店名 |
Syu Hai(Syu Hai)
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类型 | 日式小酒馆 |
预约・查询 |
018-863-1547 |
预约可/不可 |
可预订 |
地址 |
秋田県秋田市山王1-6-9 |
交通方式 |
从秋田站乘出租车10分钟左右。徒步35分钟巴士10分钟 距離泉外旭川 2,003 米 |
营业时间 |
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预算(评价总数) |
¥8,000~¥9,999
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付款方式 |
可使用卡 (VISA、JCB、AMEX、Diners) |
个人包厢 |
可能的 可容纳4人 |
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禁烟・吸烟 |
抽烟与禁烟分区 吧台禁烟 自2020年4月1日起,有关被动吸烟对策的法律(修订后的《健康促进法》)已生效,因此请在访问前与餐厅联系,并且可能与最新信息有所不同 |
停车场 |
可能的 |
空间、设备 |
时尚的空间,平静的空间,座位宽敞,有吧台座位 |
酒水 |
有日本清酒,有烧酒,有葡萄酒,对日本酒讲究 |
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料理 |
对鱼类料理讲究 |
此时建议 |
许多人推荐的用途。 |
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位置 |
神秘不为人知的餐厅,家庭式餐厅 |
网站 | |
备注 |
电话预约从13:00开始 |
秋田駅からは山王地区までは歩いてくると40分ほどかかりますが、秋田県庁がある行財政の中心地で、とても広い運動公園もあり、美味しいものを出す飲食店もたくさんあります。
我々観光客は、秋田駅周辺から川反エリアまでくらいしかなかなか行きませんけど、これから山王界隈も開拓したいものだと思っています。
まだ数軒しか行ったことがないものですから。
で、これまで何度か酒盃には予約の電話をしているのですが、大抵いつも満席でこれまで一度も伺ったことがなく、今回漸く訪問が叶いました。
これまで一度も予約が取れなかったので、試しにワイフにお願いしてみたら一発ツモでしたw引きが強い。
でも予約のみ&コースのみという居酒屋なので、それってそもそも居酒屋じゃないでしょと思う気持ちもありますw
街中の雰囲気を味わいたくて歩いてきたかったのですが、生憎の小雨模様、冷たい雨が降る中ではタクシーで行くしかなかったのが少し残念です。
でも駅前でタクシーに乗って酒盃までと言えば連れて行ってくれるので、有名店は楽ですw
入口の渋い看板を確認し、引戸を開けると靴を脱いで予約名の書かれている下駄箱にしまいます。
出迎えてくれたスタッフに続いて奥に進み、個室に通されました。
ご主人の居るカウンターが良かったんでけど、予約が取れただけで良しとしなければなりません。
それにカウンター席はかなりの狭さですから、個室で十分です。
黒光りする太い梁と柱で構成された室内は、民藝調の落ち着いた雰囲気、掘り炬燵に昔懐かしい石油ストーブで温められており、子供の頃に過ごした母の実家を思い出しました。
同じく清掃が行き届いて飴色に光る落ち着いたテーブルには、メニューなどが整然と揃えられており、客を丁寧に持て成そうと云う雰囲気です。
居酒屋というより、昔ながらの割烹というか民藝調の蕎麦屋な印象ですね。
ではテーブルに備えてあるメニューを見ながら、酒肴をお願いしましょう。
どれも美味そうで、楽しみです。
店内は満席のようですが、個室になっている所為か特に騒がしくもなく、落ち着いてゆっくり飲み食いできそうですよ。
BGMにグラント・グリーンが流れているのは、店主の趣味でしょうか。
まず出てきたのは箱膳と言われる酒盃の名物、酒肴の盛り合わせです。
本日は牡蠣のオイル漬、鰊の旨煮、秋田牛の時雨煮、三関の芹の白和え、ぎばさ、〆鯖の卯の花和えの六種で、小鉢&小皿に盛り付けられてミニマルな様式美を感じさせるプレゼンです。
ワイフは好きな刈穂、私はあまり呑んだことのない福小町をそれぞれぬる燗でお願いして、箱膳をいただきます。
ぎばさはあかもくのこと、ぬるっとした食感で出汁が効いておりスターターにはぴったりですね。
芹の白和えは上品な甘味があり、芹のほろ苦い旨味と良いバランスです。
秋田牛の時雨煮は強くて濃いです。これは酒にぴったりだから取っておこうw
牡蠣のオイル漬けは美味しくて一口で行っちゃいましたが、酒の摘みなんでゆっくり食べたほうがより美味しいですw
鰊の旨煮は牡蠣の反省を経てちびちびいただきました。
そして〆鯖の卯の花和えは春を感じる一品、強めに締めた鯖の歯触りと柔らかな卯の花の円やかさがベストマッチです。
続いてお造り、黒そいが入っているのが秋田らしいですね。
上品な甘味に昆布締めたかのような強い旨味、噛むごとに美味しくて幸せな気分になりますね。
他には真鯛に鰯に真烏賊が乗って、秋田の冬の味覚オンパレードです。
特に鰯は身に甘味があって素晴らしく美味しいですし、真鯛は身が締まっているのにしっかり脂があり、真烏賊はねっとり甘いです。
ではワイフは春霞を熱燗で、私は秀よしの純米山田錦の冷酒&雪の茅舎を熱燗でいただきます。
石油ストーブが暑くて死にそうなのでw勝手に消しました。
お次は朧豆腐が出てきました。
海老のそぼろ餡がとても上品な醤油味で、旨味たっぷりです。
居酒屋らしい美味い酒肴ばかりで、やはり居酒屋は料理の腕が人気を左右するんだなと。
酒をのんびり楽しむことができる店ですね。
酒肴が美味くてマイペースで呑み、話し、寛ぐことができます。
話に花が咲いていると今度はカクテルグラスに何やら入って登場。
お、だだみかぁ、紅葉おろしに小葱にポン酢ジュレ掛け、これは完璧な秋田酒肴です。
濃厚なのにさっぱりとした旨味、日本酒がどんどん無くなります。
もうここに一升瓶置いておいて欲しいくらいですw
今度は天麩羅です。
万願寺唐辛子、山内人参、八郎潟の公魚、穴子に蕗の薹というこちらも完璧な地物ラインナップ。
山内人参は熱を加えるととても甘くなりますから(今日市場で買ったし)、まさに天麩羅にはぴったりの食材ですね。
公魚は関東近郊だと河口湖とか山中湖が有名ですけど八郎潟で釣れるとは。
一度寒さを我慢して公魚釣りに挑戦したいものですw
蕗の薹は苦甘く一転して春の味わいと香り、万願寺唐辛子と一緒に爽やかな辛味と苦味を楽しみます。
秋田って、本当に豊かな土地だよねぇ・・・また実感w
夏田冬蔵を温燗でいただいていたら、今度は石のプレートが置かれて固形燃料に火が入りました。
お、焼物はなんだろう・・・おお!ここで比内地鶏の登場です。
ピカピカの皮にせせり、艶やかな砂肝、卵管とレバーと抱き身が1枚&1つずつきれいに並んでいます。
これ、追加できるんだよねw
早速焼いていただきます!
塩胡椒してあるので焼くだけ簡単、プレートに乗せて待ってるだけで良い。
捌きたてかと思うくらいフレッシュな比内地鶏は皮の旨味、砂肝のしゃりしゃり感、レバーの濃厚さが楽しめます。
あー焼鳥食いたいwと思いつつ(焼いて喰ってるけど)抱き身とひも=卵管を焼いて内臓と肉の旨味を堪能しました。
一番美味しかったのはせせりですね。
肉の締り具合も弾力も、味の濃さも申し分なしです。
自分で焼くとさらに美味しく感じますねw
蕎麦の実を散らしたとろとろの出汁に浮かんだ揚げ出し豆腐が出てきました。
山芋が隠れていて、しゃりしゃりととろとろが同時に楽しめます。
ふくたちと茄子も良い味出してますね。
汁物?と日本酒って案外相性が良いもので、夏田冬蔵を熱燗にしてもらってさらに呑みます。
あれ、鶏眼(鶏団子)の汁椀が登場、揚げ出しは椀物じゃなかったのかw
上品な薄味でお腹が落ち着きます。
椎茸と焼葱だけでこれだけ美味しくできるんだから、鶏眼の出汁もしっかり出ているってことですね。
あ〜呑んじゃうw
もう少し飲みたかったので、福小町を冷酒でもらって自家製がっこの盛り合わせをいただきます。
お馴染みの沢庵に山内人参、赤蕪、胡瓜、牛蒡がきれいに並んでいます。
どれも美味いけど、山内人参の甘さと牛蒡の滋味が印象的でした。
胡瓜も程よく水分が抜けて美味くて濃いがっこに仕上がってます。
では、この店では必ず食べるという締めの蕎麦をいただきます。
挽き包みかと思ったら更科系の細めの白い蕎麦でした。
やや柔くて辛汁も弱めではありますが、蕎麦屋じゃないんだから十分です。
とても満足しました。
外はまだ雨が降っており、タクシーを呼んでもらうことにしましたが、まだ時間も早いのでもう一杯どこかで引っ掛けてからホテルに戻ろうと思います。
大変雰囲気のある居酒屋でした。
じっくりと酒肴と酒が楽しめて申し分なしです。
ただ、サービスというか接客は丁寧でしたが、若干上滑りしている印象を持ちました。
丁寧なんですけど、言われた通りにやっている感じw
雰囲気は抜群なんですが、最後まで居酒屋な感じが希薄というか・・・
店主の顔が(物理的にも)見えない居酒屋って如何なものかと思いました。
県外&海外からの客が来るには抜群の観光名所であることは間違いないでしょうね。
ご馳走様でした。