute |
◆2度目です。もう5年以上前にいただいた時のことがいまだに忘れられない,そんなお店です(そうそう行けるようなお値段でもないのです)。値段のことはここでは止めておきましょう。そういうことではなく(高かろうが)食べると決めた以上,間違いのないしっかりとした「ステーキど真中」が食べたい!!そう思うのなら,このお店で間違いはありません。サーロインやテンダーロインはきっと旨いのでしょうが,今の私には(どんなに良質の脂肪であれ)重すぎるので,きょうはフィレ肉です。けどたっぷり贅沢に250g!ミディアムレアでお願いしました。以前に比べて,塩胡椒が少し薄味気味に焼きあがってきます。それはそれでいいのです。テーブルにある粒塩をゴリゴリと削り,マスタードを少し付け,また別の肉片には温めて供されるグレービーソースを付け...といったふうに,少しずつの断片を飽きのこないやり方で,ほいほいと口に入れていくと,切れ目のない幸福感(口福感)が波状攻撃のように押し寄せます。ベースにあるのは脂ではなく肉そのものの「旨味」なのですから,そう簡単に飽きはきません。ここが「脂質」と異なるところでしょう。◆みやすのステーキが旨いことは以上のごとくですが,もう一つ,ぜひ付け加えておかなければならないこと,それはここの「コースが旨い!」ということです。昔ながらのちょっと懐かしい,しかし取り澄ました今風のオシャレなコースではなく,どっしりと安心できる「料理の良心」を味わえるコースです。スモークサーモンも生ハムも(塩の具合などは今の軽め(生っぽい感じ)ではなく昔のしっかりとした塩の効き方),季節を感じさせるマッシュルームのポタージュも美味しくいただきましたが,やはり特筆すべきものは「コールスロー」と「ガーリックトースト」でしょう。◆古典的なフレンチドレッシングにマスタードの辛味を効かせ,ベーコンパウダーをふってコクをプラスしたコールスロー,パンの本体にはしっかりとニンニク風味のバターを含ませながら表面を炭火でカリッと焼き上げたガーリックトースト!いくらでも食べられそう(だけど3切れで止めときましょう,お肉が後から来るので)。ライスかパンかそれともガーリックトーストか,と尋ねられますので,どうかガーリックトーストをお試しあれ。◆最後に供されるデザートはバニラアイスorレモンシャーベットorプリンorアップルパイの4択。私はついアップルパイに惹かれ,そういう選択になって,もちろんそこに間違いはないのですが,ここらしさを味わいたい方はぜひ「自家製プリン」をどうぞ。昔,お母さんが,「暮しの手帖」に載ってたホテルのレシピを研究しながら,カラメルソースを作るのに鍋を1つダメにしながら,卵液をさらしで濾しながら作ってくれた,懐かしい味(もちろん素人くさいのではなく,昔のホテルの高級な味)をたっぷりした量で味わうことのできる逸品です。◆ああ...次はいつになるのかなあ,そんなことを何年も思いながら,またここに帰って来たい....遠方に住む人間としてはそういう思いを抱けるお店がここに1軒あるってことは,素晴らしいことだと思うのです。ごちそうさまでした。